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2006年1月23日 (月)

05年度赤本NG大賞

 センターが済んだら、次はそれぞれの大学の過去問だ。過去問といえば赤本だ。というわけで、今年もやってきました。05赤本NG大賞!この賞は、毎年、当該年度の赤本の解答解説の中で、もっとも感動的な間違いをした筆者に送られる賞です。審査基準は、モチロン、厳正な、ワタシの主観です。~o~

 今年度の輝けるNG大賞は、ジャーン。「中央大法学部政治学科」の筆者さんです!

 なにしろ、問三「『給ふ』は誰が誰に敬意をあらわしたものか」という設問に対して、「会話文なので、話し手から聞き手への敬意となる」って解説してやがんの。すごいですね~。

 何がすごいかというと、通常、こうした敬意の方向を問う問題に関しては、まず、該当する敬語が「尊敬語」か「謙譲語」か「丁寧語」かを区別して、それから、「尊敬語」なら主体への、「謙譲語」なら客体への、「丁寧語」なら対者への敬意を表すと考えていかなきゃいけないのに、このお方は、尊敬語・謙譲語・丁寧語を全く区別せず、すべて、会話文の敬語は「話し手から聞き手への敬意」を表していると思っているらしいんですな。

 これでは、例えば、深津絵里ちゃんの三蔵法師が香取慎吾の悟空に「お釈迦様がおっしゃったのだ」というと、三蔵から悟空に敬意が払われてしまうことになるのだ。ちょっと想像すれば、ありえないだろ、ふつー・・・・。

 さらにアクロバチックなのは、そんなデタラメの解説なのに、何故か解答が当たってる!もー、神業!円周率=3で計算して答えが当たるのと同じくらい奇跡的。これは、もうNG大賞に十分値しますね~~。~o~

 なお、次点は、同じく「中央大学経済学部A産業経済・国際経済」の筆者さん。問五の解答解説のお粗末さは、ちょっと感動的なのですが、やっぱ大賞受賞作品の「奇跡の的中」に比べると感動が弱いかな。~o~

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