やんなっちゃふ
今日、町田の校舎で授業後、高校で使っていた文法書を持ってきて質問した子がいました。以前からよく質問に来る子で、本人は至ってマジメな子なので、文法書もずいぶん使い込まれています。ところがどうも質問していることがトンチンカン。
ふと、気づいて文法書の表紙を見たら、ん~~出たぁ~!某有名講師A編著、某「京都○房」の高校用文法副教材デス!~o~;;
以前から、存在は知っていたし、この文法書を使っている高校の先生から相談を受けたこともあったので、どんなものかおおよそは知っていたのですが、まさかワタシの所にその本を持ってきて質問する子がいようとは。
ワタシは、年度の最初の授業で「買ってはいけない」の話をするので、生徒さんには某有名講師A嫌いで知られています。なので、某有名講師Aの本を持ってワタシのところに質問に来る子はほとんどいません。もしかして、使っている子はいるのかもしれませんが、ワタシの所には持ってきません。それがどうして?
その子に聞いてみたところ、入学が遅くて一学期の第二週目からしか授業を受けていないのだそうです。ナルホド。どーも、熱心なわりにトンチンカンな質問が多いと思ったヨ。
なんでも、その子の通っていた高校の先生は、「この本は生徒が自分で勉強できる良い本だ」と絶賛していたそうな・・・。あ~~あ、やんなっちゃふ。やっぱりそういう人が出てくるんだよなー。
それにしてもこの某「京○書房」という会社、何を考えているのでしょう。学校用文法書と言えば、どこかのマジメで権威のある大学の先生が編集したスタンダードな文法書ばかりだったのに、こんなヤクザな予備校屋に執筆を依頼しちゃうなんて。こんな文法シロートの方に文法書を書く力があるわけないって気づかなかったとでも言うのでしょうか。
そりゃ会社としては、有名な予備校の先生にお願いして画期的な判りやすい文法書を編集し、高校に売りまくっちゃおうと考えたのかもしれないし、現実にそうなりつつあるのでしょうが、書かせるに事欠いて何も某有名講師Aに依頼しなくったって・・・。
結局、質問に来た子には、「買ってはいけない」話を一くさりするハメになってしまいました。疲れた~。~_~;;;;;;;
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