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2006年3月 8日 (水)

予備校屋から見た正しい予備校の選び方その三

 仕事で、一時的に東京に帰っています。こういう時は雑用が山のようにあって・・・・。

 さて、昨日書いたような地域性を踏まえて、その子供の住む場所別に予備校選びを考えてみましょう。まず、地方中小都市、またはその近郊に住んでいる場合。この場合は、近くの地方大都市、または東京大阪に出てきてしまうのが良いでしょう。その際、何が何でも東京、という受験生が多いのですが、むやみに東京へ出れば良いというものではありません。自分の第一志望の大学が地方にある場合は、その近くが望ましいです。第一志望の大学近くの校舎は、その大学の志望者も多く、モチベーションを高めやすいのです。また、予備校からの情報も得やすいですし、その大学に対する対策講座なども催されたりするので、かなり、お徳です。

 また、地方大都市、またはその近郊に住んでいる場合。その地方大都市に進出している大手予備校を選ぶのが良いでしょう。この場合も東京へ出たがる人が多いのですが、東京へ出るのは、金銭面からも時間的な面からも、また精神面からも、大変です。

 では、東京大阪近郊の衛星都市やベットタウンに住んでいる場合は。この場合、近くの大手予備校の校舎に行くのがお徳です。東京大阪の中央にある校舎は、一部のトップレベルの受験生、または、モチベーション的に問題のある受験生には有効ですが、普通にマジメな人にはあまり得ではありません。②の地域の校舎は、中央校舎に比べて面倒見の点で優れているし、毎日の通学時間も馬鹿にならないロスのはずです。

 実は、あらゆる予備校で一番お徳なのは、②の地域にある大手の校舎なのです。講師の力は①とほぼ変わらず、大手の受験情報を入手でき、しかも少人数になりやすいので大変面倒見が良くなります。それで通学時間も節約できるんなら、言うことありませんよね。

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