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2007年10月29日 (月)

歌の力、声の力

 先日、コンビニに買い物に行った時、店内で、♪銀の龍の背に乗って~♪という曲が流れていました。あー中島みゆきだぁと思ったのですが、ふと、この「銀の龍」って何だろうと思ってしまったんです。判らない。もしかして何か出典があるのかもしれません。でも、多分、この曲を聴いている人のほとんどが知らないはず。にも関わらず、この曲には不思議に説得力があります。というか、中島みゆきの歌唱が説得力を持たせてしまっています。やっぱりあの野太い声には力があります。

 声の力と言えば、ワタシの大学時代のサークルの先輩に某オフ○ースの高校の後輩という人がいて、さすがに高校の後輩だけあって、某オフコ○スの曲に詳しいのですが、その人の解説によると、某オ○コースの曲のすごいところは、多くの曲が、"女ったらしが上手く女と切れる"という内容の詞なのに、それを聴いている人間に感じさせないところだというんですね。

 ワタシは、某オフコー○の曲に関してあまり知識がないのですが、これなども、もし本当なら某小田○正の声の力でしょう。確かに、♪サヨナラ、サヨナラ・・・♪なんて曲は、女と切れる時の曲だけど、あの曲を聴いて「優しさ」を感じさせちゃうのは、あの柔らかい高音部の声の力なのかなぁ。

 このブログでは、何回か平原綾香の表現力について触れていますが、あの表現力もつまるところ、良く響く低音の声の力です。お嬢さん趣味の楽曲だろうが、無意味なゲームのテーマ曲だろうが、ユーミンだろうが、彼女が歌えば深い思索と哲学を感じさせてしまうんです。手に触れる物を全て黄金に変えてしまったギリシアの王様みたいに。

 実は、同じようなことを予備校屋をやっていて感じることがあります。ワタシは、以前、それほど声に気を使いませんでした。内容がしっかりしていて面白く、かつその内容が確実に生徒に伝わればそれで良いだろうと思っていたんです。だから、何の工夫もなくひたすら淡々としゃべっていたんです。ところが、それだと、生徒さんは実に良く寝てしまうんですな。ワタシの声は催眠術のように彼等を寝かせてしまうんです。

 んで、ある時からしゃべりになるべく抑揚を付けるようにしました。その効果か、今では授業が上手くいっている時は、あまり生徒さん寝ません。ところが、こちらが体調不十分だったり準備不足だったりして単調になると・・・。よく寝ますねへ。

 最近、某大きな掲示板の予備校板で、ちょっとだけワタシの名前が出たのですが、即座に「眠いです」って切り捨てられちゃいました。これでも以前より大分マシになったんですけどねへ・・・。~o~;;;;;

 抑揚の問題もあるけど、声の高さも大事みたいです。男性講師の場合、低音の方が生徒さんは信頼してくれるようです。他の教科の先生の話ですが、講師控え室に質問に来た生徒さんに対して、ものすごく良く響くバリトンでささやくように答えている先生がいます。内容的にはたいしたことなさそうなことでも、生徒さんはほとんど「信者」となって聞き入っています。ああ声の力だ、と感心してしまいます。

 ここから一般的な話ですが、ということは、あまりに信頼できそうな声で物を言われたら、気をつけた方が良いのかもしれません。眉にツバつけて聞かないと、いつの間にか「信者」にされてるってことがあるかもネ。~o~

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