吹雪、ガスのちスキー
昨日、夜の間に降るだけ降っちまって、と書いたら、本当に夜の間に降るだけ降って、朝になったら晴れていたのでビックリ。ああ、やっぱりNZの神様はオイラの味方だ、とつくづく思ったもんだ。その時は・・・
今日は、リマーカブルズスキー場。クィーンズタウンから車で40分ほど。クィーンズタウン空港の裏手の山。クィーンズタウン周辺は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地として有名なんだけど、リマーカブルズ山は「城」が出来た所。リマーカブルズ山の谷の一つをベースにしてCGで「城」を作ったとか。
リマーカブルズスキー場は、整地されたコースはハッキリ言って、そうたいしたことがないが、オフピステが売り物のスキー場。だから、降った翌日の今日は大いに期待できたはずなんだけど・・・。
まず、朝は晴れていた天気がどうもアヤシイ。ゲレンデに着く前にどんよりしてきちゃった。加えてそんなに新雪がない。ホームページでは積雪30cmとなってたんだけど、せいぜい15cmほどじゃないのコレ、なんだかな~、と言っているウチに天気はどんどん悪くなり、雪ですよ、コレは。つか、吹雪だよコレ。視界はどんどん悪くなる。こりゃオフピステどころじゃねーや。
早めにレストハウスに入って昼食。しかし、レストハウスは同じこと考えた人ですぐにゲキ混みになり、それに追い立てられるように、昼食を取った我々は吹雪の中出発。さらに、一本滑り出す頃に雪は小止みになったが、今度はガスが垂れ込めてきちゃった。ガスはスキーヤーの大敵。見えなきゃ滑れないものね。手探りで滑り続けたが、雪面が見えないんじゃ斜面を下りてるだけ。リフトに乗るために下りてるようなもんだよね。
ところが、ところが、ところが、そうして何本かその状態で滑るウチ、我々の切実な祈りが通じたのか、ガスの中からボンヤリと太陽らしきものが現れ、一瞬青空が見えた時は、リフトの上で歓声上げちゃったヨ。その後の一本はホント感動的に楽しかった。やっとスキーが出来た~~、って感じ。~o~
斜面が見えるということがどれほどスキーを楽しくするか、しみじみ痛感させられた一日なのであった。つか、天気に振り回された一日なのであったよ。明日は、天気が本格的に回復する模様。
| 固定リンク
コメント