もどりの夏、デパチカでは吟醸酒達が虐殺され予備校屋の左半身はじっとりと濡れる
昨日今日と台風一過の後、暑さがもどってきています。半袖を着たいような陽気ですが、腕の日焼け痕が気になって今日も春秋物のジャケットを羽織っての出勤。
今日は朝一から横浜です。八王子から始発の横浜線に乗るのですが、発車五分以上前に行けばなんとか座れます。今日も五分前に駆け込み空席を探したのですが、今朝はなかなか空いておらず、体重と腹部皮下脂肪の不自由な中年男性(差別用語に置き換えて読むこと)の横のわずかな空間をみつけて割り込み、なんとか座れました。いやはや、ここで座っておくのと立っているのでは雲泥の差。なにしろ横浜まで一時間かかるので。~o~;;
んで、横浜までの一時間であれこれと考えたのは、昨日の続きの酒の話。昨日書いた、mixiで希少酒の販売をしているサイトに出ていた酒は大吟醸なんですが、吟醸酒は一般的に温度変化に弱いです。よく、吟醸酒は飲むために冷やすのだと勘違いしている方がいますが、本当はそうではありません。保存のために冷やすのであって、飲む時はむしろ室温に少し馴染ませるくらいの方が香りが立つのです。そのあたりは、白ワインと同じことですね。
そうしてみると、出荷から日数の経った吟醸酒というのは、よほど温度管理がしっかりした酒屋で保管されていない限り、かなり風味が怪しくなります。特に、夏の時期や今日のような夏のもどりの日などに、デパートや大型店舗の棚に置かれている吟醸酒は悲惨です。仮に冷蔵庫に保管されていたとしても、デパ地下あたりでは、営業時間終了とともに冷蔵庫の電源を落としたりするので、夏をデパ地下で過ごした吟醸酒は、まず「死んでる」と見て間違いないはずです。これは酒のディスカウントショップなどでも似たようなものでしょう。NZの日本料理屋で出てくる吟醸酒が恐ろしく不味いのも、温度管理をしっかりせずに輸送するからです。
してみると、昨年の11月に蔵から出荷されたのに、今頃ネット市場に出回ってきた希少大吟醸酒などというのは、どんなものなのやら・・・。温度管理のしっかりした酒屋なら、こんなに時間が経ってからネット市場に廻したりしないでしょうからねえ。自分の所で飲んじまうか、さもなければさらに冷蔵庫で保管して古酒にするか、でしょうねえ。~o~;;
などと考えているうちに横浜に着き、降りようとしたところで、左半身だけが異様にじっとり濡れているのに気づきました。うわ!隣のデ○オヤジの脂汗だぁ~。~o~;;;;;;;
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