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2007年11月30日 (金)

グチャグチャ戦記

 いやー、もうグチャグチャですがなー。~o~;;;;

 例の某国立大対策模試の採点が泥沼化してしまい、いやはやタイヘンでした。某国立大学を受ける人達のはずなのに、この子達、説明するってことが全く出来ません。自分が何を説明しなきゃならないのかまるで判ってない子が多いこと。

 別に問題が難しいわけじゃないんです。だって出来る子は九割くらい取ってしまう問題なんですから。それなのに、大半の子が論理性の全く無いグチャグチャの説明で・・・。読んでるとこちらの頭が破壊されてしまいます。いったい、この子達、これから先、大丈夫なんでしょうか。こんなに説明能力のない人達が、これから大学生になっていくなんて・・・。日本はどうなるんでしょう。

 なーんて余計な心配をしている場合ではありません。採点を終えたら、今夜のうちに丸沼に移動、明日は新しいブーツのテストをしなければならないんですから。~o~;;

 今日は、昼間池袋から市ヶ谷へ移動する日で、市ヶ谷での授業は最終週でした。昨年に続いて、万雷の拍手に送られて教室を出てきましたが・・・、今日は、その後が泥沼。

 市ヶ谷の質問の時間を利用して採点していたのですが、質問の時間が終わっても採点は終わらず、採点作業が終わるまで、市ヶ谷の校舎で採点を続けました。ひたすらグチャグチャの説明を読み続けると、ひどい時は十五分ほどで脳髄が悲鳴をあげます。ぎゃーーーーーーっつ、もっと論理をっつ!~o~;;;;

 ひたすら自分を机に縛り付けて、我慢に我慢を重ねて、ようやく完成した時は、夜の高校生の授業も全て終わっていました。そこから、急いで帰宅。荷物をまとめて家を出た時には日付が変わっていました。今、夜中の高速のサービスエリアでこれを書いてます。もう生活グチャグチャ。これからの日本の心配なんかする前に、自分の体の心配をしなきゃねえ。~o~;;;;;

 忘れないよう日記に書いておきます。もう来年以降、絶対、250枚も採点引き受けたりしないゾッ!某国立大対策模試の採点は絶対150枚が限界!

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コメント

はじめまして。ふらふらと彷徨っていましたら、こちらに辿り着きました。
私は現在、大学院に在籍する者で、専門は平安の物語文学です。大学院にて日夜研究を続けているものの、将来に不安を感じ(具体的には大学に就職できるか)、好きな古文を仕事として続けていくために、予備校の講師の採用試験を受けようかと考えています。
無名講師さんはSで教えていらっしゃるようにお見受けしました。
漠然とした質問ですが、古文の予備校講師になるには、どんなことが必要とされるのでしょうか。ちなみに私は、派手なパフォーマンスができるタイプではございません。また、いきなり大手は難しいでしょうか?

無名講師さんが予備校講師になろうと思ったきっかけ、仕事を続けていくにあたり、どのような勉強をなさったのか、もしよろしればお教えください。

投稿: nekomaru | 2007年12月 1日 (土) 16時45分

 ども、書き込みありがとうございます。

 予備校講師になるのに必要とされることですか。うーーーむ。才能。~o~

 つか、この商売は、努力だけでは上手くいかない人がいるんですよ。どんな人が向いているのか向いていないのか、ワタシにも正確には判りません。
 
 とりあえず、あまり一生の仕事だと思わずにアルバイト的にやってみてください。一生の仕事だと覚悟を決めて…、向いてなかったら取り返しがつきませんから。~o~;;;

 ワタシ個人は、まったくnekomaruさんと同じような立場でした。この仕事、そういう人が多いと思います。
 
 ちなみに、ウチはパフォーマンスは必要ありません。パフォーマンスしている人もいますが、パフォーマンスしないワタシでもなんとかやっていけてます。いきなり大手でも大丈夫だと思いますし、「勉強」は、入ってからで良いと思います。

 ただし、ウチの採用試験は、結構キビしいペーパーと模擬授業があります。ペーパーの方で落ちる人が多いらしいです。キチンと正確な現代語訳が出来れば、大抵OKだとは思いますが…。

投稿: Mumyo | 2007年12月 2日 (日) 00時39分

丁寧なご返信ありがとうございました。
「才能」ですかぁ…。才能のなさは研究生活で痛いほど痛感しております。

話は変わりますが、先日、予備校の先生方が出されている参考書に目を通してまいりました。
びっくりするようなうすーい内容のものがあったりで、言葉になりません。わりと読めるなぁと思ったのは、YゼミのMさんが書かれた実況中継の文法講義のみでした。
いまだに有名なマドンナは「この解説は力技?やっつけ?」と思わせるふしがあったり、『古文の点数がおもしろいほどよく取れる本』のMさんの「「む」は○上の「む」」って…。あなたの苗字を出されても読者はなんのことかわからないよ、と目を覆いたくなりました。
同じ土俵に立ってさえいない私なんかが批判できる立場ではないのですが…。

ひとまず、来年の採用試験を受けようかと思っています。
インフルエンザが流行っているそうです。お体、ご自愛ください。

投稿: nekomaru | 2007年12月 5日 (水) 18時14分

>予備校の先生方が出されている参考書に目を通してまいりました。

 それは、貴重な体験をされましたね。もし、予備校講師になる前にしておくべき「勉強」があるとすれば、まさしくそれでしょう。

 あれだけデタラメなものが売れているという事実は、憂慮すべき事態です。それに関してはこのブログでもしばしば触れています。「古文の参考書」という項目にカテゴライズされておりますので、宜しかったら御一読ください。

投稿: Mumyo | 2007年12月 6日 (木) 01時52分

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