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2006年8月 6日 (日)

小粋でハイレベルしかしてその実態は…

 昨日から吉祥寺の校舎で夏期講習第四ラウンドです。この吉祥寺という町、割と好きです。駅前が雑然としているのですが、気の利いた飲食店が揃っていて。気取って高級そうだけど、いまいちコストパフォーマンスの悪い自由が丘と異なり、コストパフォーマンスも良く、それでいて小粋でハイレベル。

 昨年から、この吉祥寺の校舎に出講しているのですが、生徒さんも昨年に比べてハイレベル。ずいぶん良くなりました。今回の講習でもかなりレベルの高い子が数人受講しています。

 こういうのって実はちょっとやり難い面があります。全員のレベルが高いなら文句ないのですが、数人だけレベルが高いというのは・・・。その子達を意識せざるを得ないのは間違いないんだけど、その子達を意識して基礎的な部分の説明を飛ばすと、一方に悲しそうな顔で授業を聞いている出来ない子もいて・・・。このあたりが夏期講習の難しいところです。良く出来る子の知的好奇心を満足させつつ、それほど出来ない子のために基礎的な説明で手を抜かないようにしなければ・・・。なんだか、結局、どっちつかずになりそうな予感。授業アンケートが今から楽しみです。~o~;;;;

 仕事の後、行きつけの居酒屋さん『時代屋』で一献。ここの親方は若いのにかなり日本酒マニアで、通い続けるうち、メニュー外の酒をいろいろと用意してくれるようになりました。昨日も、秋田浅舞酒造の『天の戸 亀の尾純米吟醸生』なんていうけっこうレアなものをいただきました。コレってどこがレアかというと、まず「亀の尾」という米がレア。これって「夏子の酒」のモデルになった新潟久須美酒造が復活させた幻の酒造好適米で、生産量も当然少ないわけですが、「亀の尾」で仕込まれた「天の戸」って聞いたことなかったんですよ。加えて、それが「生」ってのもレア。しかも、レアなだけじゃなくて、当然んまい!「生」っぽさはあまり感じられなかったけど、とにかく旨味が深い。ハイレベルな酒でした。

 んで、その後、鳥取諏訪酒造の『諏訪泉 16年古酒』というのを取り出して来てくれて、「コレもらいモンなんだけど、どう?」ってお猪口に一杯ついでくれました。

 ワタシは元来、この古酒ってのをあまり評価していません。日本酒を長期保存した酒なのですが、まずこの保存がタイヘン。うっかりすると酢になっちゃいます。おまけに古酒の研究はまだまだ進んでないので、どんな酒をどのくらい保存したら美味い古酒が出来るのか、まったく判っていません。古酒に向いていない酒も当然あるワケです。このあたり、ワインやウイスキーとは全く事情が異なります。

 ところが、古酒造りの手間から、値段は高価にならざるを得ません。造り手さえ手探り状態で造っている酒なのに、珍しさも手伝って異常な高値がついたりするんです。一升数万円くらいは珍しくなく、今年、茨城の「郷乃誉」の古酒は、一升数十万の値がついたとか。

 んで、それだけ美味いのかというと、ワタシはいまだ、感動するほど美味い古酒というのを飲んだことがありません。~o~ 今回の『諏訪泉16年』も、時代屋の親方には申し訳ないけど、「ああ古酒だな~」という感じ。苦労して16年も保存しなくたって、出来た年に飲んどきゃ多分もっと美味しかったんじゃないかしらん。~o~;;

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