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2007年7月31日 (火)

教えて悪かったなっ!

 今日は夏期講習の第三ラウンド二日目。高一東大志望者の講座が終了しました。この講座は古文・現代文で二日ずつのセットのため、昨日今日が古文で明日から現代文なのです。アンケートは現代文が終わってからまとめて取るのかと思っていたら、今日、古文の分だけ取ってくれました。結果は・・・、うーむ、まあまあかな。~o~

 受講生のレベルが本当に高いと、基本事項の確認をやっても受け入れてくれるし、発展的な内容をちゃんと面白がってくれて、こちらが予期したような結果になることが多いのですが、今回の講座はやはり生徒さんのレベルが高かったんでしょう。これが中途半端な子ばかりだと、基本事項の確認なんてやってると、「レベルが低い」だの「高校の先生と変わらない」だのと、お生意気なことを言われてしまうし、発展的な内容は「ムダ話が多い」などと切り捨てられてしまいます。今回の数字はこちらも納得の行く結果。地方から来た子達もけっこう満足してくれた模様。

 記述部分も、みんなしっかりしたことを書いてます。そんな中で、一人だけちょっと面白い記述が。

 「『ドラゴン桜』の結末を言われて不愉快!」

 どうやら、この子は、『ドラゴン桜』をコミックス版で読んでるらしいのです。楽しみにしていたのに、ネタバレだっと言いたいらしい。しっかしね、ネタバレも何も、先週の雑誌で公になっちまってるものを、それも必要があって「受かったらしいけど、あんな勉強法で何故受かったんだろね」と話しただけなのに、「不愉快!」ってマジになって怒られてもねえ・・・。

 こういうネタバレ過敏症のお方はどこにでもいるんですねえ。~o~;;;;

 救いは、これだけ怒ってるのに、選択式のアンケートでは何故か悪くない評価をしてくれているってこと。もしかして、冗談で怒っていたのかしらん。

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2007年7月30日 (月)

題名のない思い出

 今日は、夏期講習第三ラウンド初日。御茶ノ水で高一東大志望者向け講座と移動して夜の吉祥寺の受験生の講座でした。

 御茶ノ水での高一東大志望者の講座は、資料によるとかなり偏差値の高い生徒さんが集まっているようでした。しかも、東北地区や北海道からの子もいます。例年、こんなに遠隔地の子が目立つことはないのですが、今年は何故か目立ちます。さあて、果たして彼等の目にワタシはどう映ったことか。3日後のアンケートがちょっと楽しみで怖いです。

 授業の後、今まで話した事のない同僚の先生に声を掛けられました。ナント彼は、ワタシの大学時代の親友Y君の従兄弟なのだとか。初めて聞きました。

 Y君とワタシとK君という男の三人は、大学時代同じサークルの同級生で、一、二年の頃、よく三人で飲み歩きました。その後、Y君は銀行に就職し、同じサークルの後輩と結婚して、今や二人の娘の父親です。三人の中で唯一マトモな人生を送っている男です。「刎頚の交わり」などという古風な言葉が思い浮かぶ数少ない友人です。その男の従兄弟が、まさか同じ職場にいるとは・・・。世間は狭すぎます。~o~;;

 Y君のことをしばらくぶりに思い出したことで、もう一人のK君のことも思い出してしまいました。実は、彼は、二十数年前に年を取ることを止めてしまいました。二十数年前の秋の日、青白い顔の彼は花に囲まれて棺に横たわっていました。C型だったかD型だったかの肝炎。今日は本当に久しぶりに、名古屋訛りの甲高い声を耳元で聞いた気がしました。お前、若過ぎるよ。オレはもうこんなにオヤジなんだゾ、馬鹿野郎。

 妙なことを思い出して、今日はどうも調子が変です。困ったな。~_~;;;

 そう言えば、例のピーマンの嫌いな候補者。当選したようです。いやはや、東京にはピーマン嫌いの人が多いってことなのでしょうか。驚きました。ピーマン嫌いは農業政策に何か影響するんでしょうかね。好きな色は赤ってのは。中国よりの外交政策を取るとか・・・、まさかね。~o~;;  

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2007年7月29日 (日)

祭の終わりまつりごとの始まり

 花火大会が終わったと思ったら、今日は参院選挙だそうで。投票行って来ました。

 選挙公報を古新聞と一緒に片付けてしまっていたので、棚から引っ張り出して目を通し、二、三日前の新聞から東京都の情勢について情報を得て、なんとか投票する候補者を絞りました。まあ、最終的には投票所での気分まかせだったんですが・・・。~o~;;;

 それにしても、選挙公報ってヤツは、毎度のことながら雑然とした情報にあふれ、肝心の情報に乏しいものであることよ。だって、

  「日本人でよかった。好きな色:赤 苦手なもの:ピーマン」

これって、参議院議員を選ぶのに、何か参考になる情報なのでしょうか・・・。お見合いのための履歴書かなんかと間違えてませんかね。まあ、上記の人はちょっと極端ですが、他の候補者からもあんまり具体的な政策らしきものは読み取れませんねえ。

 もしかするとそのような政策無視の選挙公報というもののあり方に対する痛烈なパロディとして、「好きな色:赤 苦手なもの:ピーマン」なのだろうか・・・、ってそんなわきゃないですよね。~o~

 投票後、午後は、ずっと問題集の校正でした。つか、正確に言うと、校正の後、編集者に苦情を申し上げるメール作成に労力の半分を費やしたてしまいました。なにしろ、編集者S嬢は、どういうわけか著作権というものに無頓着、というか他人のアイデンティティというものに無頓着な人で、執筆者の書いた文章を自分好みに平気で書き換えちゃうんだもの。まあ、書き換えた所が間違ってなきゃ良いんだけど、時に日本語がアヤシかったり・・・。~o~;;;

 どーも、このS嬢にしても、上記のピーマン嫌いの候補者さんにしても、幼稚なお嬢様ですねえ。もう十分大人としての自覚がなけりゃいけない年齢なのに・・・。でも、もしかすると、この人達のことを幼稚だ稚拙だと感じるのは、ワタシが小言ジジイになったってことでしょーか。うーーーーーむmmmm。~_~;;;;;;;;;

 

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2007年7月28日 (土)

遠い日の思い出のように花開く吟醸酒のように

 夏期講習第二ラウンド終了。これで横浜シリーズは終わりです。アンケート結果はまあまあ。「楽しい」「面白い」と書いて「大変満足」「満足」にマークした子が多い中、一人だけ「もう少しムダを省け」と書いた子が「やや不満」にマークしていました。いかにもワタシらしいアンケート結果でした。~o~

 八王子に帰ってきてみると、今日は八王子花火大会だとか。実は、今のマンションを購入する時に、八王子花火大会がベランダから見えますというのが一つのセールスポイントだったのですが、今まで、夏期講習があって見たことがなかったんです。今日は初めてベランダから花火大会が見られるというわけです。

 ベランダにテーブルと椅子をセットし、夕食と酒を用意しているうちに、もう「ドーン」と音がしています。ちょっと期待して『まんさくの花 別格大吟醸』をベランダに運び、一献酌みながらの花火見物。ん?期待していたよりも打ち上げ場所が離れています。なんだか遠くて低いところでヨソヨソしく花火が開きます。若い頃の思い出みたいに、キレイだけど離れたところの他人事です。なんだか期待はずれかも。やっぱ、花火は首が疲れるくらい近くで見上げる方が良いですねえ。

 それでも、『まんさくの花』のせいか、思いのほか楽しめました。『まんさくの花 別格大吟醸』、花火と合います。含むと華やかな含み香と軽やかな旨味が花開いてサラっと消えていきます。その潔さはまさに花火そのもの。花火がつまみと言うよりは、花火が口中で花開いているような錯覚を覚えます。二杯目に飲んだ『妙の華 山廃純米 英』も爽やかな酸味と香りが、口中で華やかに開く様は花火のようでした。花火って良く出来た日本酒に合いますねえ。

 間違って購入し料理酒に使っていた新潟県某大手酒造の端麗辛口の純米大吟醸も、ためしにちょっとだけ飲んでみたのですが・・・、不発弾のようでした。~o~;;;

 花火大会と酒宴を終えて、サッカーアジアカップ観戦。韓国との三位決定戦だったのですが、うーーーーーーーーーむ。試合としちゃ良い試合なんですけどねえ。一人退場者が出た後の韓国選手の頑張りは胸打つものがありました。しかし、それに対して日本選手は・・・。

 審判も延長に入る頃からかなり投げやりなジャッジ。両軍ともファウルじゃないコンタクトをずいぶんファウルに取られてたし、ああこれはもう何が出てくるか判らんなと思っていたら、あれだけ韓国選手が時間稼ぎをしてたのに、ロスタイム無しでPK戦かよっ?!

