予備校屋という生き物の生態
先日、同僚の若い先生と昼食をご一緒する機会がありました。ワタシは、自分では食べ終わるのが早過ぎると常々思っていたのですが、この同僚の先生の食べるスピードの速いこと。アッという間に食べ終わってました。そこまですると体に悪いだろー。~o~;;;
んで、速いねーって呆れたんですが、生徒からの質問が気になって速く食べるクセがついたとのこと。これはワタシも自覚があります。一種の職業病ですね。
我々講師は昼食を講師控え室で摂ることが多いのですが、そこには質問のある生徒がやってきてしまいます。一応、講師控え室の入り口には、昼食中の質問はご遠慮くださいなどと書いてあったりするのですが、大抵無視されます。我々講師には、持ってこられた質問は、昼食中でもなかなか断れません。まあ、「五分待ってくれ」くらいは言うのですが、やっぱり待ってられると思うと落ち着いて食事ってワケにもいかないんですよね。んで、異常に食事のスピードが速くなったりすると。
これと同じように、予備校屋独特の生態のようなものはあります。以下思いつくままに、書き並べてみます。
このブログを見てお判りと思うのですが、趣味に走る人、けっこういます。まあ、ワタシはちょっと極端なのですが、ワタシ以外の方も、普通の社会人よりは趣味生活がしやすいようです。多分、まとまった休みの期間がとりやすいからでしょう。バンド活動、Jリーグのサポーター、日舞、海外旅行、グルメ、ワインマニア、格闘技、ラグビー観戦、バイクツーリング、ドライブ、競馬予想、俳句、演劇活動・・・。
ワインマニアで自宅マンションをカーヴ化してしまい一年中空調点けっ放しの人とか極真空手やってて正拳突きのタコが出来てる人とか割と極端です。まあ、ワタシは人のことを言えた義理じゃありませんけどね。~o~;;;;
でも、むしろ、こういう趣味生活に走った方が健全なように見受けられます。予備校屋の趣味で一番ヤバいのは「仕事」。~o~;;
なにしろ、ワーカホリックになりやすい商売なんです。以前、週に50コマ以上教えて過労死した人のことを書いたことがありますが、先日も講師控え室で話題になりました。今でも50コマくらい教えている人がいるんだそうで・・・。~o~;;
ハッキリ言って、週40コマ以上の授業というのは、毎日タバコ二箱日本酒四合という生活と危険度の点で変わらないと思います。週50コマになったら、タバコと酒の量を倍にするくらい危険です。個人的に知っている人達のことなので、あまり不吉なことは考えたくないですが、周囲の人間が止めてやらなきゃイカンでしょう。
今年の一月に倒れそうになった同僚なんかも、会うたびに冗談めかして注意してるんですが、時間数をこなすことにアイデンティティーを感じているらしく、何の効果もありません。また倒れてもしらないヨッ。~_~;;;;
ワタシがこの仕事を始めた頃、毎年、過労で倒れるのが恒例になってしまった人気女性講師がいました。正直言って、アレは同僚として迷惑でした。なにしろ、その人の代講のために無理なスケジュールをこなさねばなりません。他のみんながそうやって無理をしていると、無理して代講した先生が過労で倒れたりして、その人の代講をするために、また他のみんなが無理をして走り回って・・・。過労のドミノ倒し。~o~;;
こんな危険ではた迷惑な「趣味」にはまるよりは、スキー馬鹿の方が絶対良いですよねっ!!
と学校側の人達には声を大にして言いたい。~o~ ~O~
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