我が身ひとつは元の身にして
尾瀬岩鞍に来ています。岩鞍は、先週の日曜で通常営業終了していたのですが、昨年と同様、Minamiさんの試乗会があったんです。昨夜、夜中過ぎに着いた「Kのみてらす」さんの朝飯をいただいて、いざ岩鞍へ。
ほとんど雪のなくなったホテル前からゴンドラに乗ります。ゲレンデ下部の雪は、昨年よりは多いものの、やはり通常営業出来るほどは残っていません。しかし、昨年同様、西山ゲレンデまで上がると、そこにはまだ十分な積雪が残っています。昨年は、この斜面で、「恋の花」が咲いたんですよね~。今年はどうなることやら。
今年は、昨年ほどには硫安で固めてくれていなくて、柔らかめで荒れ気味の雪質でした。試乗板が並んでいる所へ行って最初に驚いたのは、Blossamというイタリアのハンドメイド板が来ていたこと。ゲレンデで二回ほど見かけたことはありましたが、こいつに乗るチャンスが来るとは、なんたる幸運。
来ていたBlossam三台、全て乗ってしまいました。ウーム、しなやかです。セミファットの「Beluga」も、R=24の本格的GS板「Looping」も、スラローム板の「Follow Me」も、共通して非常にしなやかで素晴らしい板です。ちょっと惚れてしまいそうなのですが、このイタリア娘には、うっかり惚れちゃあいけません。
イタリアンハンドメイドは、一台一台の当たり外れが激しいという噂があります。どれほど本当なのか、自分で確認したわけではありませんが、でも、この間のZermatt旅行で、イタリア人のいい加減さ気まぐれさはよく判ったつもり。あの人達が作ったんなら、そりゃ当り外れもあるでしょうよ。ホント良い板だとは思うけど・・・。まだ理性が働いています。~o~;;
ElanやBlizzardの板に次々乗ってみて思ったのですが、来期の板は全般にしなやかな気がします。まあ、しなやかさを売りにしているメーカーばかり選んで乗っていたということはあるのですが、それにしても、コレは来期の全体のトレンドなんじゃないでしょうか。
そんな中、またもや、来期の恋人候補に巡りあってしまったかもしれません。Head社のWorld Cup iSpeed。やはり、しなやかで、それでいてグリップ力も十分。元気に走る板なのに、扱いやすく安定感もあります。こいつは、「スイスの貴婦人」のライバルだなぁ。
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