キウイ日記~ホワイトアウトにブラインドスキーを思う
Mt.Huttオープン。さあ、今日は気持ち良く滑らせてくれるだろーと思って山に上ってみたら、今度はガスだよ・・・。~o~;;;;;;
風がないのは良いのだけれど、ガスが一面に垂れ込めて、霧雨のような小雪。しかも動いているのは、中腹までの四人乗りリフトのみ。いやはや、なかなかスッキリ滑らせてくれないね、今年のHuttは。
このガスというのは、スキーヤーには一番困る。なにしろ見えないんだもん。辺りが見えないだけではなく、雪も白、ガスも白なので雪面が見えない。おまけにガスはゴーグルの表面に凍り付いて、視界を真っ白にしちまう。こうなると、回り全部が真っ白で上下左右の感覚がなくなるホワイトアウトという状態に陥りやすくなるのだ。
ホワイトアウト状態になると、平衡感覚がオカシクなるので、もうあっけないくらいコテンとコケる。今日も止まりかけの超スロースピードで二度ほどコケた。んで、コケながら思ったんだけど、ホワイトアウトでコケちゃうんなら、ずっとブラックアウトしてるはずのブラインドスキーの人って、どうなんだろ、ってこと。多分、我々がホワイトアウトする瞬間ってブラインドスキーに近いんだと思うのだが、ブラインドスキーの人はそれでもちゃんと滑っている。不思議。
ブラインドスキーヤーには、よく、ヘルプの人がついていて、音で進路を示したりしているが、彼らが外界から得る情報はそれだけのはずなのだ。それだけで、けっこうなスピードで滑れちゃうし、旗門くぐったりしてレースもできちゃう。コレって、もしかして、トンでもないことなんだよな、やっぱし・・・。~_~;;;;
などと思考を重ねながら、午前中滑ってはみたのだが、ブラインドスキーヤーほどの平衡感覚も根性もないオイラにゃ、この天候の中でのスキーは、ただただツライだけ。昼飯食い終わったところでユウと相談して、今日は早上がりってことになったのであったぁ~。
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