キウイ日記07'Ⅱ~突然炎の試乗
今日はカドローナスキー場でした。快晴。昨日に続いて風が強く、少し肌寒いですが、悪いコンディションではありません。昨日と同じような天候なのに、何故か混んでます。どうも、昨日は天気予報が悪かったせいで人出が少なかったようです。その分、今日、混みました。
リフト待ちがひどい時に限って、上手くリフトに乗れずに椅子から転落するアベックなどいて、リフトが止まってしまいました。こうなると若いキウイのイタズラ好きの奴等は大人しくしていません。リフト待ちの列の中で雪合戦が始まってしまいます。列の後ろから突然、雪球が飛んで来て、それに応えるヤツが後ろに投げ返して、もうリフトが止まってる間中、雪球が飛び交ってました。こういうの、日本じゃ有り得ないですよね。どーなんだか。~o~;;;
さて、今日は、午後から突然、来期板の試乗でした。地元のショップが開いている試乗会に参加したんです。クレジットカードのナンバーを控えられただけで無料でした。ラッキー。
NZに来ると、日本では見かけないモデルに乗っている人が時々います。日本で販売されていないモデルってあるんです。今日は、そういうモデルを中心に試乗してみました。以下、超マニアックな試乗レポート。
・Rossingnol Zenis Z3
最初に借りたのがこの板。Zenis10あたりをイメージして借りたのですが、大失敗。完全に初~中級者用でした。エッジが信じられないくらいグリップしません。こんな板でカービングなんて出来るわけないっす。板全体が軽いので、初~中級者の方は取り回しやすいとは思いますが、カービングさせようという人は選んじゃいけない板でした。それほど柔らか過ぎる感じではないのですが、トーションが弱すぎるんでしょうか。日本で売っているかどうかは不明。
・Fischer RX8
日本ではあまり売れなくて販売中止になってしまったRXシリーズです。日本でRXシリーズが売られていた頃から、RX8は海外では存在していたのですが、日本には何故かRX6とRX10しか入って来ませんでした。そのRX8の来期モデル。例の「フリークエンシィチューニング」という技術が使われているらしいのですが、洗濯板状の凸凹は姿を消しました。長さ170cmでサイドカット116-66-98は、日本で売られていたRX6やRX10を少しグラマーにした感じ。オールラウンド向けの数字だと思いますが、乗ってみても、まさにオールラウンド。足元にシッカリ感があり、それでいて適度なたわみ方をします。小回りも楽だし、大回りでの抜けもスムーズ。コブでも扱いやすいです。RX6に乗っていた方だったら、きっと好感を抱くと思います。ワタシ個人もちょっと欲しくなった板でした。
・Fischer RXFire
RXシリーズらしいのですが、日本には無かったですよね、こんな名前。サンドイッチ構造で165cm123-66-102というプロポーション。多分、数年前のSCのサイドカットと同じではないかと思います。もしかして中身も同じかも。非常に硬く、足元のシッカリ感は強いのですが、ワタシの体重脚力にカードローナの中斜面で得られるスピードではたわんでくれませんでした。サイドカーブがキツいので曲がってはくれますが、たわみを最小限しか引き出せないので、走りの方は、「コイツも一生懸命踏んでるようだし、しょーがねえからチョット走ってやっか」という程度。本当に体重も脚力もある人がハイスピードで乗るには良いのかもしれません。あるいは、「板なんて走らなくても安定して回ってくれれば良いヨ」って人なら良いかも。ただし、炎の描かれたコスメにRXfireというネーミングは、日本で履いてたらメチャメチャ目立ちます。そういう意味では、こちらで買ってヤフオクにでも掛けたら、高値を呼ぶかもしれませんね。ただし、NZでの値段は1449NZ$。今のレートだと、12万円ちょっとですかねえ・・・。~o~;;;
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