悩ましきはアールなのであーる
昨日、午前中のみ八海山で滑って、午後から帰京。夕方、吉祥寺で仕事。ホントに久しぶり授業でした。毎度のことですが、こういう長いバケーションの後の仕事は、何故かハイテンションです。すごい勢いで舌が回ります。子供達、ちょっと呆気にとられてたかも・・・。~o~;;;
んで、今日は夕方の授業まで自宅でデスクワークです。割とノンビリとブログ書けます。まー、ホントは教材作成があるので、ノンビリはいけないんだけどネ・・・。~o~;;
んで、最近の悩みの話。最近の悩みと言えば、北朝鮮問題でもタミフル問題でも海外組と国内組の融合問題でもなく、アール問題です。大回り用の板のラディウス(=R)を、来期どうしようかが実にナヤマシイ・・・。(しっかし、我ながら平和な悩みじゃ ~o~;;;;)
発端は、02-03から始まったFISレースのレギュレーション変更。FISのGSレースについて今までのキツいアールの板を禁止して、R=21以上に制限したんですね。一般的にアールのキツい板の方が回旋性が高いので小さく回るのは回りやすいんだけど、体に対する負荷が高くなるので選手の体を気遣っての変更・・・だったらしいんですが、我々には悩ましい問題を残しました。
ワタシなどは、レースは「ナンチャって」レベルで、どちらかというと基礎の競技会がメインなので、FISのレギュレーションなんて関係ないんですが、板のメーカーさんはレースモデル中心に板を開発するのでねえ。特に、上級者モデルってのは、レーシングモデルに準ずる作りをするし、そもそも地区予選の上位選手くらいになると、レーシングモデルそのものを使っちゃううことも多いんですよね。
んでも、ワタシのレベルだと、まだまだR=21以上の板は、基礎の競技会に使うにはミスが出やすいので、今まで基礎大回りの板はR=17の基礎エキスパートモデルにしていたんですよ。ミエ張ることねーや、って。でも、来期の板を考えた時に、そろそろ、R=21の競技板を基礎大回りに使っても良いかしらん、って気になってきて、ここ数日、今期非常に使いやすかったD社のGS選手用の板(R=23)を八海山で試していたんです。
んで、結論なんですが、コレが悩ましひ・・・。やっぱりある程度の難しさは残るんですが、使えないワケじゃなさそう。でもまだ自由自在ってワケじゃなし、さりとて性能の良さは捨て切れず・・・。また、現在、大回りの新しいテクニックに挑戦中ということも悩みを深くしています。
んでもって、自由に操りきれていない高性能の板で、慣れない新しいテクニックを試みるとどうなるかっつーと・・・。昨日は、八海山林間コースを滑走中にバランス崩して、思いっきり正面から立ち木に激突!・・・しそうになり(~o~;;)、今シーズン一番の冷や汗をかきました。ヤバいですねえ。立ち木に激突は「死亡事故」になりますからねえ。一瞬、人生終わったかと思っちゃいまひた・・・。~o~;;;;;;;
かてて加えて、来シーズンから、FISはR=21規制をさらに進めたR=27規制というのを始めるんだそうで、スキーメーカーさんは、来期からR=27対応のモデルを出してくるんですよ。R=21でこれだけ対応に時間がかかっているのに、R=27なんかになったら・・・・。ああ、悩ましひ・・・。~o~;;;
今年の全日本技術選など見ていても、メーカーによって、来期板の選択は悩ましくなるみたいで、某国内メーカーの選手達なんて大回り種目で板がバタつきまくってたけど、アレって、やっぱ、R=27規制の影響もあったのかしらん。
| 固定リンク
コメント