ある秋の日の受験相談
今日は、午前池袋、午後市ヶ谷の日でした。午前の池袋は授業後、毎週何人かの質問があるのですが、今日は特に質問者が多く、市ヶ谷への移動がちょっと忙しくなってしまいました。
午後の市ヶ谷でも、例の質問の時間に受験相談を何人かに受けたので、今日の授業の合間はずーっと相談に乗ってた気がします。どうも、この時期になると、ある程度出来る子達にも迷いが出てくるようで、このままで大丈夫でしょうか、なんてのが三人ほど。いずれもかなり上位クラスの出来る子でした。
文系A君、「問題によって出来不出来が出るんですけど、このままで大丈夫でしょうか」
→「大丈夫!君は普通です。誰でも出来不出来はあります。ただし、不出来の時を少なくするように、苦手なジャンルや苦手な時代の文章があったら、それを多めに練習しましょう」
医系B君、「模試の問題を解くのに、時間が掛かりすぎて得点が伸びません。今のやり方で良いんでしょうか。他の人はどんなふうに解いているんでしょうか」
→「問題を解くのに、特別効率の良い解き方なんてありません。みんな君と同じようにやってます。他人を気にして迷ったりせず問題を解く練習をたくさんしましょう」
医系C君、「授業でやったことを復習して覚えているのですが、模試になるとそれが使えず、得点が伸びません。どうしたら良いでしょう」
→「復習して暗記するだけで得点出来るようになるわけがありません。予習の段階で自分で文章に向き合い、アレコレ悩んで自力で訳してみましょう。」
なーんて感じの相談係でした。A君とB君は、ただちょっと一時的な不安に襲われただけなので、多分大丈夫でしょう。まあ、よくあること。C君は、医系の最上位クラスなのに、ちよっと意外な悩みでした。「予習の時に自分で訳してみなさい」と言ったら、腑に落ちないという顔をして帰って行きました。自分で訳さずに力がつくと思ってたらしく、ちょっと心配。つか、そんな受身一方の勉強をしてきて、よくぞウチの予備校の医系最上位クラスにいられるほどの成績を上げられたモンだとある意味感心。いろんな子がいますねえ。~o~;;
何はともあれ、この時期に学習法の相談に来る子って、不思議に出来る子なんですね。今まで出来なかった子の方がこの時期になると迷いがないのかも。もう上昇するしかないからってことでしょうか。
などとブログなんか書いてる場合じゃない。早く帰って丸沼へ出発しなくてわっ!明日からは、柏木デモのプラスノーキャンプなんです。~o~
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