美酒に囲まれる日々
今日は横浜で一日授業、一週間の中で一番キツい日です。
帰ってきて、サッカーオリンピック予選を見ながら夕食兼晩酌。日本酒を五勺ずつ数種類。どれも美味いんだなー。
最近、ウチの冷蔵庫は日本酒が一杯です。一升ビンが三本に四合ビンがナント六本!そのうち四合ビン二本は、正直買ってきて失敗だと思った新潟の端麗辛口で、これは現在ほとんど料理酒扱いですから、実質上、今飲んでいるのは七種類。これだけいろいろあると、自分の酒ながらどれを飲んだら良いやら・・・。~o~;;;
いつも購入する近所の酒屋で岩手「浜千鳥」純米吟醸生の一升ビンを買った直後に、尾瀬岩鞍の吟奏の会という大吟醸の原酒を扱う酒屋グループの酒屋で茨城「松盛」大吟醸の一升ビンと四合ビンを購入し、さらに最近、池袋に授業に行くたび、池袋東武で酒を購入してくるのを覚えてしまい、しかも、先週は試飲会をやっていたため、四合ビンを二本も購入してしまったと。
まー、早い話が購入意欲に負けて無計画に購入しちゃってるってことですネ。お恥ずかしひ・・・。~o~;;;;;
しかしネ、この買ってきてしまった酒達が美味いんですよ、ホントに。例の「よ右衛門」の紫ラベル一升ビンが美味いのは判っていたことですが、先週、先々週と続けて池袋東武の試飲で買ってきた広島の山岡酒造。なかなかやります。大変小さな蔵らしいのですが、自家栽培の無農薬「亀の尾」(「夏子の酒」のモデルになった幻の酒造好適米)で仕込んだ山廃純米吟醸「瑞冠しずく酒」は、今流行の高酸度の酒で、すっきりキレ良く、しかも旨味も十分あり、食中酒としてはかなりの実力。同じ山岡酒造の「瑞冠こわっぱ」もキレでは負けていません。生酒のため、やや生っぽさがあり、AK酵母のためかやや軽い印象がありますが、まあ悪くはありません。
加えて、先週買ってきた島根都錦酒造の大吟醸「万葉蔵」も、YK35(酒造好適米山田錦35%精米で協会九号酵母)らしい華やかな香りと軽やかな甘味の大吟醸らしいお酒で、最近の流行じゃないけど、こういうのもワタシは好きです。
ここ数日、こういう美酒に囲まれているので、ウチで飲む際には少量ずつ数種類飲んでいるのですが、こうすると、全体の量が判りにくく、少し過ごしてしまうこともあるようで、困ったモンです。おまけに全体が少しずつ減っていくので、ビンの数が減りゃしない。
そんな美酒達の中でちょっと困った存在が、「瑞冠こわっぱ」。生酒のためなのか、高酸度のためなのかAK酵母のためなのか、よく判らないのですが、飲むたびに印象が違います。最初、甘味をある程度強く感じてやや重い印象だったのですが、次に飲んだら、酸味とキレを強く感じ軽い印象。どうやら飲む際の温度によってかなり印象の変わる酒らしいです。今日だけでも先ほどの食事の最中は酸味とキレの酒だったのに、今、これを書きながらチビチビやってると先ほどよりは甘味と生っぽさを強く感じます。まぁ、こちらが酔っ払ってきたってこともあるのでしょうがネ・・・。~o~;;;;
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