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2006年12月 9日 (土)

浜辺のジョーと明日のための圧雪

 今日のニセコは小雪、時々晴れ。まずまず良いコンディションです。

 このオーベルジュからゲレンデまでは坂道を少し登るのですが、二年前、めまいを発病した年には、この坂道を歩くのに真っ直ぐ歩けなかったものでした。自分が歩いた跡を振り返って、雪の上の千鳥足の足跡に愕然としたことを覚えています。ちょうど、浜辺を歩いた矢吹ジョーの足跡を振り返った白木葉子が、「矢吹君、あなたは!」って叫ぶシーンみたいに。パンチドランカー@@かよ、オレわっ!? ~o~;;

 その時のことを考えると、今は夢のようです。一応、真っ直ぐ歩けますからねえ。~o~

 昨日降った雪のおかげで、今日はゲレンデのコンディションも良くなっています。ひらふゲレンデは一番上を除いて全面オープンしましたし、花園エリアも全面オープンしました。一番上のリフトも、東山の一番上は明日オープンが決定したとか。アンヌプリの一番上のバーンも今日は圧雪を掛けてました。まだまだ滑れる感じじゃないけど、明日、もうひと雪来れば、オープンするでしょう。

 この一番上のリフトが動くか動かないかで、ニセコの価値が大分違います。今は、一番上がつながってないので、アンヌプリから他のスキー場に行くのに、シャトルバスを利用するしかないのです。一番上がオープンすれば、ひらふ・東山・アンヌプリの三つのスキーエリアは簡単に行き来できるのですが・・・。

 従って、アンヌプリからひらふエリアに出かけるのは、ちょっとタイヘンなのですが、毎日、昼前には必ずひらふへ出かけてます。ひらふのゲレンデが面白いということもあるのですが、一番大きな理由は、ひらふにはニセコで一番のお気に入りのゲレ食「レストランガリバー」があるから。

 ニセコのゲレ食は、どこもレベル高いのですが、その中でも、このレストランガリバーは多分、最高です。ホテルスコットのレストランで、ちょっとゲレンデからは入りにくい位置にあるため、あまり混まないのですが、知る人ぞ知るお値打ちレストラン。

 ここの料理は、大抵何でも美味いのですが、今日は「朝イカ丼」。朝取れたイカを生姜醤油につけてイカソーメンにしたものを丼ご飯に載せ、その上にイクラとカイワレと海苔。生姜の刺激とイカの甘味とイクラの旨味が渾然一体となって、美味いっす。これに味噌汁と小鉢が付いて1200円はお値打ち。

 名物の「すり鉢ラーメン」やパスタ類もンマイ。街場でもイケるクオリティー、イケる値段。おまけにホテルのダイニングなので、サービスがキチンとしてて気持ち良く食事できます。スキーしてて、毎日の昼飯が楽しみになるゲレ食ってのも、他にちょっと無いです。

 宿の「日本一の夕食」と併せて、ニセコ滞在中は、美味い物ばっかり食ってます。多分、ワタシの一年間の生活の中で、一番贅沢な食生活の一週間です。帰ってから体重計に乗るのが毎年コワイっす。~o~;;;;

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