サカオタ百景
暇になると、サカオタのサイトを時々覗きます。
http://www.nippon12.com/nippon.html
この人達、かなりアツく日本代表を語る人達で、このサイトは、共感できるご意見、立派なご意見、リアルタイムのニュースやためになる薀蓄などがあふれている一方で、時々、とっても面白い人達に出会います。
一般に、サカオタは二種類に分かれます。サッカー経験者と未経験者です。このうち、サッカー経験者のご意見は、やはり重みがあります。スキーで言えば、実際にレーサーとして実績があったり、指導員だったり、競技会で成績を出していたりする人達。身をもって体験したことを語るから無理がありません。
しかし、サッカーの場合、サッカー未経験者のサカオタというのが数多く存在しています。かくいうワタシもその一人なのですが、日本の場合、かつてマイナースポーツだったこともあり、サッカー施設が十分でなかったこともあって、どうしても学校の授業以外ではサッカーしてないって人が多いんですよ。んで、この人達が面白いんですな。
こういう人、スキーだとまず大きな顔が出来ません。やはり、スキーの場合、実際に自分で出来ない人間は何も語れないんですな。もちろん、スキー界でも脳内スキーヤーみたいな人はいるんですが、スキーの場合、理論化がまだ不十分なこともあって、理論武装だけで語れることは限られちゃうんです。
ところが、サッカーは、かなり事情が違います。まず、見るスポーツとしての規模と歴史があるということ。「1974年西ドイツWカップの時のヨハン=クライフは・・・」とか「1982年スペイン大会二次リーグで、ジーコをマークしたイタリアDFは・・・」なんて話をリアルタイムで見た人が語っちゃったりすると、かなり重みがあるわけです。
加えて、サッカーはかなり戦術理論化が進んでいます。そのため、自分ではほぼサッカー未経験者でも、一流の監督になれたりします。有名なのはチェルシー監督のモウリーニョとかアメリカ代表の現監督ブルース=アリーナ。アリーナなんて元ラクロスの選手ですからねえ。
さらに加えて、日本の場合、サッカーがTVゲーム化しているのがデカい。「ウイニングイレブン」とかで擬似監督体験がいくらでも出来ちゃうんですよね。そうすると、本当に監督気分になっちゃうらしいんですな。
んで、時々面白い人達が出てくるワケで、「オレが監督ならこうするんだが、ジーコじゃ期待できないナ」などとマジメに語っちゃったりするんです。ス、スゴイ!! 見た瞬間、噴き出しそうになりました。これって、スキーで言えば、スキー教程読んでちょっとスキービデオを見たくらいの人がその気になって、「公宣は下手クソだ。オレならこう滑る」「ステンマルクの言ってることはデタラメだ、オレはこう思う」みたいな、モノスゴイことを言い出すのと同じです。もう、こうやって仮の話として書き込むだけでも冷や汗が出てきそうな、恐れ多い物言い。~o~;;;;
こういう人達が時々ショッキングで噴飯モノの発言をしてくれるので、このサイトのウォッチングはタマラナイんですワ。これからも期待してまっせ、2○h君。~o~
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