 まー、サッカーじゃこういうこともあります。仕方ないってことですか。~o~;;;;

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2007年7月27日 (金)

気弱な通勤者に愛の手を

 夏期講習第二ラウンド三日目。午前中のカリスマA先生のテキストの講座は順調そのものです。しかし、今日から午後、自分でテキスト作っている高二東大志望者向け講座が始まったのですが、コレはどうもいけません。雰囲気が重くって、うーむ・・・。

 こういうの疲れます。授業終了して質問者が途絶えたところで、帰りたいのに体が動かず、講師控え室のソファでオチてしまい一時間ほどうたた寝。疲れてます。

 しかし、こういう疲れている時に限って、行き帰りの電車では、席を確保するとワタシの前に高齢の女性が立ちます。昨日は、優先席だったので、簡単に席を譲ったのですが、今日は行きも帰りも普通の席で、おまけに前に立ったのが微妙な年齢の人。よく見ると、けっこうお年の方みたいなんだけど、派手な服装に化粧。背筋も伸びてて若く見えないことはないってとこ。こういうの困るんですよ。以前、この手の人に席を譲って断られたことがあるもんで・・・。

 果たしてどうなんだろー、とは思うのですが、あんまりジロジロ顔を覗き込むのも悪いし、さりとて、よく見なければ、年齢の推測も出来ないし、面倒だから席譲っちゃえって立ち上がるには自分が疲れきってるし・・・。

 結局何だかんだと気を使って余計気づかれしました。こういうのって、どーなんだろ。何とかならないもんでしょうかねへ・・・。~o~;;;

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2007年7月26日 (木)

「窮」を楽しむための分水嶺

 夏期講習第二ラウンドの二日目。講習は順調です。しかし、憂鬱になりそうなことが二つほど。

 一つは毎年やっているウチの予備校の高校生向け学習雑誌のための雑文。今年は原稿依頼がなかなか来なかったので、書かなくても良いのかしらんと油断していたら、NZに行っている間にメールが来て、やはり書かねばならないとのこと。7月中旬に依頼されて8月中旬までに書けって言われたって、その間夏期講習がビッチリあるんだから、準備できねーだろーにっ!

 とは思うのですが、引き受けちゃったからには仕方ありません。資料になりそうな本を買い込んではみたのですが、なかなか良いネタが見付かりません。いつもは七月のNZで資料を読んで構想を練るのですが、今年はゆっくり資料読んでる暇もないし・・・。ちょっとかつて無いピンチです。ヤバいなぁ。

 『荘子』に、「窮も亦楽しみ、通も亦楽しむ」とあります。君子は困窮した時も順調な時も状況を楽しむ余裕があるということだと思うのですが、今回の「窮」は、ちよっと楽しんでる余裕が・・・、今んとこ、びみょー。~o~;;;

 もう一つの憂鬱のタネは、昨日のサッカーアジアカップ準決勝サウジアラビア戦。こちらも油断がありました。オーストラリアという最大の難敵を倒して、もう大丈夫と思ったところに落とし穴がっ・・・。

 確かにサウジのFWが速いと言う情報は持っていたのですが、あれほどまでとは・・・。それでも、あの試合、前半30分までは楽勝ペースで主導権を握り、あとは得点が一点決まればゲームも終わりだな、って感じだったのに・・・。

 一点先制されてから、徐々に相手のペースになっていきます。こちらの選手に疲れが出てきたということでしょうか。セカンドボールに対する出足の一歩が遅くなります。みんな頑張って走ってるんだけど、反応の遅さに連戦の疲れがにじみ出てきます。

 コンディション作りの面では、準々決勝からのインターバルが一日多く移動も少ない日本が有利と言われていたのですが、やはりオーストラリアとの激闘がPK戦までもつれた影響でしょう。対するサウジアラビアはウズベキスタン相手に楽をして勝ち上がってきてるから、世上言われていたほど疲労ってなかったんじゃないでしょうか。

 いくらハサウィってFWが速くても阿倍勇樹があんなにチンチンにされちゃうのは、やっぱ疲労でしょう。決勝点になった三点目なんて、中澤とはさんで二人で対応していたんだから、阿倍は絶対縦を切らなきゃいけないのに、フェイント一発で簡単に縦に抜かれてるんだもん。疲労で判断と反応が遅くなってるんでしょう。

 この敗戦で、馬鹿げた夕刊紙が早くもオシム退陣などと騒ぎ出した模様。まさかJFA幹部にそんな馬鹿げたことを言い出す人間はいないとは思うけれど、嫌な感じです。賢人オシムはこの「窮」を楽しめるのかどうか。これまた、今はびみょーでしょうねえ・・・。

 次の韓国との三位決定戦に勝たないとシャレにならないことになりかねません。今度は踏ん張ってくれよ、阿倍ちゃん。

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2007年7月25日 (水)

愛されることへの羨望

 今日は夏期講習第二ラウンド初日でした。昨日までの第一ラウンドはかなり順調で、W大対策講座の学生アンケートは、ほぼ全員が「大変満足」と「満足」。やはり、エンジ色のネクタイをして行って、「この講座はW大一直線だ!ほら、ネクタイもW大モードっ!」って盛り上げたのが良かったかも。まー、おかげで四日間、エンジ色のネクタイを続けざるをえなかったのですが。~o~;;

 んで、今日は第二ラウンド、引き続き横浜で、今度はカリスマA先生の作ったテキストです。このテキスト、実は隔年で同じものを使用していて、もう何回もやったことがあるもの。隅から隅まで全部判ってるテキストなので、とっても楽です。なんせ、もう十年くらい、ほとんど改訂なし。なので、テキストの何処に間違いがあるかも判っています。

 実はカリスマA先生のテキストはけっこういい加減な部分があって、付録で付いている問題文の現代語訳なんかかなりいい加減。受験生がそのまま答案に書いたらマズいよなぁって訳です。A先生のために言い訳をしておくと、A先生に正確に訳す力がないわけではありません。ただ、性格的にちょっとおおまかでワガママな所のある方なので、それが訳作りの時に反映されちゃうんですね。要するにワキが甘い訳なんです。

 んで、それを講習中に訂正していかねばなりません。そうしないと、この訳を生徒が真似しちゃマズいし、だいたいそもそも、こんないい加減な訳じゃワタシゃ授業が出来ません。なので、授業中には、「付録の訳はこうなってるけど、ここの所はかくかくしかじかの理由で受験生がやってはいけない訳ですから訂正してください」ってなことを説明しなきゃならないんです。

 ところが、横浜の生徒さんには、このテキストがA先生作だって判ってる子もいて、そういう子達は「仕方ないなぁ」と言う顔で苦笑いしながら訂正したりするんです。そういうの見ていると、ああA先生はこの子達に愛されてるんだなと痛感します。普通の予備校屋がこんないい加減な訳をすると、たいてい痛烈な苦情が出るんですが、「あの先生だから仕方ない」って笑って受け入れてくれるんだから、たいしたモンです。

 どうも、正確な訳の代わりになる何かを、この子達にもたらしているということなんでしょうねぇ。でなければ、こんないい加減な訳じゃ、ウチの予備校の生徒さんの中でも力のある子達は、欠陥を見抜くでしょうから、A先生自身だって授業が成り立たないはずなんです。ところが、A先生のこのテキストの講座は毎年生徒さんに大絶賛されるんです。不思議なくらいに。

 でも、ちょっとだけその秘密が判る気もします。テキストに選ばれている古文が、どれも大変面白い文章ばかりなんですよね。いかにも、知的好奇心を刺激してくれるような問題ばかり。授業やってるワタシも面白いと感じるくらいです。多分、A先生の授業は生徒の知的好奇心を上手く刺激するような授業なんでしょう。だから、力のある子達に愛されちゃうんですね、きっと。うらやましひ・・・。~o~;;

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2007年7月23日 (月)

