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2007年12月 5日 (水)

続・生き物の生態

 先日、某校舎で学校の事務方の職員さんと話す機会があったのですが、「サラリーマンはつまらないですよ」とボヤいてました。組織の中の人間関係っていろいろ大変らしいです。

 そこいくと、我々講師という生き物は、全くの個人営業なので、気楽です。我々には上司も部下もいません。同僚はいますし、先輩後輩はありますが、それだけのこと。予備校講師というのは基本的に一匹狼です。

 全員とは言いませんが、組織の中では上手く生きていけないタイプの人間が多いと思います。実際、会社勤めをしていて飛び出してきた人もいますし、学校組織からはみ出してきた人もいます。まあ、かく言うワタシなども、組織の中では生きていけないでしょうねえ。所謂「自己チュー」の人、多いです。

 ちなみに、予備校屋になる前の経歴というのは本当に様々です。多分、学生時代にアルバイトとして始めて定着してしまうというのが一番多数派だと思いますが、元高校教師も多いですし、元会社員もかなりいるはず。変わったところで、元芸能プロダクション社員とか、元TV局ADとかもいます。元大学教員という人もいますし、現役の大学教員も・・・。~o~;;

 この仕事に最初からなりたくてなったという人は、非常に稀です。いないことはありませんが、得てしてそんな人はこの仕事に向いてない人だったりするので・・・。

 予備校屋はよく手を洗います。一時間終わるたびに、ほとんどの人が手を洗い、うがいをします。これは別に清潔好きなのではなく、チョークの粉のせいです。チョークの粉ってかなり肌に悪いんです。ワタシなど、手を洗わないでいるとボロボロ指の皮がむけますし、うがいし忘れると、たちまち喉がガラガラになります。また、うっかり頭を洗えなかった日は、髪の毛や頭皮がおかしくなります。

 そうしてみると、肺の中なんかもちょっと心配ですねへ・・・。~o~;;;;

 予備校屋は、収入が安定しません。基本的に時給制なので、授業時間数の多い月は収入も多く、授業のない月は、ほとんど収入がありません。講師を始めた頃は、貯えが少なかったこともあって、二月初~四月初の間のほとんど授業がない期間は、けっこう冷や汗をかいたものでした。特に、四月の25日直前の頃は・・・。~o~;;

 予備校屋は、生活が不規則になりがちです。曜日によって仕事時間が大きく異なるからです。特に昨今のように高校生の授業が増えてくると、仕事の終了時間が曜日によって全くバラバラなので・・・。生活のリズムが作りづらいんですよねえ。そういう意味で、予備校屋が終わって、スキーヤーにもどっている期間は、ホント健康的。毎日規則正しくなりますからねえ。~o~;;

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