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2007年11月30日 (金)

グチャグチャ戦記

 いやー、もうグチャグチャですがなー。~o~;;;;

 例の某国立大対策模試の採点が泥沼化してしまい、いやはやタイヘンでした。某国立大学を受ける人達のはずなのに、この子達、説明するってことが全く出来ません。自分が何を説明しなきゃならないのかまるで判ってない子が多いこと。

 別に問題が難しいわけじゃないんです。だって出来る子は九割くらい取ってしまう問題なんですから。それなのに、大半の子が論理性の全く無いグチャグチャの説明で・・・。読んでるとこちらの頭が破壊されてしまいます。いったい、この子達、これから先、大丈夫なんでしょうか。こんなに説明能力のない人達が、これから大学生になっていくなんて・・・。日本はどうなるんでしょう。

 なーんて余計な心配をしている場合ではありません。採点を終えたら、今夜のうちに丸沼に移動、明日は新しいブーツのテストをしなければならないんですから。~o~;;

 今日は、昼間池袋から市ヶ谷へ移動する日で、市ヶ谷での授業は最終週でした。昨年に続いて、万雷の拍手に送られて教室を出てきましたが・・・、今日は、その後が泥沼。

 市ヶ谷の質問の時間を利用して採点していたのですが、質問の時間が終わっても採点は終わらず、採点作業が終わるまで、市ヶ谷の校舎で採点を続けました。ひたすらグチャグチャの説明を読み続けると、ひどい時は十五分ほどで脳髄が悲鳴をあげます。ぎゃーーーーーーっつ、もっと論理をっつ!~o~;;;;

 ひたすら自分を机に縛り付けて、我慢に我慢を重ねて、ようやく完成した時は、夜の高校生の授業も全て終わっていました。そこから、急いで帰宅。荷物をまとめて家を出た時には日付が変わっていました。今、夜中の高速のサービスエリアでこれを書いてます。もう生活グチャグチャ。これからの日本の心配なんかする前に、自分の体の心配をしなきゃねえ。~o~;;;;;

 忘れないよう日記に書いておきます。もう来年以降、絶対、250枚も採点引き受けたりしないゾッ!某国立大対策模試の採点は絶対150枚が限界!

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2007年11月28日 (水)

ひっじょーにキビしーっつ!

 いやー、ヤバイです。採点が終わりません。去年も大変だったけど、今年は輪をかけて大変。毎年のことなのだから、いい加減懲りなきゃいけません。もう、来年からはこんなに枚数引き受けないぞーーーっ。と日記には書いておこう。~o~;;

 おまけに明日からは二学期最終週の授業なので、きちんとテキストを終わらせねばならず、ゴマかしはききません。考えなきゃいけないことが山積みで、ワケがわからなくなってきました。うわーこういう時に決定的なミスが出るんだよなー。

 というワケでブログなんか書いてる場合じゃありません。ひっじょーにキビしーーーっつ!!~o~;;;;;;;;

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2007年11月27日 (火)

チャクチャクと音すなり

 今日は昼間オフ。夜だけ仕事の日です。昼間はひたすら雑用とデスクワーク。

 雑用つか、ほとんどスキーシーズンに向けての準備ですね。シーズン券の手配や注文している板に関する連絡、恒例の北海道行きの準備等。昨日はブーツを新調してきたし、レースの申し込みもしたし、シーズンの準備は着々と進行しています。チャクチャクと音が出そうなくらい。~o~;;

 しかし、デスクワークの方は難渋。昨年もやった某国立大学対策模試の採点が、昨年に引き続いて「砂漠のプロメテウス」してます。特に、今年は問題を簡単にした分だけ、学力格差がはっきりしてしまったようです。出来る子にとっては非常に簡単な模試だったはずで、かなりの高得点をゲットしています。ところが、出来ない子の答案は・・・。昨年に輪をかけて日本語になっていません。この子達、日常生活に支障はないんでしょうかねへ。~o~;;

 「砂漠のプロメテウス」と言えば、『のだめ』ですが、ヨーロッパ篇が新春特番として作られているらしいですね。千秋はフランス育ちのはずなので、フランス語ベラベラじゃなきゃいけないんだけど、大丈夫なんでしょうか、玉木君。それに、外人役でかなりキャラ濃い目の俳優がいなきゃならないはずなんだけど、例えばターニャとかってちゃんと役者さんいるんでしょうかねえ。

 そりゃそうと、漫画の『のだめ』19巻読み終わりました。やはり、「バルデス国際」はバルセロナのGKビクトル=バルデスの方ですね。スペインのコンクールってことになってますから。もっとも、最初はフランス代表GKのつもりで書いて、後から気づいたのかもしれないけど・・・。~o~;;

 ちなみに、パリの「カントナ国際」は、当然、フランスの天才的名MF、マンチェスターUでは、かのベッカムのアイドルだったキング、エリック=カントナです。

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2007年11月26日 (月)

空色の幸福感

 今日は、午前中、八王子で仕事。昼に自宅へ帰って、急いで出発。今日は相模原のブーツ屋さんにブーツを作りに行く日でした。

 こちらのブーツ屋さんでは、まず注文採寸して、それに合わせてシェル加工をしてもらい、後日インナーのフォーミングをしに行くというシステムになっています。今日がインナーのフォーミングの日でした。

 実は、今回のブーツはインソールをドイツの会社にオーダーしたために日数がかかっています。おまけにシェルの硬さを今までよりもソフトなものに変更したため、ワタシとしてはちょっと冒険でした。しかし、まあ、あの親方と相談して選んだものなので、間違いはないでしょう。

 インナーのフォーミングは、親方と弟子二人によるチームの作業になります。この三人は絶妙に連係が取れていて、全く会話なしでもドンドン作業が進行していきます。親方の作業が終わるタイミングで、弟子の一人が無言で道具を受け取るために手を差し出します。肝心の部分では緊張感をはらみ、緊張の合間には和気藹々と、三人の作業は進んで行きます。見事です。

 そうして出来た芸術品のようなブーツが、今、我が家にはあります。わーーーー、期待。今週末にはテスト出来ます。楽しみーー。~o~

 ブーツを作ってもらった後、夜は吉祥寺で仕事。終わってから、吉祥寺の居酒屋「蔵」で夕食。先週飲んだ、兵庫県浜福鶴銘醸の「空蔵 純米吟醸 生」をいただいてきました。コレはやっぱり美味い酒です。キレイな甘味、口中で上品に香るバナナ香、適度な酸が引き出した旨味。どれをとっても一級品です。なんともシアワセにしてくれる一杯でした。

