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2007年8月24日 (金)

キウイ日記07'Ⅱ~立ってられない

 バスはあふれ返る朝日の中を、息切れを起こしながら登って行きます。右手には山頂がパックリと開いたリマーカブルズ山。天に向かって開いた真っ白い口のように見えるのはリマーカブルズスキー場です。左前方に見えてくる雪山の頂全体が白く靄って見えます。コロネットピークスキー場は、こんな寒い朝は、降雪機をフル稼働させるので、山頂部全体に靄が掛かったように見えるのです。

 今日は、今年最後のコロネットピークでした。今年のコロネットは雪不足で、あまり良い状態ではありませんでした。コロネットピーク、通称コロピーは、この辺りのスキー場では一番標高が低く、ベース部分で海抜1200mほど。十日ほど前、リマーカブルズ山に大雪が降った日も、コロピーは雨だったんだそうです。

 もともとコロピーは半分人工雪のゲレンデなのですが、今年は特に天然雪の層が薄く、オフピステ部分はあまり良くない状態です。コースの部分は十分な人工降雪機で雪を貼り付けるため万全。しかし、そのために硬いアイスバーンになりがちで、日本で言えば車山高原のような雪質になります。

 このコロピーで年一回開催されるFISレースが「サザンカップ」。今日は、そのサザンカップの最終日でした。サザンカップには、毎年、日本からたくさんのレーサーが参加します。日本のオフシーズンであることに加えて、どうやらFISポイントを獲得しやすいという理由もあってのことらしいです。

 FISポイントを求める若いレーサーに交じって、時々、とんでもなく有名なスキーヤーが参加しています。ここ数年、竹田征吾、田島あずみ両選手は参加されているようですし、今年はダイナマイト原田こと原田達也選手も参戦。今年はいらっしゃっていないようですが、藤井守之デモも常連です。

 山に向かって右側のRocky Gullyと呼ばれるTバーのコースで、今日はSLがありました。一昨年は、ちょうどトレーニングに来ていたBode Millerが参加していたのを思い出しました。もっともボディにとっては遊びレースなので、二本目はトキってましたし、一本目も手でバーを切ってからスタートしたとか。ボディのすぐ後ろが日本のジュニアで、たまたまその子が仲間に興奮気味に話しているのを聞いたのですが、「ボディが前の選手のスタートの時に『グッドラック』って声を掛けてるから、俺も真似してボディに『グッドラック』って言ってみたんだ。そしたら、後ろを振り返って、ニヤッて笑って、手でバーを切りやがんの。それから立ち上がってセットしてスタートしたんだけど、それでも俺より5秒速い!」 ~o~

 昨年同じツアーでお会いしたHさんが、昨日、クイーンズタウンに到着され今日は滑走一日目だったので、一緒に通常のコースで半日遊んでいる間にサザンカップは終了してしまいました。午後、ポールを撤収し終わったレースバーンに行ってみました。

 通常、こういうレースバーンは、水を撒いて凍らせて硬いバーンを作ったりするのですが、どうやら今回は、インジェクションと呼ばれる器具で、雪面の奥まで水を注入し、芯から凍らせてカチカチのアイスバーンを作った模様。レース終了後のバーンを滑ってみたのですが、スゴいです。今日は、アルティミットグリップという特殊なエッジ加工をした板で行ったので、普通の硬さなら何とかなるのですが・・・。

 た、立ってられなひぃ~~。~o~;;;

 全面がインジェクションによるアイスバーンだと、バーンを一枚下りてしまうまで何も出来ません。ただ下りるだけ。スピードをコントロールしようと板を横にしたりすると、その瞬間にコケます。ただ、なんとなくターンしながら暴走気味に下りるということしか出来ません。いったい、レーサー達はこんな所をどうやって滑るんでしょう。うーむ。スキーは奥が深い。~o~;;

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