レーシング日和レーシング気分
今日の菅平は微風快晴。風が無く日が当るため体感温度は低くないのですが、気温自体はむやみに上がらないので雪は硬いまま。最高のレーシング日和です。そんな中、昨年も出場した東京都公認若葉スキークラブ主催のGSレースに出てきました。
今年は、レース前日にレーシングキャンプに入り、一日菅平でトレーニングした甲斐あって上手く体が動いてくれたと思います。昨シーズン石打のレースが雪不足で中止になったため取れる予定のポイントが稼げず、今シーズンのレーシングポイントが非常に悪くて、スタート順が遅くコースが少し荒れていました。特に急斜面ではちょっとアイスバーンが露出していてかなり落とされたのですが、それでもタイムはまあまあ。221番スタートで102位。119人まくったのですから悪くはありません。
畏友H氏もこのレースに出場していて、レース仲間のA氏、H氏とともにレース後は和気藹々。気持ち良く滑れた後は、ただでさえ気分が良いのに、この天気、この雰囲気は最高です。やっぱこういうのを経験しちゃうと、レースも止められませんね。
レース終了後、リフトでシニアの方と乗り合わせました。レースに関心をお持ちのようなのですが、どうやって始めたら良いのか判らないとおっしゃってました。そう言えば、シニア向けのレース入門ってちょっと無いですねえ。どこかのスキースクールでやらないかなぁ。
競技の裾野が広がらなければ、競技のレベルは上がりません。早い話、興味を持って教わったり道具を買ったりする素人が数多くいなければ、プロの生活は維持されないはず。ジュニアの強化費用だって素人レーサーがたくさんいなければ生まれません。そういう意味で、日本のレーシングの世界は、もっと素人のシニアに目を向けても良いんじゃないかしらん。
一般のレーシングキャンプって、教えると言うよりトレーニングなんですよね。インストラクターというよりコーチだし。全くの素人に対してレース入門の指導するってこと、もっとあっても良いんじゃないでしょうか。
以前、あるレーシングキャンプに入ったところ、年配のレース入門者が入ってきたのですが、この人、旗門のどちらから入ったら良いかも判らずオタオタしていました。もちろん、コース整備の仕方やダブルゲートの入り方、マテリアルの選び方、チューンナップの仕方など全く教えてもらえませんでした。レーシングのコーチからしてみれば、そんなこといちいち教えてられないってことでしょうけど、でも、教えてくれる人間がいなければ、この人達レースを始められません。それでは、レーシングの裾野はいつまでも狭いままなんですが・・・。
レース終了後は、八海山に戻って、少しだけ滑りました。八海山も天気が良く、菅平と比べるとかなり暖か~。越後の雪は優しいです。エッジングした時になんとなく温かみを感じます。やっぱ八海山での極楽スキーは良いよね。~o~
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