騙されたつもりで
今日は午前八王子、夜吉祥寺で授業の日。夜の吉祥寺が終わった後、吉祥寺の居酒屋「蔵」で夕食でした。今日は、鳥取県江原酒造さんの「伯陽長 大吟醸」と兵庫県田治米合名会社さんの「竹泉 純米醇辛」をいただきました。両方とも全く聞いたことがなかったので、ちょっと騙されたつもりで頼んだんですが・・・。
「伯陽長」は山田錦35%のアルプス酵母使用。日本酒度+5、酸度1.2だそうで、いかにも大吟醸。含むと甘い含み香にキレイな甘さがあって、軽い旨味が広がり咀嚼と同時に切れます。十二年前だったら、これで一升8000円は取れたでしょうねえ。今や、この「伯陽長」はこの品質で一升3150円です。すごいコストパフォーマンス。
一方、「竹泉」は精米60%日本酒度+9の酸度1.8だそうです。確かに酸は感じますが、それより含み香がすごい。ガツンと来る酢酸イソアミル。ここまでイソアミってるとバナナというよりバニラです。バニラ香が自慢のプレミア焼酎以上のバニラ香。これで、一升2625円だというんだから、すごーい!まだまだこんな酒があったんですねえ。
帰宅途中、吉祥寺駅前で、アンデス民族音楽の皆さんがストリートしてました。このテの出稼ぎ楽団は、『コンドルが飛んでいく』さえやっときゃ良いだろ的なところが嫌いで、今までほとんど立ち止まったことがないのですが、今回のは、ちょっと聞いてクォリティの高さが判りました。特に縦笛のお兄さんのテクは凄かった。思わず騙されたつもりで、CDを購入しちゃいました。3000円は、ちょっとボラれたかもしれませんが、まあ、自宅のステレオで聴いてもクォリティは高かったので、良しとしときましょう。~o~
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