 

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2007年11月25日 (日)

古典回帰の日

 今日の丸沼は快晴。リフト混みましたー。バーンは硬くしまり、良い具合だったのですが、もうちょっと空いてくれると良かったんだけどね。

 昨日今日は五藤デモのレッスンでした。五藤さんの教え方は、非常にシンプルです。外足で捕らえて板にしっかり重みを伝え丸い弧を描く、そのために必要な基礎を地道にトレーニングしていくという感じです。最近、何かと話題の股関節を回すという話も出てきませんし、先行動作も過剰にならないよう指導されます。言うなれば、古典的なスキーです。

 教わっていると、いかに自分がいい加減な滑りをしていたか判ります。板のラディウスに頼って内向内倒したり上体から入ったりするクセが、知らない間についていたようです。昨日今日で、随分修正させられました。特に左ターンに入る切り替えで外肩が上がりやすく、上体を回して内倒しやすいようです。しばらくその点に気をつけて丁寧な滑りを心がけねばなりません。

 ちなみに、昨夜の飲み会でうかがってみたところ、五藤さん自身には、「股関節を回す」という感覚はないそうです。アドバイスも、生徒さんのクセに応じてしていくので、画一的に「股関節を回せ」という指導はしないのだそうです。これはかなり説得力のあるお話だと思います。流行り言葉のお題目による画一的指導って、過去にもロクなことなかったしねえ。~o~;;;

 今日は午前中だけで丸沼終了。お昼に帰京して夕方は池袋で会議でした。会議の後、池袋東武に寄ったら、「浦霞」の佐浦酒造さんが試飲会をやってました。久々に「浦霞禅」を試飲してみたのですが、「浦霞禅」って実は美味しかったんですねえ。ずっと以前に飲んだきりで、軽視してたんですよね~。~o~;;

 「浦霞禅」は吟醸酒の世界では古典と言って良いと思うのですが、全く古いと感じさせません。最近の高品質の吟醸酒に親しんだ舌でも、十分に美味しいと思います。古いからと言って馬鹿に出来ない、そう感じさせられた一日でした。

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2007年11月24日 (土)

丸沼おフランス化計画

 丸沼は快晴。ゲレンデ一面に雪は載っていて銀世界ですが、滑れるのはほぼ人工雪を貼り付けたコースだけです。でも、3コースに昼から1コース開いて4コース。しかも、この季節にこれだけコースのコンディションが良ければ、文句は言えません。ちょっとアイスバーンが露出していたりして、エッジがタレ気味のワタシの板は苦戦したりもしましたが・・・。~o~;;;

 リフトは多少混雑していましたが、例年ほどではありませんでした。やはり、この季節の丸沼にしては文句言えないレベル。多分、かぐらがオープンした影響なのでしょう。

 ところで、丸沼高原のスペルを知ってますか。多分、ほとんどの方がMarunumaだと思っていることでしょう。ワタシも今日の昼までそう思ってました。ところが、今日ゲレ食で数年前のポスターを見ていて発見しちゃいました。

 Malnuma

 "Mal"なんです。昔のポスターだとMarunumaになっているので、どこかのタイミングで変更したんですね。丸沼の常連さんに聞いてもMarunumaだと思っていたので、多分、みんなの知らない間に、"L"になったんです。

 "Mal"って多分、フランス語か何かに単語があると思います。きっと、そのうち、「まるぬま」じゃなくて、"マールヌーモァ"とかなんとか言い出すんじゃないかしらん。~o~;;

 今は無き筋ショーの「日本印度化計画」よりも隠微に確実に、「丸沼おフランス化計画」は進行しているのかもネ。~o~ ~O~

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2007年11月23日 (金)

真っ白っ!

 今日は、学校の授業は休みなのですが、模試関係の仕事で忙しく動き回ってました。ついでにお茶の水のオオイワスポーツさんの記念セールに顔を出して、ウエアを注文してきました。しっかし、お客さん多いこと。やっぱり今年は冬の訪れが早いせいでしょうか。こういう年は、スキー屋さんは売り上げが良いのだとか。

 帰宅して、模試関係のデスクワークをようやく終え、やっと出発できます。各地のスキー場のライブカメラは真っ白!もう真冬ですヨ。

 これから丸沼に行ってきます。丸沼は、すっかり雪景色になっている模様。早く行かなければ、「Kのみ」さんの夕食に遅れちゃう~~。~o~;;;

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2007年11月21日 (水)

奇跡の左足

 今日は、横浜で授業。質問の時間があって、帰宅は八時過ぎと判っていましたので、録画予約していました。U-22日本代表とサウジアラビアの試合。

 帰路、横浜線の座席に座っていたところ、隣に座ったサラリーマンのオジサンが、ワンセグってヤツでしょうか、ハイビジョン映像のついた携帯を取り出し、TV朝日のサッカー中継を見出したではありませんか。スゴイ。なんてキレイな画像なんだっ!ちょっと興奮しました。

 ところが、このオジサン、この携帯を購入したばかりらしく、説明書を見ながらいろいろと調整しているのですが、どうも電波の入力が弱いらしく、画像はキレイなのですが、画が止まる止まる。ほとんどサッカーの動きになっていません。時間から言って、前半終了間際、日本代表がゴールに迫るというシーンなどは、ヘディングしたボールが宙に浮いたまま画像が止まりました。う、うわーーー、どーなるんだっ、このボールわっ!~o~;;;

 このワンセグ携帯ってヤツ、サッカーの試合を見るには、ちょっとドキドキさせ過ぎるかもネ。~o~;;;;

 結局、帰宅して後半はリアルタイムで見たのですが、良かったですねえー。最後はちょっとドキドキだったけど、比較的余裕のある後半だったと思います。試合終了後、前半の録画を見て、却ってドキドキしました。あの前半9分の青山敏弘君のゴール前クリアはなんざんしょ。もー奇跡としか良いようがないじゃありませんか。彼は、あのプレイだけで、評価8点です。彼の奇跡の左足が日本を救ったゲームでした。良かったヨカッタ。~o~

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2007年11月20日 (火)

