勘違いする人達
先週に続いて早稲田対策の特別授業してきました。今週で終了。ホッとしていますが、今日はこれから丸沼です。ホッとしてるヒマありません。
今日11月11日は、なんでも自殺予告の日だそうで、困ったもんです。06'10/24の「元いじめられっ子からの提言」にも書いた通り、いじめられっ子達、マスコミの報道を「我が事」として見てるんですよ。こういうマスコミを味方につけようという子が出てきても不思議じゃありません。いじめ自殺をエモーショナルに煽り立ててきたマスコミの方達、少しは自分たちのやったことを反省してくれると良いのですが、そんな気配ありませんねえ・・・。勘違いしたまま。
さらに今日、某東京都の某知事とかいう、目立ちたがりオヤジが、また勘違い発言をしたらしいですねえ。http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__fuji_320061111009.htm
確かに、某知事のいうようにこの子達には「愉快犯」的なところがあります。マスコミの顔色を見て、連鎖反応的に行動してしまうところは。ただ、この「愉快犯」は、下手をするとホントに悲劇的な結果を生んじゃうんですよね。彼らは、いじめに起因している孤独から逃れるためなら、命を的にしてマスコミを味方につけるくらいのこと、やりかねないんです。なんせ子供なので、土壇場の行動はかなり衝動的でしょうからね。最悪の事態が起こらなければ良いのですが・・・。
「喧嘩のしたか」なんて教わったって、彼らには意味ないんですけどね、某知事さん、イマドキのいじめがどんなものだか、全く判ってないんだろうなぁ。つか、小説を書いたこともある人なのに、人間の孤独ってものがどんなものなのか、全く理解してないんですねえ。不思議な人です。発言のタイミングも最悪です。このオヤジの目立ちたがり発言が引き金になっちゃったりしたら、どうやって責任とるんでしょう、この人。
今は、そんなことにならないよう祈るのみです。何があっても生き続けることに価値があるのだと、子供達が気づいてくれると良いのですが。
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