発汗諦観疲労感

 最近、朝涼しくそれに合わせて上着を着ていくと、昼間暑くなるというパターンが続いています。実際、今日あたりもうパターンを読み切らなきゃいけなかったんだけど、つい・・・。帰宅の電車、蒸し暑かったっす。もっとも、仕事の最中は冷房の効き過ぎる場所にいるので、そのあたりも判断が難しいのですが、明日あたり本格的に夏の格好をしないと、移動の際、汗だくだくで身がもちません。

 汗と言えば、ちょっとアセったことに、今年もまた申し込もうとしていた某デモのNZスキーキャンプがキャンセルになってしまいました。今日、ツアー会社に確認したのですが、ヤバいなぁ。NZドル高だし、お客さん一層減ってるんでしょうねえ。もっとも、去年のことがあるので、最初から覚悟してキャンセルになった時のことを考えて手は打ってあるのですが・・・。

 んでもって、今日から、朝の授業だけでなく、移動して夕方の授業が始まりました。いよいよ本格的に夏期講習が始まります。やっぱ久々の一日六時間授業は疲れます。おまけに、昨日書いた演習テストの出題ミスを出題者に報告したところ、出題ミスではないと突っぱねられてしまいました。うーむ・・・、疲れ倍増です。それほど物の判らない人でもないはずなんですが、困ったなぁ。

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2007年7月22日 (日)

夏の夜はまだ宵ながら

 相変わらず、軽い時差ボケで時間ムチャクチャです。昨夜は思いがけず夜更かししてしまったのですが、今日は夕食後まったりしてたら、宵の口だってのにそのままTVの前でバッタリ。夜中過ぎに目を覚まして風呂へ入りブログを書いてます。こいうのマズイなぁ。

 ここ何日か頬からアゴにかけてのあたりの皮膚がポロポロ剥けます。日焼け止めは塗ったのですが、NZのスキー場は紫外線が強く、日本に比べて空気が乾燥しているため、どうしても日焼け&肌荒れを起こします。昨年、ガイドのタケちゃんに聞いた話ですが、海外の日焼け止めは、乾燥に対応するため油分を多く含んでいて、肌荒れを起こし難いのだとか。実際、友人H氏などは、見かけによらず肌が弱いとかで、NZの子供用日焼け止めを愛用しています。八月にNZに行ったら、買ってこようかしらん。

 今日は横浜でのW大対策講座二日目。演習形式のテストのある日。この演習形式ってヤツ、我々講師としては楽です。生徒さんに問題やってもらってる間は休めるし、やってるのを見て回って、みんなが間違える所を見つけてそこを解説すれば良いわけなので。

 んで、楽なはずだったのですが、問題をやってもらっている間に、ナント問題の不備を発見。問一の答えと問六の答えの内容が矛盾してるっ!~o~;;;

 言い訳しとけば、コレはワタシが作った問題ではなく、他の先生の作成です。でも、明らかにうっかりの出題ミス。あわてて休み時間中に電話して作成の先生に確認を取ろうとしたら、今日はどこの校舎にも出講してないオフの日だと・・・。仕方ない、生徒さんにはミスを認めて謝りました。ヤレヤレ。まぁ、人間のやることなのでこういうことはあります。しかし、誰も気づかなかったのかよっ、つか、予習の段階で気づけよ>オレ。~o~;;;;

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2007年7月21日 (土)

時間の倒錯またはタイムリーパーな一日

 帰国して三日目。まだ生活のリズムがムチャクチャです。昨日は時差通りに早起きしてしまい、昨夜は晩酌の途中でバッタリ。目が覚めたら二時過ぎで、そこから風呂に入って再び寝ようとベッドに入ってちょっとのつもりでTVをつけたら、なんだか随分若い原田知世が制服着て出てきました。どうやら大昔の『時を駆ける少女』らしい・・・。

 見入ってしまいました。いや別に知世ちゃんにじゃなくて・・・。~o~;;

 『時を駆ける少女』が大林監督の尾道三部作の一本だってことはモチロン知ってました。ただ、制作された83年当時は、ワタシも生意気な大学生だったので、今さらアイドル映画見られるかよっ、て無視して見てなかったんですよ。その後も、『転校生』を見る機会はあったけど、『時を駆ける少女』は機会も見る気もなかったんですよね。んで、初めて見て驚きました。キレイで叙情的な映画なんですねえ。尾道にまた行ってみたくなりました。

 学生時代、「三部作」の少し以前に、一度、尾道を訪れたことがあります。丘の上の公園から見下ろすと、瀬戸内の島々と町を埋め尽くす大小の甍。

 大屋根はみな寺にして風薫る

 誰の句だったか、句碑の通りの眺望でした。家々の生活の間を縫って細く曲がりくねった石段を下って行ったのを、ついこの間のように覚えています。TV画面の中では、まさに、その石段の道を若き日の原田知世が下って行きます。しっとりと落ち着いた瓦屋根の古い町並みを、何故か赤い鼻緒のぽっくりを履いた知世ちゃんが歩いて行きます。うわー良いなぁコレ。

 主演女優が・・・、あんなにキュートじゃなくて良いからもうちょっと演技の出来る人だったら・・・、まあそれはしょうがないですね。つか、あの棒読み台詞がこの映画に一種の味わいを添えて・・・なんて考えるのはちょっと茶人趣味過ぎますかねぇ。~o~;;

 なんて、考えている場合じゃねーやと気づいて途中で眠りについたのですが、なんとか今朝は起きられました。ホッ。~o~;;

 午前中、横浜で授業。夏期講習の開始です。某W大対策の講座でしたが、何とかつつがなくこなして帰宅。NZからの帰国便で、どういうわけか頭の中に鳴り続けた南佳孝『夜の翼』を、十数年ぶりで聞きたくなり、南佳孝の二枚組ベストCDを買ってきてしまいました。なにしろ、この時代の曲はCDじゃ持ってないもんで。~o~;;

 この人、今聴いてもオシャレですねえ。もっとも初期の頃は音程に合わない曲ばかり歌ってたこともあって、歌下手ですけどね。この時代の人達って、大貫妙子や山下達郎なんかもそうだけど、途中から急に歌が上手くなります。つか、初期が下手過ぎ。たー坊も初期は超下手クソだったもんなあ。ヨーロピアン三部作の頃、青学でやったコンサートに出かけたことがありますが、下手だったですねえ。後の「大人の女性シンガー」大貫妙子からは想像も出来ないほど、ステージの上で落ち着きがなかったし。

 なにしろ、最初の曲のイントロが鳴ってるのに本人が出てこず、歌が始まる寸前にステージ袖から髪振り乱して駆け出してきて、マイクひったくるようにして歌い始めたりして・・・。アレは何だったのだろー。~o~

 などと、回想に浸っていると、もう時代も時間もワケがわからなくなります。ワタシ自身はあの時代からあんまり変わっていない気がするのですが、一体何十年経ったのやら。ワタシの中で変わったことと言えば、スキーが上手くなったことくらいでしょうか。外見もあんまり変わってないしね。なんだか時代遅れの物の怪のような気分です。~o~;;

 多分、今夜も時間のメチャメチャな夜を過ごすことになるんでしょう。時間が倒錯しているのか、ワタシが時間軸の上を跳び回っているのか・・・。~_~;;;;;;

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2007年7月20日 (金)

逃げゆく先はNZ小ネタ

 今日は雑用とデスクワークの日です。なにしろ、帰国したら郵便受け一杯に仕事が待ってたんで。んで、ホントは必死でやらなきゃいけないんですが、こうなるといつもの逃避癖が・・・。

 というわけでNZで仕入れてきた小ネタです。~o~;;

・メスベンのローカルなパブ「スティールワークス」のカレー、今年も食べに行きました。毎週火曜日はカレーとジョグ一杯のビールをセットで10$!この値段は今のレートでもかなり割安感あります。火曜はこのセットだけでなくバンドの生演奏などもあるので、地元のキウイ達に大人気。演奏タイムが近づくと芋を洗う混み方になります。

 んで、ここのカレーの正体をガイドSさんが店のスタッフから聞き出しました。なんと、日本の「ジャワカレー」を使って煮込んで作っているのだそうです。どうりでモロに日本風カレーのはずだよ。~o~;;