(南義孝風に)「これで準備OK」

 今日は、夜の吉祥寺の授業のみ。昼間はデスクワーク&雑用。そんな中、車のタイヤを換えてきました。今まで二年目のスタッドレスを履きつぶすつもりで履いていたてので。このままスキーシーズンに入ったらちょっと不安だったのですが、これでOK。新しいBSはちょっとお高くて、思いっ切り財布が涼しくなったりしたけど、安心には変えられません。

 ついでに気になっていたオイルも交換。車のオイルって、換えた後、妙に気持ち良く運転出来るのは何故なんでしょう。そんな急激に車の性能が違うはずないんだけど、なんだか運転していて爽やか。自分の血がキレイになったような気がします。

 さて、これで車の準備はOK。いつでも、雪道に乗り出していけます。♪こーれで準備OK!オンボロ車で飛びだせ~♪といった気分ですが、後は雪が降ってくれればネ。~o~

 夜の吉祥寺での授業の後、前から気になっていた居酒屋「洞」で食事。日本酒の品揃えが少ないのは気になるけど、食事のコストパフォーマンスが異常に良く、驚きました。いくら吉祥寺値段とは言え、これはちょっとオキテ破りに安いんでないの。

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2007年11月19日 (月)

心浮き立つ

 昨日、冬が来るかもと思っていたら、ホントに来ましたねえ。日本海側は雪です。丸沼も、ライブカメラを見る限りでは、白一色。もちろん、人工雪を着けていないゲレンデは、白いように見えて、まだ滑れる状態ではないんでしょうけど、やっぱ、白いのは良いですねえへへへへへ。~o~

 今日は午前中、八王子で授業。昼に帰宅途中、近所のパン屋さんでパンを購入、例のコーヒー豆屋さんでコーヒー豆を購入してきました。例によって試飲させてもらいながら、いろいろお話をうかがったのすが、コーヒー豆というのは、良い酸味のある豆を煎ることによって甘味が出るのだそうです。軽い酸味をストレートで楽しむための豆と、深煎りして甘味やコクを楽しむための豆があるのだそうで、ワタシゃどんな豆でも深煎りしてミルクたっぷりで飲んでたヨ。~o~;;;;

 エルサドバドルの軽い酸味の豆を購入。酸味が軽くて品が良いです。でも、自宅コーヒーメーカーで入れると、お店で試飲した時ほど美味くないような・・・。やっぱ、コーヒーメーカーじゃダメなのかしらん。でも、コーヒーの豆の奥深さを知ることが出来たのは収穫。これからいろいろ教わって、心浮き立つコーヒーの世界を楽しむことが出来そうです。

 夜、吉祥寺で授業。夕食は、例によって、吉祥寺の居酒屋「蔵」でした。兵庫県浜福鶴銘醸の「空蔵 純米吟醸 生」をいただいてきました。「福寿」さんに続いて灘の酒です。

 甘いというのが第一印象です。最初に舌の上で甘いのですが、キレイな甘さなので、甘味が味わうに従ってサラリと消えていきます。最初、やや重い感じだったのですが、飲み進むに従って、上品な印象に。コリゃ良い酒です。

 「福寿」さんもそうだけど、やっぱり灘って伝統的な酒処なので、本気で作れば良い酒が出来るんですねえ。「宮水」と呼ばれる名水の土地柄だし、技術力ももともとあるわけですから。

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2007年11月18日 (日)

冬!冬!冬!

 今日の丸沼、混んでました。午前十時の段階でリフト待ちが長くなり過ぎてリフト代わりのバス輸送が始まってました。

 コースは先週よりもかなり広くなり、雪が良い感じで締まっています。つか、締まり過ぎてちょっとアイスバーンぽいところも・・・。こんなことなら、もっとエッジグリップのシッカリした板を持ってくるんでした。

 天気は一日中、小雪が降ったり止んだり。寒かったです。ちょっとプチ吹雪になった時もありました。こりゃもう冬です。ガンガン冬です。雪は道路の路面に積もるほどではなかったけど、帰り際には芝生の上にちょっと積もってました。夜の間にゲレンデにも積もるんじゃないでしょうか。

 それにしても、この時期の丸沼は、本当に上手い人が来ます。レッスンをやっていた丸山貴雄デモ、徳竹剛デモは当然なのですが、フリーで来ている人達にもタダ者ではない感じの人が何人かいました。ああいうのを見ていると、ワタシなんぞはまだまだだなあと思い知らされます。これでも、毎年上手くなってるんですけどねえ。キリがないですね。

 午後は、新潟から遠征してきていた八海山常連のAちゃんと一緒に滑りまくりました。リフト終了間際までなかなか空かず、ストレスなくリフトに乗れたのは、終了間際の数本でした。他のお客さんも、冬本番!という気分だったんでしょうね。あんなに夕方まで空かないなんて、日曜日には珍しいですから。

 帰途、高速に乗る時に見たのですが、土樽から向こうはチェーン規制になったらしいです。いよいよ新潟にも冬本番が来たんですねえ。~o~

 

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2007年11月17日 (土)

いそげ!

 今日は、特別授業二段組みの日でした。午前中、八王子で秋の特別授業。毎年やっているテーマなので、楽に話せました。時間ほぼぴったりに終わって、二十分間質問をこなし、校舎を出て十分後には電車に乗ってました。午後から横浜で、例の某W大某J大対策授業の二回目なので。それにしても、タイトなスケジュールです。

 横浜では、またまた某W大と某J大の問題を三時間で二問解きました。けっこうハード。また、難問なんだもんなー。傾向と対策本がみんな間違えてるような問題ばっかし。生徒さんも大変でした。でも、多分、難問に負けない精神的タフネスだけは鍛えられたことでしょう。~o~

 横浜を終えて、急いで帰宅。今夜のU-22サッカーの録画予約をして荷物をまとめ、さて出発です。いざ、丸沼っ!~o~

 丸沼は、良い感じで冷えているようです。コース幅も広がったとのこと。明日一日だけですが、楽しみです。来週には、上部のコースもオープンするらしいし、いよいよ本格的にシーズンが始まります。

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2007年11月16日 (金)

頑張れ!オシム!

