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2007年5月10日 (木)

お○鹿教師と酉与右衛門の衝撃

 昨日は、一日横浜の授業でした。ここの校舎、今年は生徒も多く質問も多くて、やりがいのある校舎なのですが、例の質問の時間になると、全く質問が来ません。気持ちよく居眠りできました。~o~

 今日は朝から町田で授業。この校舎も活気があって楽しい校舎です。質問も多く、生徒はみんな意欲的。夜、町田から移動して自由が丘。ここは現役高校生のみの校舎。ここで二時間授業があったのですが・・・。

 授業終了後質問がありました。都立の進学校の生徒さんだったのですが、ナント、またまた、「ば・を・に・ど・ども」の下では主語が代わると教わったという質問。何なんでしょう、コレ。だんだんこの病気増えていくんでしょうか。それとも、昨年の7/8の生徒さんと同じ高校の出身者なんでしょうか。謎です。

 今日来た生徒さんによると、別に公式やテクニックを教えるタイプの教師ではなく、普通の授業をする先生らしいのですが、「『ば・を・に・ど・ども』では主語が代わり、『て・で・つつ』では主語が代わらない」と繰り返し教え込んでいるらしいです。某有名講師Xの影響ではないらしいのですが、でも、学校の推薦参考書には、某有名講師Aの本が入っているとのこと。困ったお馬○教師がいたモンです。どうなることやら。

 授業を終えて、校舎隣の居酒屋「すず家」で夕食。岩手県川村酒造さんの「よ右衛門」(「よ」は変換できませんが、「酉与」という字)に衝撃を受けました。スゴイ!この酒は本当にスゴイです。今までこの酒を知らずして地酒マニアを自称していた自分が恥ずかしいです。

 「よ右衛門」赤ラベルは、自家田の美山錦55%精米。協会7号酵母使用。酸度2.0と高く、切れ味が良いんだろうとは予想していたのですが、予想以上。というか、単なる切れ味だけの酒ではありません。口に含む前からちょっと刺激のある清涼感あふれる香りが立ち、含むと甘い含み香とともに軽い刺激が襲ってきます。どうやら、わずかに発酵途中の炭酸ガスが閉じ込められているらしく、若干シュワシュワ感があるんです。その刺激がスキっと切れると旨味だけが残りますが、これも咀嚼とともに切れ、後味も爽やか。

 次に「よ右衛門」黄ラベルも試してみましたが、こちらは阿波山田錦の、ナント70%精米。ちょっと信じられない低精白です。普通、こんなに低い精米歩合では雑味が出て飲めたものではないはずなのですが、コレが何故か美味いんですよ。不思議~~~。やはり、酸度が1.9と高く、赤ラベルと似た味わいなのですが、こちらの方がいくらか炭酸ガスが少ないと見えてシュワシュワは少なく、その分、旨味を素直に味わえます。バナナ系の含み香もけっこうあります。何故、精米70%でこんな酒が出来るのか、全く謎。しかし、美味いから良いっか。~o~

 判っていることは、この酒が、今後、絶対にブレイクするということ。これがブレイクしなければ、日本の酒飲みも知れたものです。なにしろ、定価で購入すればどちらも一升3000円を切る安さ。どうなっているのでしょう。

 問題は、非常に小さい蔵で石高も少ないらしいので、一旦ブレイクしたら、たちまち幻の酒と化すであろうこと。それが心配で某mixiにも書き込めません。~o~;;;;

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