・現地在住の日本人から聞いた話ですが、 近年、NZは中国・インド・フィリピン・韓国などのアジア系移民が急増しているのだそうです。中国系移民は、まあ、どこにでも多いわけなんですが、インド・スリランカは同じ大英国帝国系ということで多いらしいです。オークランドのコンビニなんかほとんどインド人がやってます。フィリピンはキウイの男性と結婚する女性が多く、韓国は徴兵を逃れるために来る若い男性が多いのだとか。

・上記の話と関係があるんだけど、最近、中国系や韓国系のレストラン増えてるらしいです。ただし、キウイはまだイマイチ韓国料理の辛さに慣れていないらしく、韓国料理店はほとんどアジア系の客だけなのだとか。

・NZの永住権や市民権は比較的取りやすいらしいのですが、とりわけ手に職のある人は英語さえしゃべれれば楽に取れるらしいです。特に水道配管工の人なんて、NZ中どこでも不足しているらしいです。水道屋さんのアナタ、NZがアナタの腕を必要としてますヨ。~o~

・NZ政府はゴミに関して鷹揚で、数年前まで全く分別やリサイクルをしていませんでした。まーつまり、人口少ないですから、全部まとめて埋めてたらしいんですね。しかし、そんなNZ当局もようやくここ数年、世界的風潮に合わせてリサイクルに取り組み始めました。なので、スキー場のゴミ箱もリサイクル可能なビンや缶は分別するようになっています。ところが、リサイクル出来ないゴミは全部同じ扱いなんです。つまり、紙くずも生ゴミもガラスも全部一緒。どうやら、リサイクル不能ゴミは、まとめて埋めちゃってるらしいです。~o~;;;

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2007年7月19日 (木)

キウイ日記07'~DOROROの村からの帰還

 昨日はMt.hutt快晴でした。とうとう滞在中の十日間、一日もクローズドしませんでした。Mt.Huttとしては、こういうのも珍しいかも。その代わりと言っちゃあなんですが、最終日、超ハードバーンでした。硬い硬い。上から下までハードバーンで、所々青氷のアイスバーンでした。アルティミットグリップという特殊な加工を施した板だったのですが、さすがにチューンナップ後、アイスバーン三日目ともなるとグリップ力はガタ落ち。それでも、グリップする所を探して、最後まで滑りまくりました。

 その日のうちにメスベンを出て、クライストチャーチ泊まり。今朝早くクライストチャーチを出てきました。帰国便の中はいつも読書とうたた寝、それに映画鑑賞です。今年も一日中ノンビリしてました。

 手塚治虫原作の『どろろ』という映画を見てきました。原作は、昔、愛読していたのでちょっと期待していたのですが、ん~~~びみょーですねー。柴咲コウの「どろろ」ってのはちよっとどうなんだろと思っていたのですが、なかなか好演してます。器用な役者さんなんですね。脚本演出にはかなり改善の余地があったかも。特に最後のエピソードはやや冗長で退屈しました。演出にも役者の演技にもやや間延びした感じを受けました。

 さて、その最後のエピソードを始めとしたロケ地なのですが、どーも最初からこれはNZだという気がしていました。山の感じや時々映る棘のような植物は、NZによく生えているギースだと思ったので。そしたら、ラストのクレジットにスペシャルサンクスとして、"Wonderful Community of Methven"ですって。~o~

 多分、ロケ地はMt.Huttの麓を流れているラカイア川の上流のあたりを使ったのではないかと思います。メスベンからメスベンへリスキーのヘリパッドへ行く途中の辺りじゃないでしょうか。しかし、あんな所でチャンバラやったのかよー。~o~;;

 数時間前に八王子に帰還。今は、久々の美味い豆腐をアテに美味い日本酒を飲んでます。明日からしなければならない仕事山積みデス。タイヘンだぁ~~~。@@~

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2007年7月18日 (水)

キウイ日記07'~出発の朝は唐突に

 いよいよ今日が最終日です。今日、Mt.HUttを一日滑って夕方メスベンを出ます。今から12時間後にはクライストチャーチ行きのバスの中だし、24時間後にはオークランド行きの飛行機の中、40時間後には東京にいるはず。

 昨日の夕方、メスベンの夜空は曇り、霧雨になったので、今日の天気を心配していたのですが、今、外を見ると星が出ています。風もないようなので、ゲレンデはオープンしてくれると思います。今日オープンすると、ワタシの滞在中、一日もクローズドいなかったことになります。雪不足であまり良い年ではなかったと思っていたのですが、全日程滑れたってことは良い年だったんでしょう。

 んでは、これから出発の準備にかかります。なんせ、まだ全く荷物まとめてないんですよ。~o~;;;

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2007年7月17日 (火)

キウイ日記07'~体験的コミュニケーション術inNZ

 今日も午前中は快晴。昨日とほぼ同じゲレンデ状況だったので、かっ飛ばしまくってしまいました。しかし、昨日より風が強く、寒いなぁと思っていたら、昼過ぎからゲレンデ上部に雲がかかり、午後はほとんど薄い雲の中でした。従って午後は軽く流す程度。ゲレンデ上部を滑っていると、何もしなくてもウェアに霜が付くほど寒かったっす。~o~;;

 今日、朝イチのリフトに乗った時のこと。ワタシは滑る時、いつもスタビライザーというマウスピースのようなものを噛みます。これは噛みあわせを良くして瞬間的な力を入れやすくするもので、レーサーやモーグル選手などがよくしています。ワタシの場合、めまいの病気があるので、少しでもバランスを良くしようというのが狙いです。

 んで、リフト上でポケットからスタビライザーを取り出し装着していたところ、隣に座っていたパトロールのキウイが英語で話しかけてくるんですよ。以下、<>内はワタシの心の中でした会話です。

キウイパト: Do You (ナンチャーラカンチャーラ) race? <マウスピースしてるところを見ると、オマエはレースをするのか?>

ワタシ: Village Champs?  <レースって先週やったビレッジチャンプのことか?>

キウイパト: Oh,Jump!I see. <ああ、ジャンプのためなのか>

ワタシ: ・・・・・・  <ジャンプじゃねーよ、チャンプだよ。オレはビレッジチャンプなんだよぉ~>

 まー、こんなレベルなんですね、ワタシの英会話わ。~o~;;;;

 んで、こんなレベルの英会話しか出来ない人間が、一人でNZに滞在してやっていけるのは何故かって言いますと、まー、簡単に言えば度胸です。~o~;;

 もうNZ通いも十一年目なので、かなり図々しくなってるんですね。最初の頃は、ドキドキビクビクで、音声の出る翻訳機持参したり、帰国するたびに英会話を始めようか迷ったりしていたのですが、そんなものいらないんだって気づいてしまいました。なまじ判ったようなことを言い出すと、向こうがベラベラ話し出して収拾がつかなくなります。判らない時は判らないという仕草をしていると、そのうちに相手の方で何とかしてくれます。なんせキウイはかなり親日的だし、良いヤツ多いから。~o~;;

 それと、ワタシの行くメスベンやクィーンズタウンは、キウイ達が日本人慣れしてます。やはり毎年、ワタシのようなのが来るわけですから、向こうがコミュニケーション術を覚えてくれるんですね。こちらが困ったような顔をしていると、単純な単語で話しかけたり、ゆっくり話したり、ボディランゲージに訴えたりしてくれるんです。

 そのため油断していると、他の土地から来た人とはコミュニケーションし難いことがあります。今年は、毎年使っているコテージのオーナーがキウイのDavid氏からオージーのPole氏に代わってしまったので、彼及び彼のワイフとコミュニケーションを取るのは、ちょっと大変でした。なにしろベラベラ文章しゃべっちゃうんですヨ。こっちは聞き取れないんだから簡単な単語で言えっつーの!~o~

 閑話休題。メスベンやクィーンズタウンだと、片言の日本語を話せる人などもよくいます。メスベンだとスキーショップ「Big Al's」の店員リッチーなんかが典型かな。彼は日本に滞在したことがあって、たいていの会話は大丈夫。安心して板をチューンナップに出せます。加えて、メスベンやクィーンズタウンだとワーホリや居住者の日本人も多いので、イザとなったらそういう人に頼ることも出来ます。特にクィーンズタウンなんかだと、たいていのショップに日本人スタッフがいるので、買い物楽勝です。~o~

 毎年、"Hi !""Good Morning""Thank You""Sorry""Yes""No"程度の言葉で乗り切ってます。今回のガイド無しの滞在は他に三つ四つ単語を使ったかなぁ。~o~;;;;;;