 今日は、池袋から市ヶ谷を回る日。前日、ホテルで睡眠が十分でなかったこともあって、ややフラつき気味。おまけに、仕事終えてから、以前から目をつけていた新宿伊勢丹の「和酒コーナー」へ行ってみたのですが・・・。

 新宿はダメですネ。人が多すぎます。歩いていて眩暈がしてきます。おまけに何処に何があるやらまるで判らなくなってます。以前は、新宿を走り回っていたんだけど・・・。数十分迷い歩いた末、ようやく目当ての「和酒コーナー」へたどりついたのですが・・・。正直言って、ガッカリ。奥様が贈答品を求める所ですね。

 小洒落たレイアウトのコーナーに、有名処の蔵元の酒が並んでいますが、さてはて、そのうち購入する価値のある酒はどのくらいあることやら。店員に値段を言って、贈答用を選んでもらっている人ばかり。酒好きの行く所ではありませんでした。

 そんな中、数少ない購入する価値のある酒、山形県竹の露酒造「純米吟醸 無濾過生詰原酒 はくろすいしゅ」を買って来ました。ちょっと飲んでみたんだけど、これは美味い!爽やかな上立香、含んで雑味のない甘さ、キレ。どれを取っても超一級品です。

 ところで、サッカー日本代表監督オシム氏が、脳梗塞で入院なさったと聞きました。一刻も早い回復を切に祈っています。頑張れ、オシム!

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2007年11月15日 (木)

期待しないでネ

 今日は昼間町田、夜自由が丘の日。仕事の合間にネットを見ていたのですが、『ドラゴンボール』実写版がハリウッドで作られるのだそうです。なんだかスゴそうですね。『鉄腕アトム』もハリウッド版が出来るらしいし、これからますます日本の漫画文化は世界に出て行くことになるのでしょう。なにしろ、『ドラゴンボール』だけではなく、『キャプテン翼』なども世界的に親しまれているのだとか。セリエAの選手、例えばミランのガットゥーゾなんかもイタリア版「キャプテン翼」を見て育ったってんだから、スゴイ。

 仕事の後、自由が丘の居酒屋「すず屋」で、山形県水戸部酒造さんの「山形正宗 純米吟醸 稲造」と福島県喜多の華酒造さんの「純米吟醸 至誠一貫」をいただきました。「稲造」は、自家栽培山田錦55%精米。含んだ瞬間に瑞々しく、軽い甘味旨味の後、スパッと切れます。鮮やかなキレ味。「名刀正宗の切れ味をお楽しみください」とラベルに書いてあるだけのことはあります。

 一方、「至誠一貫」は、ちょっとビックリさせられます。何だろうこの含み香は。酢酸エチル臭(所謂「セメダイン臭」)に近いのですが、それとも少し違うような。なんだか人工的な感じの匂いです。「ガラナ」に似ているかも。「日本酒ではない何か」という印象です。ただ、決定的に不味いわけではなく、このホワンとした風味はギリギリで「美味い」の範囲に踏みとどまってるかなという感じ。不思議な酒です。

 さて、明日は午前中池袋で授業なのですが、最近、池袋のクラスは、妙な感じでウケでしまいます。ワタシ個人は普通にしゃべっているところで、妙にウケてしまう子がいて・・・。~o~;;;

 先週、『源氏』バナシの中でK先生の伝説が大ウケしてしまったこともあって、ちょっと今からプレッシャーです。期待されていると思うと、何か面白いこと言わねばならないのかもしれないけど、あいにくワタシは本来、地味な授業をする人間なのでねえ。期待していないと良いのですが・・・。期待されると予習がツライよ。~o~;;;

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2007年11月14日 (水)

やる気のない生徒にやる気を出させるほどやる気のある教師じゃない

 日曜に家へ帰ってみると、学校から後期の学生アンケートの結果が送られてきていました。我々講師にとっては仕事の成績表のようなものです。これ次第では、学校側の扱いが違ってきます。まあ、ウチは、一回やそこらのアンケートで他所ほどラジカルに扱いが変わるということはないのですが、それでも、あまりに急激な変化は避けたいところです。特に、過激に下がったりするのは来年のためにちょっと首筋が涼しくなったりしますから。~o~;;;

 このアンケートというものに対する対処の仕方は、講師によって全く違うもののようです。ウチに勤め始めた若い人ほど気にしますし、ベテランになるとそれほど気にしなくなる傾向があります。人によっても違って、気分が悪くなるだけなので全く見ないなどという豪胆な人もいます。気に病む人もいるし、開き直る人もいます。

 ワタシゃどっちかというと気にする方です。この数字を上手くコントロールして初めて、極楽スキーライフが成り立つワケでして・・・。~o~;;;

 それほど突出してスゴイ数字にする必要はないけど、学校側に使える講師と思ってもらわないといけないのでねえ。やっぱ、教科平均くらいは取ってないとマズいんですが、ウチの古文科の教科平均ってはムチャクチャ高いので、ちょっと厳しいです。なにしろ、平均のクセに、「大変満足」が47%もあるんだから異常です。ワタシはもうちょっと数字を上げないといけませんねえ。

 前期は、カリスマトリオと一緒のクラスが足を引っ張るという解かりやすい結果だったのですが、後期は、カリスマS師、A師と組んでいるクラスで頑張ってアベレージの数字をわずかに上げたものの、教科平均の方がそれを上回って上昇し、教科平均に届かないという分析の難しい結果です。

 少し、校舎による差が激しすぎるかなぁ。吉祥寺、町田は良い数字なのに、自由が丘、八王子でイマイチ。それに理系クラスの不振が目立ちます。結局、何らかの原因で生徒のモチベーションが上がってくれない校舎、上がってくれないクラスはダメです。ワタシは、モチベーションのない生徒のモチベーションを煽る術を持たないので。

 タイトルは、『のだめカンタービレ』の谷岡先生の言葉。千秋に、ハリセンを拒絶するのだめをどうにかしてくれと言われて答える言葉です。身に沁みます。何か、そういうクラスに対する「術」を開発する時期に来ているのかもしれません。でも、「術」は使いたくないなぁ。

 ところで、今、発売中の週刊誌の中吊り広告で、例の「品格」センセイが「教養立国」ってなことを提言なさっているようです。そんなこと言うなら、ご自分の本棚で「本棚のコヤシ」になっている谷崎源氏をなんとかすりゃあ良いのに。日本では平安以来、『古今集』と『源氏』が必須の教養だったはず。藤原俊成だって、「『源氏物語』読まざる歌詠みは遺恨のことなり」と言ってます。『源氏』の現代語訳も読んだことない人間が、いったい何処の国の教養のことをおっしゃっているやら。~o~;;;

