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2007年11月25日 (日)

古典回帰の日

 今日の丸沼は快晴。リフト混みましたー。バーンは硬くしまり、良い具合だったのですが、もうちょっと空いてくれると良かったんだけどね。

 昨日今日は五藤デモのレッスンでした。五藤さんの教え方は、非常にシンプルです。外足で捕らえて板にしっかり重みを伝え丸い弧を描く、そのために必要な基礎を地道にトレーニングしていくという感じです。最近、何かと話題の股関節を回すという話も出てきませんし、先行動作も過剰にならないよう指導されます。言うなれば、古典的なスキーです。

 教わっていると、いかに自分がいい加減な滑りをしていたか判ります。板のラディウスに頼って内向内倒したり上体から入ったりするクセが、知らない間についていたようです。昨日今日で、随分修正させられました。特に左ターンに入る切り替えで外肩が上がりやすく、上体を回して内倒しやすいようです。しばらくその点に気をつけて丁寧な滑りを心がけねばなりません。

 ちなみに、昨夜の飲み会でうかがってみたところ、五藤さん自身には、「股関節を回す」という感覚はないそうです。アドバイスも、生徒さんのクセに応じてしていくので、画一的に「股関節を回せ」という指導はしないのだそうです。これはかなり説得力のあるお話だと思います。流行り言葉のお題目による画一的指導って、過去にもロクなことなかったしねえ。~o~;;;

 今日は午前中だけで丸沼終了。お昼に帰京して夕方は池袋で会議でした。会議の後、池袋東武に寄ったら、「浦霞」の佐浦酒造さんが試飲会をやってました。久々に「浦霞禅」を試飲してみたのですが、「浦霞禅」って実は美味しかったんですねえ。ずっと以前に飲んだきりで、軽視してたんですよね~。~o~;;

 「浦霞禅」は吟醸酒の世界では古典と言って良いと思うのですが、全く古いと感じさせません。最近の高品質の吟醸酒に親しんだ舌でも、十分に美味しいと思います。古いからと言って馬鹿に出来ない、そう感じさせられた一日でした。

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