中央線がみだらになって
井上陽水は「結局 雨が降る」の中で、♪中央線がみだらになって突然雨が降る♪と歌っていますが、その中央線名物に今朝は遭遇してしまいました。八王子から中央快速に乗った時には別に遅れる気配はなかったのですが。
中央線は、もともと過密ダイヤのところへもってきて、途中に踏み切りがたくさんあったりして乱れる原因となることはいくつかあるのですが、今日は青梅線。青梅線でトラブルがあり、そこから乗り入れている青梅特快が遅れた影響で立川から先が遅れて、結局、授業は十分遅れ。今日の午前は、高二の東大志望者向け講座の初日だったのですが・・・。
遅刻した原因は説明したのですが、こういう場合、教室の雰囲気重いです。特に、イマドキの子は時間にうるさいですから。昔の子は、授業の内容さえしっかりしていれば、時間にあまりこだわらなかったように思います。だから、授業延長などにも寛容でした。むしろ、延長授業する先生の方が熱心な先生として評価されたほど。ところが十数年前から子供達は異様なほどに時間にうるさくなりました。特に、延長授業はどんな事情があっても許しません。こちらにしてみれば、授業延長ってのはサービス残業のようなものなんですがねえ。
今日の授業も開始時間が遅れたことは納得してくれたようなんだけど、終わりの時間がその分延びたことは不満だったようです。最後の三時間目、こちらがしゃべり終わるか終わらないかのうちに席を立つ者が数名。こういう子達に「失礼だぞ!」と怒る気にももうなれません。
午後は吉祥寺に移動して夜の授業。終了後、校舎近くの居酒屋「須弥山」で夕食。ここは、レベルの高い日本酒を飲ませる店としてちょっと有名です。しかし、お値段の方もけっこうレベルが高いので、最近は滅多に行かないのですが、今日は自分にご苦労さんと言ってあげたくなったので。
福井県安本酒造さんの「白岳仙 純米吟醸 山田錦 中取り」。含むと非常に透明感のある甘味が来て、旨味が広がりさっと消えます。まことに品の良い美味さ。さすがです。注文した真はたの造りともピッタリ合ってました。二杯目は、滋賀県上原酒造さんの「不老泉 杣の天狗」。うすにごりですが、キレイな甘さにバナナ香の含み香が広がり、うすにごりにしては品の良いお酒でした。
こちらのお店は、日本酒を注文すると、特に頼まなくても口直しの水を出してくれたりします。しかも、今日は不老泉の仕込み水。このサービス、とても気が利いてます。やはりつまみでの口直しは、雑味が残ってしまいます。美味しい水で口を濯ぐと次の一口を新鮮な気持ちで味わえます。自分の所の日本酒に愛着と誇りを持ってないと出来ないサービスです。こういうのを経験しちゃうと、また、近いうちに行ってみたくなります。そうしばしば行ける値段ぢゃないんですが・・・。~o~;;;
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