 この「品格」センセイにつけても思い出されるのは、「他人の批判には自分の気づかない欠点が含まれているものだ」などと生徒さんに説教垂れるおエライ先生が、生徒のアンケートに対しては、「オレの授業を評価しないのは生徒が悪い」と開き直ったりすること。生徒のアンケートにも「自分の気づかない欠点」が反映されてたりするんじゃないかなー。やっぱ自分のこととなると、気づかない、気づこうとしない人っているもので。

 おかげでとても勉強になります。やっぱ、人間、謙虚にいろんな人の意見に耳を傾けないと、どこで笑われてるか判らないってことデスネ。~o~;;

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2007年11月12日 (月)

騙されたつもりで

 今日は午前八王子、夜吉祥寺で授業の日。夜の吉祥寺が終わった後、吉祥寺の居酒屋「蔵」で夕食でした。今日は、鳥取県江原酒造さんの「伯陽長 大吟醸」と兵庫県田治米合名会社さんの「竹泉 純米醇辛」をいただきました。両方とも全く聞いたことがなかったので、ちょっと騙されたつもりで頼んだんですが・・・。

 「伯陽長」は山田錦35%のアルプス酵母使用。日本酒度+5、酸度1.2だそうで、いかにも大吟醸。含むと甘い含み香にキレイな甘さがあって、軽い旨味が広がり咀嚼と同時に切れます。十二年前だったら、これで一升8000円は取れたでしょうねえ。今や、この「伯陽長」はこの品質で一升3150円です。すごいコストパフォーマンス。

 一方、「竹泉」は精米60%日本酒度+9の酸度1.8だそうです。確かに酸は感じますが、それより含み香がすごい。ガツンと来る酢酸イソアミル。ここまでイソアミってるとバナナというよりバニラです。バニラ香が自慢のプレミア焼酎以上のバニラ香。これで、一升2625円だというんだから、すごーい!まだまだこんな酒があったんですねえ。

 帰宅途中、吉祥寺駅前で、アンデス民族音楽の皆さんがストリートしてました。このテの出稼ぎ楽団は、『コンドルが飛んでいく』さえやっときゃ良いだろ的なところが嫌いで、今までほとんど立ち止まったことがないのですが、今回のは、ちょっと聞いてクォリティの高さが判りました。特に縦笛のお兄さんのテクは凄かった。思わず騙されたつもりで、CDを購入しちゃいました。3000円は、ちょっとボラれたかもしれませんが、まあ、自宅のステレオで聴いてもクォリティは高かったので、良しとしときましょう。~o~

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2007年11月11日 (日)

コブ斜面、時雨、雷鳴のち酉の市

 今日の丸沼は、昼過ぎまで曇り。雪の状態は昨日よりも滑りやすく、朝のうちはかなりフラット。コブになるのは昨日よりも遅く、滑りやすかったです、午前中は。まあ、昼前からコブにはなりましたけどね。~o~;;

 ところが、午後一時過ぎ頃から、激しい時雨。あんな激しい雨の中で滑ったのは、あんまり記憶にないなぁと思うほどの雨でした。三年目のウェアは、吸水性バツグンでたちまちズブズブ。それでも、二時過ぎまで五藤デモのレッスンでした。雪上初日二日目にしては、かなり意義のあるキャンプだったと思います。

 帰路、雨が降ったり止んだりしていましたが、八王子へ着くと何故か雷鳴が轟いて激しい雨。すごい天気ですが、帰宅早々出かけなければなりませんでした。今日は八王子の酉の市だったので。

 今年は暦の関係で二の酉までしかなく、今日を逃すと11月23日だけになってしまいますが、23日はやはり丸沼なので、多少無理をしてでも今日、熊手を代えてこなくてはと思っていました。

 例によって甲州街道には露店が立ち並んでいますが、何故か今年は出店が少な目。天気予報のせいかもしれません。実際、九時前だというのに、もう人出も少なく、雷雨の中、露店商の皆さんも疲れ切って悄然とした面持ちです。大鳥神社境内にもほとんど参拝客がなく、全く並ばずに参拝出来ました。今年も、なんとか熊手を代えて、ホッ。忙しい一日でした。~o~

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2007年11月10日 (土)

プラスノー日和・・・かよ?!

 丸沼に来ています。今シーズンの雪上初日です。今日の丸沼は絶好のプラスノー日和。~o~;;;

 朝起きて、外を見た時に、「おっ、今日は板が滑るぞ、プラスノー日和」と本気で思っちゃいました。次の瞬間、もうプラスノーじゃないことに気づいて愕然。雪上初日だっていうのに、ガスと霧雨ですよ。しかも、そんな天気の割りに人がいます。まあ、リフト待ちはたいしたことなかったけど、あの視界であんなに人がいるとねえー。~_~;;;

 まあ、それでも久々の雪です。板が滑ることに感動してしまいました。まだ気温が下がりきらないので雪がグズグズで、ちょっと滑っているうちにボコボコのコブになってきます。コブも久しぶりだなぁー。コース幅、まだ狭いです。多分、鹿沢よりは広いんだろうと思いますが、でも狭いです。例年より狭い感じがします。ガスで視界が悪いので、ちょっと危ない感じがしますが、衝突事故等が起きないのは、来てる人間が皆上手いから・・・ですかねえ。それとも、視界が悪いとみんな慎重になるってこと?

 そんな中、五藤デモのレッスンでした。こんな悪条件の中でも、五藤さんは本当にマジメで丁寧なレッスンをします。ワタシも教えることを職業にしているので判るのですが、こういう悪条件でマジメに教えるというのは、本当に大変なことです。頭が下がります。

 おかげで、今シーズン目指すべき大回りのヒントをもらっちやいました。ラッキー。~o~

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2007年11月 9日 (金)

前夜

 今日は、午前池袋、午後市ヶ谷で仕事の日でした。ほぼつつがなく終了。これから帰宅するのですが、帰宅後すぐにスキーの準備をして出発です。明日はいよいよ丸沼オープンの日ですから。

 東京も良い具合に冷えてきているようで、今朝などは、薄着で朝食を取っていて風邪をひきそうになりました。今日はNZウールのベストを着込んだりしています。今年は、寒い冬になるという予報をちらほら目にしたりするのですが、そんな時についニヤついてしてしまうのは、スキーヤーの性ですねえ。~o~

 丸沼のオープン日は、一番下のイエローコースのみ。プラスノーゲレンデに人工雪を貼り付けたコースです。丸沼は、この時期にオープンする人工雪ゲレンデの中では、最も良いコースコンディションを用意してくれるゲレンデです。初日なので、ある程度人工雪の層も厚いはず。ちょっと期待しちゃうけど、混むんだろーなー。~o~;;;;