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2007年7月16日 (月)

キウイ日記07'~めくるめくスピード三昧と『ラスクリ』ロケの裏話

 今日もMt.Huttは快晴。しかも、昨日でこちらのスクールホリディが終わったとかで、お客さん、かなり少な目。NZは七月前半の二週間がスクールホリディ要するに日本で言う冬休み。つまり今日は冬休み明けの月曜ってわけなんですね。当然、キウイのお客さんは少なく、レストハウスは東洋系ばかりがヤケに目立ちます。どうも、日本を先週土曜に発ったツアーの方たちが何組かいた模様。朝のレストハウスなんて、七、八割東洋系。多分、日韓の比率が6:4くらいでしょうか。ここは一体、何処の国のスキー場なんだぁ?! ~o~;;;

 お客さんが少なければ、バーンもさほど荒れず、昨日ほどのアイスバーンにはなりませんでした。しかも、ゲレンデ空いてるんですから、もー、かっ飛ばしまくりです。圧雪コースでも所々ちょっと小石が転がってたりしますが、気をつけていれば我慢できる範囲。一日中カービング三昧でした。笑っちゃうくらい大馬鹿モンのかっ飛ばし野郎でした。わはははは。~o~ ~O~

 帰り際にメスベンからのシャトルバスのドライバーに、"I saw you ナンチャ~ラカンチャ~ラ"と話しかけられました。"fast"って単語が聞き取れたので、多分、「オメーがご機嫌にかっ飛ばしまくってたのを見かけたぞ。オメーなかなか速えーじゃねーか、オイラ気に入ったゼ」と彼は言ったのではなかろーかと・・・。

 まー、このくらい想像力豊かでないとコミュニケーション出来ないレベルなんですね、ワタシの英語わ。~o~;;;;

 そう言えば、シャトルバスのドライバーで思い出したけど、NZでは、一般的にゲレンデの傍には宿泊施設がありません。ゲレンデは、町から離れた山の上にあり、スキー客は町から車でゲレンデまで通います。マイカーやレンタカーか我々のようなシャトルバスか。そのため、メスベンの町にはいくつかシャトルバスの会社があります。町に部屋を借りてゲレンデに通うスキーヤーやボーダーは、レンタカーに乗り合わせて来るらしいですが、中にはヒッチハイクで来る剛の者もいる模様。

 なんでも、山の上に宿泊施設を作ってはいけない法律があるらしいです。そのため、一部のクラブフィールドのスキー場にある山小屋程度の宿泊施設を除けば、ゲレンデには全く泊まる所がないんです。

 ところが、以前、『ラストクリスマス』という織田裕二主演ドラマでNZスキー場のシーンがありました。あれはクィーンズタウン近くのコロネットピークでロケしたんですが、何故かスキー場に隣接したホテルに泊まってることになってて、ちょっとビックリ。NZにスキーに行ったことのある人なら、「え゛ーっ、そんなワケねーだろー?!」って思うシーンでした。実は、スキー場のレストハウスをホテルに見えるようにデコレーションしたらしいです。何もそんなことしなくったって良さそうなモンなのにねえ。脚本書く人がNZのゲレンデ事情を全く知らなかったってことなんでしょうか。~o~

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2007年7月15日 (日)

キウイ日記07'~ある朝、78%の気楽

 今朝早朝、ツアーの一行が帰国の途につきました。一行についてガイドSさんも帰国してしまい、メスベンはワタシ一人です。目が覚めてみたら、一人でした。~o~;;

 もちろん、あらかじめツアー会社にそのようにお願いしていたワケで、決して寝坊して取り残されたのではありません。一人に対してガイドを付けると割高になるからとのこと。帰国までのほぼ全ての設定をSさんがやっていってくれたので、ワタシとしては、まあまあ気楽78%。言葉が通じない不自由さが10%くらい、ツアーのみんながいなくなっちゃった寂しさが12%くらいですかねえ。

 というわけで、昨日と同様にMt.Huttに登りました。今日のHuttは、気温は低いものの、またもや一日中快晴。下界は雲海の下でした。雲海の切れ目から緑のカンタベリー平原がちらりと見えたり、雲海の中に雪山が島のように浮かんでいたりするのは、かなり絶景です。

 んで、気色は良いのですが、ゲレンデは雪が降らないのでドンドン硬くなってます。午前中はまだ良かったのですが、昼からはツルツルアイスバーン。おまけに持って行った小回り用の板がアイスバーンには弱い板で、もー、エッジズルズルです。午後は、何とかグリップしてくれそうな雪面を探しながら滑ってました。こんなことなら昨日のレンタルのディナスターの方が良かったかしらん。

 おまけに、圧雪バーンの雪が徐々に減り始め、石が少しずつ出てきました。まだ先週前半ほどヒドくはありませんが、それにしても、滑るコースを選ばないとヤバいです。さて、明日からどうなることか・・・。~o~;;;

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2007年7月14日 (土)

キウイ日記07'~冒険のための道具または売られた娘の行く末

 昨日、今日とMt.Huttは快晴。雪は降っていないので、午後の圧雪コースはアイスバーンになりますが、それを除けばまずまずのゲレンデコンディション。昨日も今日も、ほとんどツアーガイドSさんの後にくっ付いてオフピステでした。

 キウイ達は、大変なオフピステ好きで、スキーの腕前に関係なくドンドンオフピステにチャレンジします。ですから、「アンタがそこへ行っちゃあアブナイっ!」って人まで、岩だらけのオフピステに入ってきます。多分、徹底的にオプティミストなんでしょうね。岩に衝突とか、岩を踏んでバランスを崩すとかってことを想像しないんでしょう。ですから、こんな雪がまだ足りない時期には、キウイ達のスキー板やボードの滑走面はボロボロになるはずです。そもそも、そんな時期に、オフピステをオープンしちゃうのがいかにもキウイ。日本だったら、絶対滑走禁止ですよね。

 このあたり、道具を大事にする日本人の方は、気分を悪くする話だと思います。キウイにとってスキー板とは冒険のための道具です。ですから、その道具が冒険のために壊れてもそれは仕方のないことだと割り切っています。

 一方、日本人は、一般的に道具を大切にします。コレはよく言えば「道具を大切にする」なのですが、悪く言うと「道具フェチ」です。だって、ゼロコンマ何秒を競うレーサーを除けば、板の滑走面なんてものは滑れば良いだけのもののはずだし、まして、表面などはどうなったって良いはずです。ところが、滑走面だけでなく、表面さえも大切にしますよねぇ、日本人。なんで?~o~;;

 ワタシも、一応、日本に国籍があることはあるので、日本人の心情は理解できます。ですから、今日は自分の板をチューンナップに出してレンタルの板で滑ったのですが、レンタルの板でさえ、岩だらけの雪不足のオフピステに入るのはちょっと気がひけました。

 おまけに、レンタルで借りた板が07-08の来シーズンモデルの板で、まだ新品の板だったりしたので、「こんな板でSさんの後へ付いていくのは、生娘を女衒に売り飛ばすようなモンですね~」なんてひどい冗談を言いながらSさんにくっ付いて滑ってました。~o~;;

 このガイドSさんという人は、恐らくキウイ以上にオフピステに関してオプティミストです。「あの辺良さそうですね」「大丈夫です、行ってみましょう」と彼がNZで言った時には、板は無事では済みません。たいてい岩を踏んでボロボロにさせられます。どーも、自称キウイのワタシなどよりもキウイな性格。アグレッシブで冒険好きで120%オプティミスト。ま、そんな人だと判っていて、ついて行くワタシもワタシなのですが・・・。~o~;;

 というわけで、今日のレンタルの新品の板は、返す時には見るも無残なほどボロボロになってました。うーん、ちょっとマズかったかも・・・。~o~;;;;;;

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2007年7月12日 (木)

キウイ日記07'~海外初制覇っつーのか?! ~o~;;

 今朝のメスベンはどんよりした曇り空。ところが山に上がってみると快晴。カンタベリー平野は雲海の中に沈んでいます。Mt.Huttは雲の上に突き抜けちゃっているんです。積雪は昨日だけで11cm増。圧雪されたコースなら、石を踏む心配がほぼなくなりました。アイスバーンもほぼカバーされていて、新雪はなかなか良い雪です。

