« 元イジメられっ子からの提言 | トップページ | 『のだめ』症候群?! »

2006年10月25日 (水)

ドラマ『のだめ』の研究その二

 朝から『のだめ』の第二話をまた見ちゃいました。これで三度目。原作の方も昨日、第12巻まで読み進めてしまいました。なるほど、ドラマは日本編の最後まで行くんですね、きっと。それと、「プラティニ国際指揮者コンクール」の演奏が「ウィルトール交響楽団」って、またまたサッカーネタ。「ウィルトール」はちょっとマニアック過ぎかも。~o~

 さて、ドラマ第二話ですが、主要登場人物を第一話に無理に登場させた結果、峰君の追試、真澄ちゃんの「死んじゃえ委員会」、シュトレーゼマンのSオケという三つのエピソードを同時進行させるることになり、やや忙しい感じがします。が、TVドラマはこのくらいのテンポで進む方が飽きなくて良いかもしれませんね。三つ同時に進めるためのつなぎに三木清良を使っていますが、結果としてR☆Sオケの話への導入にもなりそうだしね。

 ただ、ちょっと気になったのは、ギャグの処理。ちょっと漫画チックにし過ぎデショ。のだめが「転科だめー」って千秋に突っ込んでって、岩に激突とか、千秋が投げた鯵が水槽で泳ぎだすとか、原作にないしハッキリ言ってドラマ的にもそんなに面白くないデス。逆に「だっちゅーの」はギャグとしては古過ぎ。原作通りなら良いってもんじゃないデショ。

 「近所の魚屋さん」に「オマエは猫か!」って突っ込みを入れたのは良かったと思うけど、「これが<春>。オマエ達のは<正月>」を、「オマエ達のは<梅雨>」って変えちゃったのはどーだろ、峰君の演奏はやっぱ<正月>デショ。それにせっかくのサッカーギャグ「インザギ」を「アルバート=マイナー」って何やねん!(10/21「『のだめ』が止まらない」参照)~o~;;

 演技の方ですが、相変わらず上野樹里は絶好調ですね。過剰な演技なんだろうけど、決してオーバーとしいう気がしないのはコメディエンヌとしての能力の高さですね。峰君の役者さんも長台詞の早回しをこなしきってて、良いのでは。真澄ちゃんの役者さんはあんまりオーバーにし過ぎない方が良いと思います。もともと漫画チックなキャラなので、なりきれてない人がやり過ぎるとクサくなります。その点で竹中直人の怪演は、いまさらではありますがスゴイ。

 あと、上野樹里と真澄ちゃんの役者さん、「女の武器!」ってとこは、もっと声をそろえて舞台俳優風にハッキリやれば、面白いギャグだったのに。せっかく脚本が頑張ってるんだから、もうちょっと意図を察してあげてほしいですね。残念。

 それと、演奏ですが、峰君の「オナニープレイ」は、シロウトでも本格派との違いが判って良かったと思います。

 ってなこと「研究」してる場合じゃないですね。仕事しなければ・・・。あー、最近「のだめ」のせいで、デスクワークが全然進まなひ~。~o~;;;;

|

« 元イジメられっ子からの提言 | トップページ | 『のだめ』症候群?! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ドラマ『のだめ』の研究その二:

« 元イジメられっ子からの提言 | トップページ | 『のだめ』症候群?! »