 毎年のことで慣れっこのはずだし、そもそも雪に対するブランクは二ヶ月ほどしかないのですが、やっぱり久しぶりに雪の上に出るのはワクワクドキドキですねえ。えへへへへへへへへへへへ。~o~ ~O~

 

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2007年11月 8日 (木)

越後の実力

 今日は、町田で授業の後、夜は自由が丘で授業の日。仕事の後、自由が丘の居酒屋「すず屋」さんで夕食。広島の「富久長 純米吟醸中汲み槽しぼり生詰」と新潟の「緑川 雪洞貯蔵酒 緑」をいただいてきました。

 「富久長」は、独自の軟水醸造法で醸された酒。非常に柔らかい口当たりで、軽い上品な含み香と甘味が特徴。含むに従って穏やかな旨味が沸いてサラリと消えていきます。ワタシの好きな酒の一つです。これで定価一升3150円はお値打ちでしょう。

 一方の「緑川」ですが、正直、今まで軽視していました。しかし、これは悪くないんじゃないでしょうか。かなり酢酸イソアミルのバナナ香が強く感じられます。越後の酒にしてはやや酸味がありますが、それが他の越後の酒にない個性になっているかもしれません。含むとはっきりした輪郭があって、バナナ香が香り、すっきりと喉元を過ぎていきます。「緑陰」といったイメージ、しかし、もう少し味にふくらみがあっても良いかも。やや単調な印象もあります。これで一升定価で3150円は、今となっては微妙なコストパフォーマンス。本来は夏の限定酒ですが、「すず屋」さんでは、夏に仕入れたものをさらに熟成させて秋になってからお店に出したようです。

 ワタシは、冬の間越後の人間だし、東京にいる間も越後贔屓なのですが、東京で越後の酒は飲む気になれません。越後の酒は、早くに首都圏で評価されてしまったことと、酒所という自負のために、革新が遅れたかもしれません。現在はコストパフォーマンス的にかなり遅れを取っていますし、今の全国的な新しい酒の流れに、このままだと取り残されてしまう気もしています。

 そういう意味で、「緑川」や「村祐」などには頑張ってもらって、大きな蔵にカツを入れる存在になってほしいです。越後の実力はこんなモンじゃないでしょうから。

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2007年11月 7日 (水)

ビジネスシートへの羨望

 今日は、横浜で授業でした。朝の横浜通いは、相変わらず辛いものがあります。特に、今日のように八王子駅で座れないと、人生の全てを呪いたくなります。あー何だってオレが朝イチで横浜くんだりまで、ブツブツブツ・・・・。

 ふと、目の前の七人掛けの座席に六人しか座っていないことに気づきました。普通こういう場合、六人のうちのどこかに大きな隙間があってもう一人割り込めたりするのですが、今日の六人さんは、微妙に均等な間隔をとって六人とも隣と肩を触れ合わない程度にゆったりと座っています。全員体格の良い男性ということもあるのだけれど、見事なチームワークです。

 こういうの見ると、気の小さいワタシは怒りよりも羨望を感じてしまいます。こんな満員電車で周囲に立っている乗客の怒りの眼差しを無視して、ゆったりくつろいで座れるってのは、なんてステキなメンタリティーなのでしょう。この人達、長生きするだろうなぁ。まあ、オレには出来ないけどさあ。

 結局、この六人のうち、ワタシの目の前の学生が二人、町田で降りたので、そこに入り込んで思いっ切り隣のサラリーマンに肩を寄せて圧力を掛け(お、大人げない ~o~;;;)、最終的に七人掛けの正規の場所に戻ってもらって七人で座りました。ああー疲れた。~o~;;;;

 ワタシゃどうも、こういう公共機関で、特権的な座り方するのはニガテです。だからグリーン車ってのも嫌いです。飛行機のビジネスクラスは乗ったこと無いからわからないけど、うーむ、食事と酒が良さそうだからアレだけは一度乗ってみたいかも・・・。~o~;;

 横浜での質問の時間を使って、ようやく赤本の間違い探しD社大篇を完成させました。あああああタイヘンだったす。こんなに苦労したけど、D社大なんて受ける子は、ワタシの教え子には何人もいないんだよねぇ、きっと。~o~;;;;;;;

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2007年11月 6日 (火)

モチはモチ屋、豆は豆屋、えびせんは・・・?

 昨日、近所のコーヒー豆屋さんでエチオピアのなんちゃらという豆を買ってきて飲んでいます。ワタシは、あんまりコーヒーにウルサイ方ではなく、仕事中の目覚まし薬に飲んでいただけだったので、今まであまりこだわらずに近所のコーヒーチェーン店の毎月の特売日に豆を購入していました。

 ところが、二月ほど前に、友人S氏のブログで、チェーン店の豆は深煎りし過ぎるので、専門店の豆の方が断然美味いという記事を読んで、へえそんなものかしらんと思っていたのですが、その専門店というのが近所にないからと諦めていました。まあ、コーヒーは目覚まし薬だから良いや~と。

 ところが、そのコーヒー豆専門店というのが、ウチの近所の甲州街道裏にあったんです。ホントに小さい店が、有名なカレー屋の隣に申し訳無さそうな小さな入り口で。ワタシゃ何度も前を通ってるけど、ずーっとカレー屋の一部だと思ってたヨ。~o~

 恐る恐る中へ入ってみると、接客態度のきちんとした、感じの良い女性が一人で切り盛りしているます。試飲させて気に入った豆を売るというシステムも好感が持てるので、エチオピアのなんちゃら言う村の豆を100g買ってきて飲んでみました。

 ふーんナルホド、酸味が上品です。今まで、コーヒーの酸味って、入れてしばらくすると酸っぱくなるアレだと思っていたのですが、そうじゃないんですね。香りもコクもこのくらいの方が自然で品が良いなぁ。ヤッパリモチはモチ屋、豆は豆屋かぁ。

 ウチの近所の甲州街道裏には、このコーヒー豆屋以外にも、ちょっと気の利いた小さな専門店がいくつかあります。そのうちの一軒のケーキ屋さんでクッキーを買ってきてお茶受けにしてるんだけど、これも軽くてなかなか品が良いです。意外と甲州街道裏ショップは使える実力店が揃ってるなぁ。

 実は、近所にエビセン専門店というのもあるのですが、もしかしてここも実力店・・・なのだろーか?~o~;;;