 こうなると、体も動きます。今まで欲求不満だった分を取り返すカービング三昧。気持ち良かったー。~o~

 今日はMy.Huttで草レースの行われる日でした。昨日からそれを聞いていたので、ツアーガイドSさんの音頭取りでチーム参加をすることになっていました。海外初レースです。もらったゼッケンはキッカリ100番。

 ずいぶんな人数が参加するんだなぁと思ったのですが、どうやらこれは人数に対応した番号ではなく、スノーボードを含めて全てのカテゴリーを合わせて60名ほどの参加。その60人が、デュアルのコースを一本ずつ滑り、二本の合計タイムで勝敗を競います。滑走順は、ナント、スタート地点に行った順!~o~

 スタート地点についたところで、スタート係がゴール地点に連絡を入れ、タイムを記録させるというシステム。なんかいーかげんで大らかで、いかにもNZだなー。お蔭様で、自分のタイミングでスタート出来、マイペース型のワタシとしてはリラックスして滑れました。なかなか良いですねー、コレ。~o~

 もちろん、参加者がそれほど多くないということと硬くて掘れ難いコースがあって初めて成り立つシステムですが、ちょっと日本じゃ有り得ないシステムですね。

 システムのお陰もあって、アマチュアスキー男子の部で優勝しちゃいました。あははは。海外初制覇!っつーか、考えてみたら我がアルペンレース人生を通じて記念すべき初めての優勝じゃないのっ!!~o~ ~O~

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2007年7月11日 (水)

キウイ日記07'~NZ交通事情

 今日のメスベンの町は朝から小雨。しかし、山は開いています。ゲレンデについてみると雪で、それも5~10cmほどは積もっています。滑り出してみると、積もっているのはけっこう良い雪です。今までアイスバーンだった所、小石が出ていた所を埋め尽くしています。ただし、視界が悪く、やや滑りにくいかも。まあ、お客も少ないし滑れないことはないか、と思っていたのですが、二本ほど滑ったところでちょっと休憩に入ったら、レストハウスはいつのまにか満員状態。どうやら、みんな、天候回復待ちをしている模様。

 しかし、我々が早い昼食を取っている間に、雪はガスに変わり、次に滑り出した時には冗談じゃないくらいの視界の悪さで、これは早く帰ろうということになりました。なにしろ、ガスがゴーグルに凍り付いて全く見えなくなるもんで・・・。~o~;;

 結局、今日はリフト五本ほどで終了。しかし、その間、雪は降ったり止んだりで、多分今日だけで10~15cmほどの積雪になったと思います。明日以降に期待できるコンディションになってきました。

 ゲレンデの方は、そんな具合なので、あまり書くことがありませんから、NZの交通事情について書きます。NZはイギリス文化圏なので車は左側通行です。そのため右ハンドルの日本車はたいへん都合が良く、日本の中古車がたくさん走っています。今日、我々がゲレンデまで行くのに使った車もトヨタのワンボックスカー。ワタシがNZに通い始めた頃は、道を通る車のほとんどは日本の中古車でした。今は、韓国の車も増えてきています。

 交通規則はほぼ日本と同様らしく、日本人は車の運転をしやすい国なのだそうです。確か、交差点での優先順位が違うだけなのだとか。日本は左手優先ですが、こちらは右手優先なんですね。

 ただし、速度制限は非常にシンプルで、街中と郊外で分かれています。街中は40kmだったか50kmだったかですが、郊外は一律100kmです。郊外の道は可能な限り真っ直ぐ。恐らく北海道の二倍くらいは真っ直ぐです。おまけにキウイ達はかなりスピード狂なので、移動のバスは時に非常にスリリングだったりします。ヲイヲイ、その速度でコーナーに入るかよ~ってスピードで曲ります。まあ、多少曲がりきれなくても、道路の外側は牧草地だったりするから良いんでしょうネ。羊には迷惑な話ですが。~o~

 そんなキウイのドライバーも街中では穏やかな運転をします。街中の速度規制はかなりウルサイらしく、街中へ入る標識を見落として100kmのまま進入すると、たちまち「御用」ってことになるのだとか。

 このあたり、キウイ達の二面性が現れているのかも知れません。クレイジーな冒険者の側面と穏やかな常識人の側面。街中で話していると穏やかなのに、スキー場ではクレイジーなヤツだったりするんです。ワタシとしては面白くて付き合いやすいんで、どっちも好きなんですけどね。~o~ 

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2007年7月10日 (火)

キウイ日記07'~カービング中に起こってしまったタイタニックの悲劇

 今日のMt.Huttは快晴。昨夜のうちに5cmほどの雪が降り積もり、かなりバーン状況は改善されています。コース上に石が見えません(思えばソレが悲劇の始まりだったのですが・・・)。おまけに昨日ほどゲレンデは混まず、ホントに快適に滑れました。

 こうなると、まるで気分が違います。やっぱスキーは天気ですねぇ。快晴のスキーって全てをポジティブに変えてくれます。最高に気持ち良いスキーです。こうなると、体も動いて絶好調!快感でしたぁー、午前中は・・・。~_~;;;;

 昼食後、悲劇は起こりました。硬く締まった中斜面を大回りして、そのままのスピードで気持ちよく緩斜面をカービングターンした時のこと、本来、雪面をえぐって進んでいるはずの右外足足裏に、雪面に引っかかるような違和感を感じて急停止しました。恐る恐る右足の板をはずして滑走面を見たところ、なんと、滑走面のエッジ際が40cmほどの長さで彫れています。自分のシュプールをたどって、「違和感」を感じた場所を探すと、彫刻刀で彫り取ったような滑走面の削りカスがっ。削りカスを除けたところ、小さな石が露出しています。掘り出そうとすると、コレが意外に大きい。メガマックほどの石が、まるでタイタニック号が乗り上げた氷山のように、一角だけを露出させて埋まってたんです!

 本当にガッカリしました。エッジ際なので簡単なリペアでは済みません。果たして直るのやらどうやら。新しい板ではないとは言え、まだまだ使えるはずの板です。あーあ、今年のMt.Huttは、どうもツイてないなぁ。

 傷ついた板はショップに出して、明日はもう一本の大回り用の板で滑ります。今、宿の外は小雨が降っています。この低気圧でなんとかゲレンデコンディションが改善されてくれると良いのですが。

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2007年7月 9日 (月)

キウイ日記07'~期待外れと光明とキウイの値段

 今朝は、昨日の夜空から一転して薄曇り。まあ、山に登れば晴れるだろうとたかをくくって出発したのですが、山の上もゲレンデ上半部にはガスがかかっていました。しかも、期待していたほど積雪はなく、Mt.Hutt自慢のサウスフェイスやタワーズといったオフピステゾーンはクローズドされたまま。それどころか圧雪されたコースでさえけっこう小石が転がっています。まあ、圧雪されたコースも滑れるかどうか怪しかった一昨年の同時期に比べれば、全山に一応雪は載っているから、はるかにマシですが、過去六年間の中では下から二番目ですね、この積雪量は。ちょっと期待はずれ。

 おまけに、自分の体もまったく適応出来ていません。まあ一月半ぶりのスキーだから無理はないんだけど、それにしても思い通りに動きません。加えて、オフピステへ出ればほぼ確実に何か踏むという状況なのに、オフピステ大好き人間のガイドSさんの誘いにうかうかと乗ってオフピステでエッジをやってしまった自分の判断が、これまた期待はずれ。~_~;;;

 まあ、こういうこともあるさ、と気を取り直して昼食。ところが、昼食後、ゲレンデ上部のガスが晴れ、ピーカンの快晴にっ!視界が良くなると体も動き、思ったようなターンが何ターンか出来ました。よしよし、積雪の方だって今週末から降るって話だから何とかなるサ。~o~

 と思っていたら、ナント、再びガスが出始めてしまいました。快晴はホンの一時間ほど。あーあ、初日はこんなモンか。しょーがないですね。~o~;;;

 ところで、今、NZドルは日本円に対して数十年ぶりという高さになっています。ワタシがNZに通った十年の間、NZドルは、ほぼ1$=60~70円でした。一時1$=50円台のこともあったりして、その時は円のありがたみを実感できたものです。ところが今や1NZ$は100円を越えてるんですよ。こうなるとNZの物価は高く感じられます。いろいろな物が割高に思えていたところで、昨日の夜スーパーに行って買い物をした時に、キウイフルーツのゴールドキウイって品種に$1.49って値札が付いたいたんです。うわー、コレって150円くらいなのか、一個150円は日本のスーパーより高いぞ、と思って腰が引けたのですが、思い切ってレジに持っていってみました。そうしたら・・・。ナント、$1.49は1kgあたりの値段だったんですね。~o~;;;

