受験ブログに垣間見たネットの闇と光
一昨日夜は池袋泊まりでした。パジャマを持っていくのを忘れ、ビジネスホテルの浴衣を着たのですが、帯が解けるんですよね。ほとんど裸同然の格好でネット見ているうちうたた寝してしまい、思いっ切り風邪引きそうになって夜中に寝覚。そのまま眠れず、最悪の寝不足になってしまいました。
そんなコンディションでも授業はせざるを得ません。ワタシはこういうコンディション不良を戒める立場ですから、生徒さんに弱みはむやみに見せられず、やせ我慢のカラ元気で一日授業しましたよ、トホホ・・・。~o~;;;
午後の授業の後の質問を受ける時間に眠れるだろうと高をくくっていたら、そんな日に限って質問引っ切り無しかよ、をい。~o~;;;;;;
そんな疲労困憊状態だったので、昨夜はブログもサボり、休肝日だったので酒も飲まずに早寝しました。今朝はおかげで、一週間振りにスッキリした朝。ちょっとネットをフラフラしてみました。
このブログの検索フレーズランキングに、今日は何故か「東北大 古文」なんてのが出ていたのでクリックしてみたのですが、2710件もあるんですねえ。なんと、このブログも12番目に出てきてしまいました。しかし、そんなに早く出てくると、マズいような・・・。某大手予備校関係者に見られたりしたら・・・、ヤバいかも。~o~;;;;;;
受験生さんのブログもいくつか出てきます。変に余裕のある人、切実な人、なんだかイタイ人、様々なのですが、こういうの見せてもらうと、つくづくネットって不思議な世界だと思います。彼等の勉強、生活の様相を見せてもらうと、明らかにそのままじゃマズいっ!って人が出てきます。ヤバそうな学校を信じきってる人、信用できそうもない予備校屋さんに引っかかっちゃってる人、アヤシゲな参考書で懸命に勉強しちゃう人。
見ているとついアドバイスしたくなるんですが、でも、ここにワタシが出て行って一人一人にアドバイスするのは、絶対、ネットの常識に反するんですよねえ。~o~;;
ブログは不特定多数に対するプライベート情報の公開なんだけど、それって、見ている方にはなんだかアヤシゲなピーピング意識があって、「あなたのブログを見てます」とハッキリ言いにくいケースが多いです。また、コメントが匿名でなされる以上、誰だと判って安心出来る人の書き込み以外のコメントは、ある程度疑心暗鬼で読まれると思わざるを得ません。
結局、ネットコミニュケーションって、あてどない自己顕示と告白、ピーピング趣味と野次馬根性、匿名性に隠れた偽善と露悪と破壊欲と支配欲と、そして見え隠れする商業主義と・・・、要するに人間の隠微にうごめく心の闇そのものの世界。常識的で親身のアドバイスなんて、そぐわないんですよね。第一、そんなこと書き込みして反対の立場のコメントが大量に出てきたりすると・・・、ブログ炎上。~o~ ~O~
このブログだって、「見てるよ」ってハッキリ言ってくれる人と、ハッキリ言わずに覗いてく人といるわけで、まあ、それがネットの常識なんですよね。ワタシ自身だって、同僚講師のブログは、断らずに覗き見状態だもんね。~o~;;;
この不思議なブログ文化ってものが、何処へ行き着くのか、将来どんな歴史的評価を受けることになるのか・・・なんて考えてると、いくら考えてもキリがないのですが、実は、ワタシゃそんなことやってる時間ないんでした。デスクワーク済ませて、早く丸沼に行かなきゃっつ。~o~
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