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2007年11月 5日 (月)

GENJIの季節

 先日捕まった人の話ではありません。今、個人的に『源氏物語』の季節なんです。~o~

 ウチの予備校のテキストはどれも、各テキストの最初の方に『徒然草』の文章が来て、最後の方に『源氏物語』の文章が配置されているんです。んで今、各クラスで授業のたびに『源氏』『げんじ』『GENJI』・・・。ああーもう飽きてきた。~o~;;

 最初の方に『徒然草』が来るのは、登場人物などが少ない簡単な話が多くて、オーソドックスな解かり易い文章だからでしょう。一方、『源氏』は、ある程度学習が進んでからでないと扱えない難解な文章が多く、発展的な文法事項などが含まれているので最後の方に持って来ざるを得ないんですね。

 そうして何より、古典文学の最高峰として、必ず学習してほしいという教師の側の願いがあります。受験的にも比較的よく出題されることはされるのですが、『源氏』の出題は学校による偏りが激しく、全ての受験生が勉強しなければならないということではありません。これは、どうしてかというと、大学の先生で『源氏』の魔力に取り付かれて、「『源氏』以外出したくないっ!」なんて人がいるからです。そういう人が所属している大学では毎年のように『源氏』の出題がありますが、そういう人がいない大学を受けるなら、無理に『源氏』を勉強しなくったって大丈夫。

 だから、ウチの各テキストに必ず『源氏』が載っているのは、教師の側の、「ウチを出るからには『源氏』くらい読んでいってくれヨ」という切実な願いの現れです。多分、源氏好きK先生あたりからの伝統でしょう。

 ただ、正直言って、『源氏』を勉強しなくても済むはずの生徒さんを、徒に難解な文章で苦しめるのは気が引けるので、何故『源氏』を勉強しなければならないかを説明します。早い時期から世界中に翻訳されている(アーサー=ウェーリー訳『The Tale of Genji』が最初にロンドンで出版されたのは1925年という)日本文学を代表する古典であること。受験を離れて読めば現代人が読んでも面白いこと。現代語訳は原文の面白さに遠く及ばず、現代語訳の歴史は失敗の歴史であること。学者さんでも『源氏』に惚れてしまう人がいること、etc.etc.

 特にK先生の伝説は必ず紹介します。難解な文章も少しは楽しく勉強できるでしょうから。~o~

 んで、先週あたりから、毎時間、おんなじ『源氏』バナシの繰り返し。もう飽きてきたけど、今日もこれから吉祥寺で一回やらなきゃいけません。しょーがない。行って来ます。~o~;;

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2007年11月 4日 (日)

関西な休日

 今日は一日オフでした。一日中ウチで送ってしまいました。しかし、来週から休日は丸沼出勤。ヒマはなくなるので、今週のうちにデスクワークは片付けておかねばなりません。

 そういうわけで、赤本の間違い探し。先週までて例年やっている大学は終わったので、ここからは注文生産。生徒さんから注文のあった大学を見ています。コレが大変。なにしろ、去年やった所は、07年度の問題だけ見れば良いんだけど、去年やってない学校は、三年分も四年分も見なければいけません。

 注文生産の一番手はD社大学。関西の名門です。関西の私大は、関東の我々からすると妙なクセがあり、なんだか妙な難しさがあってあまり好きではないのですが、仕方ありません。午後いっぱいかかって二学部分チェックしました。まだ二冊あります。あ゛ーあ゛、げんなりぃぃぃ。~o~;;;;

 夕食後、昨日、横浜そごうの試飲会で購入してきた兵庫県神戸酒心館の「福寿 大吟醸 原酒」と「福寿 純米吟醸ひやおろし」をいただいています。この「福寿」さんは灘の古い蔵元さん。灘の酒造というと、大メーカー化してしまって良い印象がなかったのですが、ここは違うようです。小さいながらしっかりした酒造りをしている模様。No.1酒造好適米「山田錦」は兵庫県産をもって最高とするのですが、この蔵は地元産「山田錦」を使用しているらしいです。

 中でもこの「ひやおろし」は爽やかな酸と軽やかな旨味を感じさせる逸品。これで四合1700円なら十分OKです。一方、「大吟 原酒」の方は、濃厚な旨味の酒で、やや重い感じですが、口中で微妙に旨苦い風味があり、ゆったりと少量を楽しむ酒なんじゃないでしょうか。

 というわけで、今日は一日中、関西漬けでした。関西も悪くないけど、びみょーに疲れるかなぁ。~o~;;;

 

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2007年11月 3日 (土)

受験勉強迷信俗信のいろいろ

 今日は横浜で某W大と某J大受験のための特別授業でした。某W大と某J大の今年も問題を三時間で二問も解いてきました。ちょっと疲れたかも。

 

 受講している子達は、この季節にこんな特別授業を取るような子ですからマジメな子がそろっています。んで、授業終了してから質問の嵐。まあ、マジメでレベルの高い質問が多かったので、こういうのはさほどストレスにはなりません。そんな中、ちょっと気になる質問が。

 

 たまたま二人も同じ質問が続きました。曰く、

 

 「今、教わってる先生に『単語集なんて使わずに教科書に出てきた単語をチェックして覚えていけば良い。単語集なんかに頼ってたらダメだ』と指導されましたが、過去問を解いていると語彙が足りないような気がします。どうしたら良いでしょう」

 

 んんー、そりゃある意味当たり前だよなぁ。だって、高校の教科書にしろ予備校のテキストにしろ、単語レベルまで漏れがないようにチェックして作ってるわけないし、受験生が読む古文の量なんて知れたものだから、出てくる単語には限りがあるし・・・。教科書に出てきた単語を自分で辞書で引いて勉強していくってのは、ある意味、王道の勉強法なんだけど、それだけでは、どうしても重要単語の漏れがたくさん出てくるに決まってるんだよねー。

 

 単語集に頼って暗記一本槍、ってのもマズイのですが、だからと言って単語集が諸悪の根源であるかのように指導するってのは、ちょっとどうなんでしょう。少なくとも、ある程度学習を済ませた子供が、単語集で自分の語彙に漏れがないかチェックするのは、絶対必要なことだと思うのですが・・・。単語集害悪論は、身勝手な理想主義の教師が作り出した幻想でしょうねえ。

 

 この手の迷信俗信って、受験界にはいろいろあります。例えば、

 

・本番では辞書を使えないのだから、普段から辞書を使わずにテキストの予習をしろ。

 

