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2007年9月13日 (木)

ひやおろしの秋

 めっきり涼しくなってきました。今日は昼間町田、夜自由が丘の日。まだ、夏の格好で仕事に出かけているのですが、電車内や仕事場で冷房が効いていると、やや肌寒いように感じます。まだ気温自体は高いらしいのですが、今までが暑過ぎたから、体感温度は初秋なんですね。

 自由が丘の仕事が終わって、夕食はいつもの自由が丘の居酒屋「すず家」でした。「すず家」さんでは早くも「ひやおろし」特集だそうで、「ひやおろし」の酒が何種類も置かれています。しっかし、月曜日に「夏吟」を飲んだばっかりなんですがねえ・・・。~o~;;

 「ひやおろし」は、春先に絞られて火入れされた酒が、夏の間蔵の中で熟成され、秋になって出荷されるもの。一般に、夏の間に熟成が進んで旨味が乗り、まろやかな味わいになるとされているようです。今日は、その中から栃木県小林酒造の「鳳凰美田 ひやおろし 山田錦 純米吟醸」をいただきました。含むと、甘い含み香があり、軽やかな甘味と上品な旨味のまろやかな味わい。「ひやおろし」らしく品の良い仕上がりになっていて、これで定価だと一升3000円程度ですから、かなりお得感あります。

 この「鳳凰美田」に満足していたら、二杯目に面白い酒を勧められました。岐阜県中島醸造の「小左衛門」という酒なんですが、これが、ちょっと今まで飲んだこと無いような味わい。含むと玲瓏な感じがして旨味がじわっと沸くのですが、咀嚼する瞬間に舌の奥に刺激があって、咀嚼し終わるかどうかの一瞬にふっと消え、後には水の味わいが残ります。

 本当に水の味わいを感じて美味いと思ったのは、この「小左衛門」が初めてです。「水の如し」などと歌った酒は、たいていただの水の方がマシなんですが、「小左衛門」は、水の旨味を際立てて残してくれます。不思議。こんな日本酒がまだあったのかと新鮮でした。来週、また飲んでみようかしらん。~o~ 

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