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2006年7月23日 (日)

ラーメン屋と予備校屋 

 今日は、世間様は日曜とかだそうですが、夏期講習期間の我々にはまったく無関係。朝の電車が空いているのは結構なのですが、休日ダイヤなので、本数が少なくなり、少し早めに家を出なければなりません。おまけに、午前の仕事終了後、移動の前に横浜駅周辺で昼飯を食おうとしたのですが、駅周辺は何処の店も、お買い物にお出かけの奥様方で一杯。なんてことのない中華料理屋でも表で並んでるんだもん、やんなっちゃうよね~。俺ゃ今日まだ仕事があるっちゅうの。

 仕方ないので、駅地下街のちょっとハズレにある久留米ラーメンの店へ。さすがにココは入れました。この店は、横浜へ行くとよく利用しているところで、実は、一昨日も行ったのであまり使いたくなかったのですが、背に腹は代えられません。いつもは平日利用なのですが、なかなかクオリティの高い九州ラーメンを食わせます。麺の茹で加減がいかにもいかにもという硬さ。本場博多の名店「長浜ラーメン」のようなアルデンテ。

 この博多「長浜ラーメン」の麺を初めて食べた時は、驚きました。口の中に入れた瞬間に、絶対この店のヤツはオレに悪意を抱いていると確信しましたから。兎に角、ラーメンの麺とは思えないくらい硬い。口の中でボキボキ音がしそうなくらい硬いんですよ。それが本格的な博多ラーメンの標準的な硬さなのだとは後で知りました。これって、食べ慣れるとけっこう病み付きになるんだよね~。この横浜の店は、関東では珍しく、その本場の硬さに限りなく近いんですよ。

 んで、ラーメンとギョーザを頼んだんだけど、日曜日で忙しかったということでしょうか、店のお兄ちゃんボケてやがって、ギョーザが何時までも出てこない。ラーメン食べ終わった頃に出てきたんですが、これが、途中で気づいて慌てて焼いたとみえて、見事な焼き損ない。見た瞬間に「うぬぬ!」と唸り、海原雄山となって席を蹴ろうかと思いましたが、まあ、平日に来た時にはこんなことはないと判っていたので、我慢して全部食べてきました。ワタシは、あの店をある程度信用しているので何事もありませんでしたが、初めての客だったら、トラブルになってるか、少なくとも、二度とあの店には行かないでしょうねえ。

 翻って、夏期講習中の我が身のことを思うと、ほとんどが初めてのお客さん。考えてみりゃ怖いよね。普段、教えている子達には、ちょっとくらいのヘマは見逃してもらえるだろうけど、一見さんはキビしいんですよ。一発のヘマが評価を決めてしまう、サービス業のツライところです。

 「サービス業」。最近、この言葉がちょっと気になっています。が、もう夕方の授業が始まる時間なので、続きは明日。

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