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2007年12月22日 (土)

夢と知りつつベルベットレール

 今日の八海山は曇り。寒くもなく暖かくもない絶好のスキー日和でした。人出は、昨日に比べれば多かったのですが、滑りに支障が出るほどではなく、これまた絶好。加えて、林間コースはキチンと踏んでくれており、八海山にしては珍しいほどの軽い素晴らしい雪質。

 そんな中、Blizzad Worldcup SLをデビューさせてきました。いやーーーさいこーーーーっつ!!~o~

 もちろん、試乗してホレこんだ板なのですから、良いに決まっているのですが、こんなに良いとは・・・。とにかくグリップ力が抜群で超しなやか。足元に、弧が踏み込み方によって自在に大きくも小さくもなってくれるしっかりしたレールがある感じです。しかも抜け方が超スムーズ。いきなりドンと走ると言うよりは、踏み込むスヒューン、踏み込むスヒューン、踏み込むスヒューン・・・といった感じで、踏み込んでからの加速がなめらか&スムーズ。ベルベットの足触りです。

 一度だけ、足元でヒネリ系小回りをやった時、元気に返り過ぎて吹っ飛ばされそうになりました。気を抜いてフ抜けた滑りをするとヤラれる怖さもあります。グリップの良さとも相まって、他人にはおいそれと貸せないという感じ。

 しばらくこの板の滑りをビデオに撮りたくありません。絶対に上手く滑れているはずだと思う一方、覚めるのが怖い夢の中のような気分です。「夢と知りせば覚めざらましを」という予感がしてしまうので・・・。~o~;;;

 いくら良い雪とは言え、八海山の雪は柔らかく、二時間も滑らないうちに荒れてきました。即座に、板をK2 Crossfireにチェンジ。こちらはこちらで素晴らしいパフォーマンスでした。荒れてきたバーンでも安定性があり気持ちよく走りますし、新雪の中でもある程度の浮力があって安心。コブの中でのしなやかさ扱い易さも抜群。八海山のようなワイルドなゲレンデで力を発揮する板です。もう少し、タラしたセッティングにした方が乗り易いかなとは思いましたが。

 八海山の常連さん達が久々に顔を揃えたので、一緒に滑り過ぎてしまいました。今は心地よい疲労感いっぱいです。モーグラータクヤとも久々に滑りました。ヤツの考えてることはスゴイです。我々と一緒に整地をすべってる時にも、「ヤンネはこうやって滑ってる。この滑りが出来たら世界一なんだよ」なんてネ。高校生のクセに、「世界一」なんて言葉がホイっと出てくるあたり、スゴイ。ホントにコイツを世界デビューさせてみたいもんです。

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