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2007年3月12日 (月)

深雪にわらう

 昨日は、「腿までのパウダースノー」なんて書きましたが、残念ながら「腿」まではいきませんでした。でも、一日中「膝」のパウダー。~o~

 ドカ雪が一日中降り続き、朝の「膝パウ」で終わらず、ひとしきり荒らされた後の午後も、昼食食べてる間に、シュプールは埋まってすっかりノートラック。午後は、一本ロープウェイを回る間に、すでにさっきの自分のシュプールは消えていて、ノートラック状態。八海山の本当のドカ雪です。

 そんなバフバフの中をペンションYの常連仲間と遊びまくりました。さすがにペンションYの常連さん達は、深雪慣れしていて、深雪の中を元気よく滑りまくりました。SAJ的には、クラウンや指導員から二級までレベルバラバラのはずなのに、誰一人としてオフピステを嫌がる人間がいません。それどころか、みんな笑顔でかっ飛ばします。二級の女の子の速いこと速いこと。~o~

 こういうのを見ると、昨日のテクニカル検定が、もし今日だったら、と考えずにはいられません。昨日も確かに新雪ではあったけど、今日のような深雪ではありませんでしたからねえ。このぐらいの深雪になった時に、どんな結果になったんでしょうネ。果たして、テクニカル受験の皆さんが、今日の二級の女の子ほど深雪の中をかっ飛ばせたのかどうか・・・。

 ニュージーランドのヘリスキーなどに行くとよく見られる光景なのですが、指導員や準指導員を持っているという方達が、ほんのちょっとの浅くて軽い新雪でコケるコケる・・・。ちょっとでもクラストしようもんなら、バッタバッタ。~o~ 

 新雪は経験が物を言うシチュエーションではあるのですが、いやしくも指導員サマですからねえ。あんまりバタバタするのは、ちと・・・。~o~;;;

 思うに、日本のスキー場の大半は、箱庭的に整備し過ぎるんじゃないでしょうか。オフピステを滑ったことのない指導員、準指導員って、なんだか歪んでませんか。スキーは自然を相手にしてるんだから。

 06'8/23の「バラバラ雪先生とフェローカップの難しさ」にも書いたけど、故マルティン=グガニックは、新雪悪雪をよく滑らせたもんです。新雪を滑れない指導員サマ達を見て、天国のグッギーは何て言うでしょうねえ。

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