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2007年6月 4日 (月)

驚かれて驚く話

 今日は午前中八王子で授業。帰宅後に学校の中央の事務方に電話をして、例の出来ない子のための特別授業の教材について話をしました。ついでにどういうふうに出来ないかも話したら、驚いてました。そんなに驚かれたら逆にこちらが驚いちまふゼっ。

 そりゃ、ウチの予備校に来てる子で、「似る」を読めない子が何人もいるって聞いたら、ちょっと驚くだろうけど、「ゆとり」の影響を一番受けてる世代だってことは判ってるんだし、模試の数字などは押さえているはずなので、もう少し実態を把握しているのかと思ったのですが、まるでお判りでなかったようで・・・。~o~;;

 「ゆとり」クン達は、これから何年か続くのですから、早く実態を把握して対応策を考えてほしいもんです。

 ウチの予備校は、昔はある程度の学力のある子しか入ってこなかったので、中央の職員やベテランの先生方には、今の出来ない子の実態を掴みかねているような方が時々いらっしゃるようです。まあ、無理ないですけどね。ワタシだって今年の出来ない子達には驚いているのですから。

 質問に来る子に丁寧に説明してあげて説明のメモを渡してから、ふっとノートの前のページを見たら、その子は先週も全く同じことを質問に来ていて、ワタシの渡した全く同じ説明のメモがノートに挟まっていた!「君は先週も同じことを聞きに来てるじゃないか」「アレ!?ホントだ」(驚いてんじゃねーよっ!)

 などというマヌケな目に日常的に会っているワタシでも、今年の特別授業の子の出来なさにはちょっと驚いているのですから、まあ、直接生徒に接していない中央の事務方には想像はつきにくいでしょうねへ。~o~;;;;

 でも、なるべく早く「ゆとり」クン達の実態をつかんで的確に対応すれば、予備校全体としては大きなプラスになり得ることなので、頑張ってほしいものです。

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