聖者は行進するも予備校屋は停滞
数日前から、06'12/7「冷や汗と安堵のフーガ」にも書いた問題集の仕事に本格的に入っています。取り合えず、和歌のセクションに使用する過去問を選び出したのですが、和歌ってのは、どうも入試問題におていもちょっと特殊なもので・・・。
和歌の専門家がいる大学は好んで出したがるようなのですが、専門家がいないと出したがらないので、和歌を出題する大学は偏ります。こちらは、問題集に使用する関係で、あまり大学の偏りを出したくないし、出来れば中堅私立の問題を使いたいのですが、なかなか思ったようには探し出せません。たまさか、狙った中堅私立で出題してくれていても、こんなもの受験生に解けるわけないだろっ!ってなマニアックな出題だったり・・・。~o~;;
むしろ、偏差値的には難関とされる大学の方が素直な解き易い問題を出してくれたりします。まあ、これは和歌に限ったことではないのですが、偏差値的な難易度と問題の難易度はかならずしも一致しません。中堅以下の私立だと、時に無責任なほどマニアックな出題になることがあります。選択問題だと正答率には難易度は反映されにくいし、責任追及もされ難いんでしょうねえ。当然出題する方は、解説なんて書かなくて良いわけですから、無責任にもなりますわな。ところが、こっちは・・・。
よく、某有名講師Aなどは参考書で、マニアックな知識について、「難関校では出題されます」などと無責任なブラフを書くことがあるのですが、こんなことからも、このAと言う人がいかに入試問題を研究していない人なのか判ります。
閑話休題。問題選びは難渋していたのですが、どうにか和歌のセクションだけは選び終わり、今日から本格的に執筆・・・に入ろうと思っていた矢先、お昼前、学校から連絡があり、同僚講師が体調を崩して、明日からワタシが代講に立たねばならないかもしれないとのこと。なんてこったい・・・。~_~;;;
体調を崩した同僚ですが、大変よく働く人で、かなりのワーカホリック。ウチだけではなく、あちらこちらと掛け持ちで働きまくってる人です。そりゃあれだけ休みを取らずに働いてたら、オカシクなる時もあるでしょうヨ。顔を合わせるたびに半ば冗談口調で働き過ぎを諌めていたのですが・・・。そういうワケなので、彼にはあまり同情する気になれません。こう言っては悪いけど、半分くらい自業自得。
とは言っても、彼の講習をとった受験生がいる以上、誰かが穴を埋めざるをえません。受験生に迷惑を掛けるわけにはいきませんから。まして、それがワタシの作ったテキストの講習では・・・。これで、問題集の執筆予定は大幅に停滞。ゴメン、編集者S嬢!~_~;;
かように仕事が停滞気味の今日この頃なのですが、一つだけ快哉を叫びたいことが。例のニューオリンズセインツ、プレーオフ一回戦勝利しました!セインツ史上、プレーオフでの勝利は二回目です。兎に角、セインツはプレーオフでは弱かったのでねえ。~o~;;
今年はどうやら、聖者がスーパーボウルに向かって行進を始めてくれました。次はナショナルカンファレンスの決勝。相手はシアトルシーホークスvsシカゴベアーズの勝者です。シアトルが出てきてくれると良いナア。シカゴは寒いから。
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