イヤな予感と拍子抜けと困惑と
今日から新年度の授業が始まりました。毎年、この一週間は緊張すると同時にちょっと楽しみでもあります。どんなクラスを担当するのか、どんな子供達と出会うことになるのかと。
今日は、八王子と吉祥寺で授業がありました。八王子の浪人さんのクラスで例の「買ってはいけない」参考書の話をしたところ、質問に来た子が今まで通っていた中小予備校の講師の参考書はどうかと言うので、本屋で購入して調べてしまいました。
実は、イヤな予感がしたんです。生徒が「無駄を省いて必要最低限のことを教える先生だ」というモンですから。大抵、そんなこと言うヤツ碌なモンじゃないので。本屋に行って数冊出ているその講師の本のタイトルを見て、ますますイヤな予感は高まりました。「ちょっと見てすぐわかる」みたいな売り文句が書いてあるので。
ところが、中身を見てみたら、なーんだ、コレってウチの予備校のベテラン人気講師、S先生のパクリじゃないですか。まあ、S先生のパクリということは、マトモだから良いんだけどサ。
それにしてもこんなマトモな中身を「ちょっと見ただけでわかる」みたいなヤクザな売り文句で売らにゃならんとは、どういうことなんだかねぇ・・・。~o~;;;
夜の吉祥寺の授業の後、吉祥寺の居酒屋「蔵」で夕食。福島県高橋庄作酒造の純米吟醸「会津娘」をいただきました。素晴らしい酒です。旨味十分なのにイヤな雑味がなく、飲み応えあります。こんな酒がまだあったとは・・・。ちと驚き。帰宅後、酒造のWebサイトを覗いてみると、マトモな酒を熱心に作り、マトモに売っている蔵元さんだと判りました。
やっぱマトモな物をマトモに売るのって良いです。そこへ行くと我々の業界は・・・。本当にどうなっているのやら。~o~;;;;
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