スキーは楽し・・・のはずなので
今日は、東京へ帰ってきてセンター明けの授業でした。何だか"どよーん"とした疲れで、一種の駘蕩とした気分。短い春の宵を吉原の馴染みの女の所で過ごして、翌朝大門をぶらりと出て川堤を歩いている江戸っ子のような気分・・・、ってワケ判んない例えですねえ。~o~;;;
授業終わって帰宅後、雑用をこなしながら、何となく一年前のブログを読んでみたんですが、06'1/27「スキーは楽し」で、「スキーでは特に、ゲレンデを支配するのは、上手いヤツはエライ、という単純な価値観」なんて書いてます。実は、昨日、それに反する例を見てしまいました。
東京都シニア技術選では、現地の富士見パノラマスキースクール代表の石井俊一元デモンストレーターと長島啓貴SAJデモのお二人がジャッジとして参加し、某T都スキー連盟からもうお三方の審判員を迎えて五人のジャッジで採点が行われました。競技の各種目開始前に、そのジャッジの皆さんが前走を務めてくださったのですが・・・。
石井代表、実に見事な滑りでした。石井代表は所謂カービングスキーの少し前の世代で、06'5/23「骨董品を愛する人達」に書いた「骨董品」になりそうなお年なのですが、全くその気配がありません。さすが現役時代「ゲレンデの貴公子」と言われた名デモ。新しいカービングの滑りとシニアらしい優雅さがブレンドされた、これからのシニアの手本になるエレガントな滑りでした。一方、長島SAJデモは、現役らしくバリバリの選手の滑り。我々、東京都予選に出ている人間は、こちらの方を車山で真似したいですねー。
さて、某T都スキー連盟から派遣された審判員の方達も前走したのですが・・・、うーむ。~o~;;;;;
やはり、スキーヤーは滑ってなきゃダメってことです。滑らずに能書き垂れてるだけでは、技術とマテリアルの進歩に体がついていかないし、どんどんどんどんどーーんと下手になります。あの人達も、シニアの参加者達、特に六十歳以上のクラスのバリバリの滑りを見ていて、きっと切実に感じたんじゃないでしょうか。このままじゃ恥ずかしい、スキーヤーは滑ってなきゃダメだって。
某T都スキー連盟のジャッジの方達、来年は是非練習してから大会に臨んでください。「来年は」、見事な前走を期待していますよっ。~o~
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