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2007年7月 8日 (日)

キウイ日記07'~陰惨な夢、寒気の眩暈、そして満天の星空の下

 ハーイ!やってきましたNZメスベン。今年もキウイ生活の始まりデース。

 昨日はバタバタやった末にようやくNZ行きに搭乗したのですが、機内はそれほど大混雑というわけではなく、特にワタシの席は左右が空席でラッキー。ゆったりと横になれました。が、しかし・・・。

 NZ航空はエコノミーでも各座席にTVがついていて、自分でチョイスして映画などが楽しめるのですが、昨夜寝る前に選んでしまったのが『300』というハリウッドの新作。渋谷駅でポスターを見て、なんとなく話題の新作っぽかったので見てしまったのですが・・・。ストーリーはスパルタ王レオニダスが300人の兵でペルシアの大軍に立ち向かうという歴史物。多分、細部まで史実をなぞっているのでしょうが、それにしても、コレは・・・。あんまり楽しい旅立ちの日に見る映画じゃなかったなぁ。~o~;;

 兎に角、陰惨です。戦闘シーンが多くなるのは想像していたのですが、レオニダスの300の兵ってのが半端じゃなく強いので、ペルシア兵を切って切って切りまくり、首は飛ぶは足はチョン切れるはで血しぶき上がりっぱなし、死屍累々。まったくたいしたストーリーもなく、ひたすら戦い続けます。コレって何処が面白いんだ?

 しかも、しばらく前に企画されたらしく、レオニダスの妻が評議会で、「『自由』を守るためにレオニダスのもとにスパルタの援軍を派遣せよ!」なんて演説かましちゃったり、最後にレオニダス軍の生き残り兵が全ギリシア軍をまとめあげてマラトンの会戦に臨むのですが、「神秘主義と専制君主から『自由』なギリシアを守れ」みたいなことを言い出したり・・・。

 この映画が企画された頃ってジョージ=○ッシュの支持率高かったんでしょうねえ。~o~;;;

 歴史上のレオニダス王は、どこやらの大統領と違って、『自由』などという取ってつけたお題目のために戦ったんじゃないと思うけどなぁ。それに、なんだよ、あの戦闘シーンの多さは。エンディングロールにまで血しぶき飛びまくってたゾ。あそこまでして好戦気分盛り上げるとは、もしかして映画のスポンサー、本当にどっかの国の戦争屋の大統領じゃないのかいな。

 などと考えながら眠ったせいか、夜中に何度も目を覚ましてしまいました。陰惨な夢を見たかもしれません。まぁ、それでも、途切れ途切れに五時間ほどは眠ったので、飛行機の中の睡眠としてはマシな方かしらん。

 到着してみると、NZ非常に寒いです。めったに雪の降らないメスベンの町中に雪が残ってます。しかも、到着後しばらくは停電だとかで部屋に暖房が入らず寒い寒い。町の中を歩いていても眩暈がするほどに寒いです。もしかして病気が再発するんじゃないかと思うほどフラつきます。飛行機移動のせいもあるんでしょうかね。ワタシは体質的に気圧の変化には弱いので。

 まあ、寒いってことはスキー場のコンディションは期待できるってこと。それに今夜は本当に☆が降ってくるんじゃないかというくらいの満天の星空です☆☆☆。雪はあるらしいし、天気は良いはずだし、明日は楽しみーーーっ、と無理やり気分を盛り上げてみたりしてっ。~o~;;

<後日記>「マラトンの会戦」じゃなく「プラテーエの戦い」でした。ちなみにレオニダス王の300人の戦いは「テルモピレーの戦い」。ギリシア史なんてもうウロ覚えもいいとこなので、名前、出てきませんねえ・・・。~o~;;

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2007年7月 7日 (土)

鳥が飛び立つ時の心構え

 今日は余裕のある出発だったはずなのですが、結局バタバタしました。足元から鳥が飛び立つとはこのことです。

 おまけに、なぜか成田は混んでます。異常なほどに。いくら土曜だからってちょっとコレはなんなんでしょう。出国手続きも並ぶ並ぶ・・・。心なしか中国語を聞くことが多いかも。かの国はやっぱり好景気だということでしょうか。

 でも、今日は日本人も多いです。なにしろ成田発ニュージーランド行きがほぼ満席らしいです。そのため手荷物重量もシビアに見られてしまいました。いつもと同じだとたかをくくって準備したってことと、去年の板よりビンディングが重かったってことがあって、引っかかってしまい、手続き窓口のお姉さん(ナント、去年と同じ人)のアドバイスにより、スキーウェアをトランクから取り出して着るという荒業で乗り切りました。イヤハヤ、蒸し暑い成田でスキーウェアを着ることになろうとは・・・。

 それでもなんとか今から搭乗です。それでは行って来まーす。~o~

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2007年7月 6日 (金)

八王子には涼風が吹き、南の島には雪が降るのだ

 一学期、全日程が終了しました。池袋でも市ヶ谷でもキチンとキリの良い所で終われました。良かった~。ワタシのところによく質問に来る子達も、一学期の最後ということで質問に来ましたが、みんなそれなりに進歩しているみたいで前向きに夏を迎える様子。ホッとさせてくれました。まずは良かった良かった。~o~

 帰宅して夕食を取りながらU-20Wカップ日本代表コスタリカ戦の録画を見ました。コスタリカ、なかなか強いのですが、我がU-20は局面局面で相手の個人技に押されたりしているものの、全体としては上手くやっています。みんな運動量もあるし、良いサッカーしてます。これはホントに期待できそう。

 ちなみに次期「王子」候補の青山君、依然として調子良さそうです。サッカー新聞「エルゴラッソ」の採点でも、梅崎・田中と並んでチーム最高の7.5点がついています。以前から、彼が女優さんの身内だということは知っていたのですが、昨日、ネットで調べて、篠ひろ子の甥と確認。血筋から言っても、「王子」の資格十分ですね。あとは、決勝トーナメントでの活躍次第かな。もう二点くらい取ってほしいですねえ。~o~;;

 録画を見終えて、酉与右衛門飲みながらブログ書いています。夜に入って、八王子の我がマンションには心地よい涼風が入ってきます。こんなに良い酒もしばらくは飲めません。メスベンじゃ地元のカンタベリードラフトってビールか安ワインしかないもんね。まぁ、それなりには美味いんだけど。~o~;;

 Mt.Huttはネットによると今日も「順調に」クローズド。素晴らしいコンディションになりつつあるみたいです。今日だけで35cmほどの積雪があったとか。大ラッキー!!明日明後日とクローズドになって、月曜から晴れたらメチャメチャ理想的なんですがね、まあそこまでは・・・。~o~;;

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2007年7月 5日 (木)

明るい展望続く

 昨夜、帰宅して夕食を済ませてから、NZ行きの荷物をまとめました。実は、昨日のうちに空港へ向けて送っておかないと、もう荷物を出すチャンスがないので。夜中過ぎまでドタバタやった末に、ようやくに午前一時過ぎに近くのコンビニから空港向け宅急便を送り出して、ホッ。これで今年もNZに行けそうな気がしてきました。~o~

 今朝になってネットで調べてみたところ、ナント、雪不足だったNZの山に低気圧が来てくれた模様。Mt.Huttがクローズドになっています。ラッキー!!今日から三日四日くらい、Huttクローズドにして良いから、ドンドン降らせちゃってくださいっ!!~o~~O~

 NZに向けて気分は乗ってきたものの、寝不足はちょっとキビしく、頭の中、ちよっとモワっとしたまま授業。ちょっとツライのですが、そんな中、また嬉しいニュース。例のU-20Wカップに出場している連中が、またやってくれました。コスタリカにも勝って二連勝で予選リーグ突破を決めたそうです。中盤のチビッ子トリオ梅崎-田中アトムのコンビであげた一点を守りきった模様。チームが決勝トーナメントを勝ち進めば、いよいよ、新王子出現かもね。~o~;;;

 先ほどようやく町田での一学期の授業が終わりました。今日はこれから自由が丘の校舎へ移動して授業。NZまでもうひと頑張りです。~o~

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2007年7月 4日 (水)

