« Zermatt迷遊記~ボンジョルノ・グーテンモルゲン | トップページ | Zermatt迷遊記~富士山の上、太陽の下 »

2008年3月 3日 (月)

Zermatt迷遊記~牛小屋登山鉄道に歴史を思う

 今日(現地3/2)のZermattは快晴。朝は、ホテルの外を見ずにブログ書いてたので、気づかなかったのですが、滑りに行くため外へ出てみると、いやー、暖かくて雪がないです、Zermatt。街中には、ほとんど雪がありません。大丈夫なのかしらん。

 Zermattから行けるスキーエリアは、およそ三つないし四つほどなのですが、今日は初日ということもあり、Gornergratエリアをのんびり滑りました。このGornergratエリアは、Zermattの街から簡単に行けて、なおかつマッターホルンが最も美しい角度で見えるエリアなのだとか。

 Zermattの街中からGornergrat登山鉄道に乗り込み、三十分ほどコトコトと古い電車に揺られて登っていきます。「世界の車窓から」の世界です。実際、ついこの間も「世界の車窓から」で紹介されたばかりらしいですよ。

 この鉄道、古いクセにすごい急斜面を登ります。登り始めてしばらくすると、ようやくスキー場らしく雪に囲まれた眺めになっていきます。途中、雪崩避けの半トンネルのような所を通って、標高3089mのGornergrat駅に到着。Zermattの町からの標高差は、実に1666m!

 この半トンネルは、スキーコースに面しているため、後で滑り降りながら確認したのですが、中が古めかしい石造りで牛小屋とみまがうようなボロい板囲い。歴史的建造物ですね、こりゃ。Gornergrat駅にある山岳ホテルも開業100年とかいう話ですし、この地方の人達の山とスキーに対する深い関わりの歴史を感じます。

 リフトやロープウェイも、現在の施設自体は新しいのですが、こんな場所によくぞ作ったものだというモノスゴイ斜面に掛けられていたりしますし、帰り道に乗ったSunneggaエリアからの地下鉄(ケーブルカー)なども、よくぞこんなものを作ったねえというシロモノ。古くから山と関わり、出来るだけ山の懐に近づきたいという、スイスの人達の切ないほどの願いがうかがわれるものばかりです。そこにあるのは、圧倒的に分厚い山と人との関わりの歴史と思想。日本のこの手の施設がむやみに薄っぺらいものに感じられます。

 Gornergratエリアは、岩山の間を縫う細長い緩中斜面コースを何本も持つエリアです。上部は標高のおかげで軽い雪質ですが、下部は暖冬のためかグズグズの雪。斜面自体はさほど刺激的でもないのですが、兎に角眺望が圧倒的です。マッターホルンやスイス最高峰のモンテローザを始めとした4000m級の山々が青空をバックにクッキリとした白い稜線を見せて、すぐそばに並んでいます。うわーーっと叫び出したいほどの絶景。神々しいばかりの美しい山々に囲まれて滑っていると、自然に笑顔になってしまいます。なんてことのない中斜面を滑りながら、ここまで来て良かったと心底思えるスキーでした。~o~

 明日は、イタリア側のチェルビニアに行く予定。チェルビニアに降りるためには、スイス-イタリア国境の尾根を越えて行かねばならないのですが、国境の尾根に掛かるリフトは、今日は風のためか運行していませんでした。さて、明日はどうなることか。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/162981/40352806

この記事へのトラックバック一覧です: Zermatt迷遊記~牛小屋登山鉄道に歴史を思う:

コメント

いつの間にツェルマットにhappy01

今日、イタリア側に行けるか占ってみましょう。。。

見えてきました。

上は黄緑、下はこげ茶のウェアーを着たMumyoさんがイタリア側で気持ちよく滑っています。ただ、少し暑そうです。

どうです、私の占いscissors

私は1月にフランスのバルディゼールへ行ってきましたが、こちらも雪は少なかったです。滞在中の夜にでも降ると違うんですけどね。

いい雪に恵まれるよう祈っています。

投稿 SM | 2008年3月 4日 (火) 20時49分

 書き込みありがとうございます。
昨日、今日とイタリア側に行ってきました。
結論から言うと、占いはハズレ。~o~
昨日も今日も暑くはありませんでした。

 イタリア側は快晴で、しかも、雪も良かったです。えへへへ。最高でした。~o~
 

投稿 Mumyo | 2008年3月 5日 (水) 08時01分

コメントを書く