一つ目の「八」
今日は、一日、八海山で滑った後、明日の白馬五竜での試乗会に向けて、白馬に移動しました。
八海山は、朝のうち冷えて良い雪質だったのですが、一日中快晴で気温が上昇したため、午後からはベタッとした全く滑らない雪となりました。
そんな中、午前中は久々にBlizzard のSL板で小回りを練習してみたのですが・・・。この板、柔らかい雪だと難しいですねえ。車山用に立てていたエッジを、春の越後用に少しタラしてもらって、トップとテールを1゜センターを0.5゜、サイドは88゜にしたので扱い易さがいくらか増したのですが、その分、この板の良さであるキリッとしたグリップ感が消えているような気がするし、さりとて、非常に扱い易いというわけではないし・・・。雪質とエッジチューンのマッチングをもう少し研究しなければならないかもしれません。
夕方、白馬へ移動し、八方尾根の定宿「Aンの家」に入りました。こちらに宿泊するのは、本当に久しぶりですが、全く変わっていません。オーナーも奥様も、暖かく迎えてくれました。こじんまりとしているけれど、食事は美味しいし、なかなかステキな宿です。
ワタシの人生は、どういうワケか、「八」の付く地名に縁が深いのですが、実は、その最初はこの「八方尾根」です。「八方尾根」は、ワタシが生涯二番目にスキーをしたゲレンデであり(最初は二十歳の時の蔵王)、学生時代には夏冬ともに良く訪れた地でもあります。断続的ではありますが、二十数年間に亘って見続けてきました。
そういう目で見ると、八方は変わりました。二十数年前のペンションブームの頃や、約二十年ほど前のスキーバブルの頃の賑わいが消えたのは当然として、十数年前からのボーダーの増加やそれに伴う客層の変化、十年前のオリンピックに伴う道路整備などの歴史を経て、今や、オージーの増加する町になったらしいです。
オーストラリア資本が、一部のペンションやホテルなどを買い漁っているらしく、ちょっと運転していても通りにオージーらしき人影が目に付きます。ニセコから日本のスキー場を覚えたオージーが、オリンピック開催地の知名度に惹かれて、八方に進出してきたのだとか。
さて、これからどうなっちゃうのやら、八方。ゲレンデとしては、日本一面白いゲレンデだと思うし、宿泊施設も含めて日本最大規模のゲレンデだけに注目して見守って行きたい・・・などと書いておいて、実は、明日は五竜なんですよね。今年は八方を一度も滑ってないなぁ。~o~;;
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