ハンカチ王朝の謎と次期王子擁立のたくらみ

 今日は、横浜での最終週。授業の方は順調なのですが、例の質問の時間が暇で・・・。

 昨日、今日と例の「王子」がアマチュアゴルフの大会なのだそうで、フジTV系列だと、朝の情報番組からその話が続き、昨日など昼のニュース番組でも、「ところで『ハニカミ王子は・・・』などとやってました。いくら夕方からその大会の中継をやっているからといって、ニュースの中で番宣するとは・・・。~o~;;;

 それにしても、この「王子」現象ってどういうことなのやら。以前から、「○○王子」と呼ばれるスポーツ選手が出てくることはありました。例えば、2002Wカップの時のトルコのFW。その後、Jリーグと契約して、金だけ取ってロクにゲームに出ずに帰っちゃったのはヒドかったですねえ。

 しかし、今回の現象は、どうもあの時とは違います。まず、「ハンカチ」君(王子なので「ギミ」と読んでください ~o~)にしても「ハニカミ」君にしても未成年で、スポーツ選手らしい爽やかさが、ある程度高い年齢層の御婦人(適当な差別用語に置き換えて読むこと)にウケたということ。以前であれば、こういう場合、「息子にしたいスポーツ選手」という扱いだったはずです。例えば、全盛期の「貴花田」みたいな。

 そういう方達がターゲットの「商品」なので、朝の情報番組やニュース番組で流しちゃったりするんでしょうね。だって、マジメな話、たかかアマチュアゴルファーがアマチュア大会に出場したくらいのことをニュースで扱っちゃあねえ・・・。そういうことを考えない層の方達がメインターゲットなんですね。だから、某TBSなんかではスポーツの常識では考えられないような芸能ワイドショー的突撃取材をしちったりするんですね。アレは、某TBSだけが可笑しいのではなく、ああいう取材を求める需要を念頭においた情報供給の仕方なんでしょう。

 「息子にしたいスポーツ選手」という週刊誌的なくくり方ではなく、「○○王子」と呼ばれるのは、今回の現象がインターネット上に由来するからでしょうか。こういう判りやすい用語があった方がネット上では爆発しやすいでしょうから。

 つまり、今回の現象は、以前からあった「息子にしたいスポーツ選手」人気がインターネット上で爆発し、総ワイドショー化しているお馬○TV局がその尻馬に乗っているという構造なのではないかと。

 さて、そこで、次期王子の話です。ズバリ次期王子としてオススメしたいのがU-20Wカップサッカー日本代表のMF青山隼選手。このチーム、たいへんイケメンの多いチームなのですが(FWとGKを除くとってことですが ~o~)、イケメンぞろいの中にあっても青山選手はちょっと突出しています。恐らく、鹿島のDF内田篤人と青山隼ならジャニーズに入ってもトップスターでいられるでしょう。二人ともスラリとした長身だし。ホントにイケメンなんですヨ、奥さんっ。~o~

 青山隼は、実力の方もなかなかのもので、攻撃的MFのチビッコトリオを後ろで支える地味な役割ながら、スコットランド戦では強烈なロングシュートをねじ込んでいます。しかも、試合後のインタビューで「今日はお母さんの誕生日だったので、良い親孝行が出来ました」なんて高い年齢層の御婦人を泣かせるコメントを出したりしてネ。

 まあ、ちょっと「王子キャラ」を狙いすぎてる気もするけどね。~o~;;;

 この後、U-20が勝ち続けて、青山隼がロングシュートを決め続ければ、間違いなく彼は有力な次期王子候補です。ただ、問題は、この「王子」、名前が難しいんです。「ロングシュート王子」ではちょっとイケてないですよね。やはり、ネットで人気爆発させるためには、正統なハンカチ王朝の名前、「ハ○○○王子」が必要でしょう。何かないですかねえ・・・。~o~;;

 なんて書いてるうちに質問の時間が終わりました。我ながらヒマだー。~o~

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2007年7月 2日 (月)

順調な終わりと始まり

 予備校の一学期最終週が始まりました。まずまず順調。テキストのキリの良いところで、授業が終了していきます。それとともに原稿の仕事もラストスパート。吉祥寺の夜の授業から帰って、先程、傾向と対策本某W大政経学部の原稿を書き終えました。疲れたー。~o~;;

 なんせ、NZへ出発する前に、校正を見ていかなければなりません。もうホントにギリギリのタイミング。今週の土曜までに校正刷りを出してもらって、チェックしてから飛行機に乗らなければっつ。

 原稿を投函してから、サッカーのU-20ワールドカップ初戦、スコットランド戦録画放送を見ながら晩酌。U-20日本代表チーム、ものすごくノビノビしてます。このチームは不思議なチームで、今まで精神的に脆いチームと言われてきたのですが、この初戦は本当に一人一人が実力を発揮しています。

 日本代表って、フル代表を含めて、今まで初戦に弱かったと思うのですが、このチームは全く違います。アグレッシブだし、全員が運動量豊富で上手いし、心技体とも非常に良い状態で初戦を戦っています。Jリーグでレギュラーを張ってる子が多いので、実力的には今までのユース代表の中でもかなり上の方だと見ていたのですが、こりゃ期待できそう。もっとも、この世代は世界中のどの国でも精神的に不安定なので、初戦がいくら良くてもアテにはなりませんけどね。~o~;;

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2007年7月 1日 (日)

会議は踊る、されど会議はあっけなく進み・・・

 今日は模試作成会議の日でした。久しぶりに同僚の先生方とお会いしました。先日、模試作成は予備校屋の仕事の中で二番目に割に合わない仕事と書きましたが、今日の会議は非常にスムーズに進みました。まあ、二、三悩ましいことはあったけど、深刻な意見の対立などはなく、冗談のやり取りとともに会議は進み、会議はあっけなく終わりました。

 今日の会議に出席なさった先生方は、もう十何年も一緒に仕事をしている人達なので、人間関係が上手くいってるってことでしょうか。つか、ウチの予備校の古文講師は全体にベテランばかりで、それほど仲も悪くありません。生徒さんを指導する方針については一人一人かなり違っていて、対立が生じてもオカしくないのですが、もう、みんな他の先生のやり方を熟知しちゃってるから、今さら表立ってことを荒立てるようなことはありません。

 会議の場で話題になったのですが、今日は、ウチの予備校の講師採用試験の日だったとか。そう言えば、ウチの古文科には、ここんとこ新人さんがほとんど入ってきません。三、四年前にお一人入ってきたきり。志望者が減ってきているということもあるようですが、採用試験受験者の皆さん、ほとんどペーパーテストに通ってくれないらしいです。なので、四十台前半だと若手と呼ばれてしまう高齢化職場。~o~

 そのために一人一人の熟練性だけはどんどん高まり、講師の評価基準である生徒アンケートの科目平均の数字は上がる一方。以前から、ウチの予備校では「古文科にハズレなし」と言われていたようですが、今や「ハズレなし」どころか、科目平均の数字が他教科ならかなりの「当たり」に相当しそうな数字です。こんな異常な好成績の講師群の中に、仮に新人さんが入ってきたら可哀想だろなー。つか、こんなにみんなが好成績だから、新人さんが入る余地ないってことなのか。

 このまま全体が高齢化していったら、何時かマズいことになるのですが、その辺り学校側はどう考えているのやら。少しくらい採用試験の成績が良くなくても、将来性があって性格が良さそうな人なら採用しちゃって使いながら育てれば良いのに。まあ、予備校は一年一年が勝負だから、あんまり能力のない人は採用できないってことだろうけど、それを言ったら、ワタシなども採用してもらってないはずなんだし・・・。~o~;;

 会議終了後、神田のスキーショップ街を少しウロウロ。今日は、スキーショップMinamiさんの展示受注会などもあったらしく、日曜ということもあって、神田スキーショップ街にもこの季節にしては人が出ていました。それも、高齢化スキー界にしては、けっこう若い人が来ていたりして・・・ウラヤマシイ。~o~;;

 アルペン神田店に行って、店員で全日本出場選手のYさんとしばし歓談。八海山SSでお世話になっている人なので、八海山関係とニューモデルスキーの噂話でした。例の来シーズンのBlizzardSL板を予約していたのですが、受け取りは秋になる見込み。ちょっとだけ尾瀬岩鞍でのトキメキが甦ってしまいました。~o~

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