→ある程度、語彙の出来ている子には有効でしょうが、語彙のない子にこれをやらせてもデタラメな想像を繰り返すだけです。意味ないと思うんですけどねえ。ある程度のレベルまでは辞書を引くことで様々なことを学べるはず。辞書に出てくる訳語を使って訳を組み立てるのって案外難しいので、訳の技術を磨くことにもなるのですが・・・。辞書を使わずに訳すのは、自由で勝手な訳が出来るので、想像力のたくましい子には楽をさせることにもなります。楽をさせても技術は身につきません。想像力のたくましくない子は・・・、何にも書けないので本人が苦しいだけです。カワイソ。~o~;;

 

・読書百篇、意自ずから通ずという。何遍も声を出して朗読してみろ。

 

→これも不思議な迷信です。朗読だけしたって判らないものは判りません。特に今のKYな子達は、百篇くらいの朗読じゃ全く「意通じ」ないと思うゾ。そもそも古文の場合、朗読だってある程度の力がなかったら出来ません。まったく力の無い子に朗読させてもデタラメなアホダラ経を唱えるだけなんですけどねえ。ムダな努力で子供を苦しませるだけです。これまたカワイソー。~o~;;;;

 

・古文は暗記教科だ。文法書を隅から隅まで暗記しろ。

 

→何をかいわんやです。文法書なんてのは、利用出来るところを利用すれば良いだけのこと。子供達は文法の専門家になろうとしているのではないのでねえ。教師が無能だと、このテの暗記強要に走るんですよね。子供がカワイソ過ぎ。~o~;;;;;

 

 まあ、まだまだあると思うけど、この辺でヤメときます。簡単にまとめてしまえば、普通に平凡に文章を訳し、問題を解く努力を続けさせることが一番正しいはずです。でも、普通に平凡に努力を続けるってのは、受験生にとっては精神的に苦しいことなので、ついヘンテコな迷信に取り付かれちゃったりするんでしょうね。また、それを利用してもっともらしい迷信を吹き込む教師が世の中にはいるんデスヨ。ヤですねへ・・・。~_~;;;

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2007年11月 1日 (木)

KY文化の落日

 なんでも、日本シリーズで中日の投手が完全試合をしそうになったそうで、ワタシゃ夜まで仕事で全然知りませんでした。もっとも、日本シリーズなんて、我がホークスがCS敗退した段階で全く興味が無いので、仕事がなくても知らなかったでしょうけど・・・。さっきネットでチラっと見て驚きました。~o~

 完全試合を遂行中に八回で交代させられたということについて、いろんな人がコメントを寄せてるんですが、某○くみつるという漫画家さんが、「空気読めよと言いたい」と落合を非難していました。ところで最近、この「空気読め」とか「空気読めない」とか言う言葉がはやってるみたいですが、コレって何?

 例えば、この場合だと、「野球ファンみんなが何を願っているか、言われなくても推測しながら行動しろよ」ということなんでしょうねえ。しっかし、みんなが何を願ってるかなんて考えながら野球の監督できねーだろー、って思わないでもありません。だって、大半の野球ファンは、こんなに早く中日が日本シリーズ優勝を決める なんて願ってないでしょうからねえ。~o~;;

 監督という立場は、野球界全体の雰囲気なんかに左右されることなく、自分のチームを優先させるべきものでしょう。だから、落合を非難するとしたら、「監督としてではなく一野球人として百年に一度の記録を、もったいないと思わなかったのか」という角度からなされるべきなんじゃないのかしらん。

 こういうことまで、全体の「空気」読んでの行動を求めちゃう現代日本って何なんでしょう。ワタシ、自分がマイペース人間なんで、こういう「全体に合わせろ」発言はどうも好きになれません。特に、現代におけるKY主張は、上記の漫画家さんのごとく独創的個性的な判断を封ずるような雰囲気があってちょっとヤだなあ。矛盾した表現だけど、「全体の身勝手」みたいな気がします。ある意味ファシズム的です。

 しかし、古典の教師としては、この空気を読むという感じは判らないでもありません。主語を表記したがらない古典作品、例えば、『源氏物語』の文章なんて授業してると、行間の「空気」から言って、主体はこの人と決めなきゃいけないようなことが起こってきます。「論理」だけではなく、その場の「雰囲気」からこの人の発言と決定しなきゃいけないようなことがしばしばあります。実は、今日もそんな箇所を授業してきました。

 こういう場合、生徒さんは何か単純に判断できる基準を求めてきます。特に最近の生徒さんは、KY(空気読めない)なのでネ。~o~;;;;

 そういう生徒さんの願いに答えるべく、予備校屋の皆さんは、いろんな「公式」やいろんな「方法」を考えだしちゃうんです。まあ、某有名講師X某有名講師Aの「公式」なんかは、ハッキリ言って論外ですが、もっとマトモな先生でも、いろんなことを考え出します。例えば敬語の利用とか。

 ただ、この敬語を利用した主体判定、人物判定なんてものも絶対的な方法ではありえません。文章書く方も人間なので、いろんな例外が出てきます。所謂「敬語の不一致」がいろんな理由で出て来るんです。それらの例外を論理化するのは極めて難しく、良心的に教えようとすると、結局、最終的には、「その場の空気読めよ」になっちゃうんだよね・・・。~o~;;;;;

 今の子は、この「空気」読む(「文脈」を読むとも言える)力が極端にありません。こういう力をホントの意味で「読解力」って言うはずなんですがね。文法による論理化はいくら突き詰めても最終的には無理があるんですが、子供達は、それを求めているらしく、仕方ないので、ワタシなども出来る範囲で論理化を試みます。でも、出来るだけ単純な論理じゃないとウケが悪いんだよなぁ・・・。~o~;;;;;

 結局、子供達の文章KY化はどんどん進んでいきます。それは行間の空気読んで主語を推測する文化の衰退であり、突き詰めて言えば、語らわずとも他人の心理を忖度して思いやる日本文化(KY=空気読め文化)の落日とも言えるかもしれません。

 そんな現代の若者達が、全体に合わせることを求め、個性的判断を抹殺するかのごとく「KY!」と主張するのは、何だかゾッとする眺めです。それは他人を思いやる文化などではなく、単なる個性の抹殺、日本的なものの最も悪い側面の現われのような気がするんですよねぇ・・・、まー、ワタシなんぞがエラソーに言えることではありませんが。~o~;;

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