「出来ない君」達の旅立ち
今日は、例の出来ない子のための特別授業最終回でした。
残された教材はごくわずか。最初の一時間で残された教材を全てこなしてしまった子もいました。その子達には、「いつでも帰って良いですよ」と言っておいて、ひたすら「出来ない君」の中の「出来ない君」、キング・オブ・「出来ない君」達だけを相手にして個別指導、最後は一時間近く延長になったけど、とりあえず授業出席者全員に教材をこなさせました。
正直言って、最後の一時間に残った子達については、これで出来るようになるとはとても思えません。まだまだ、彼等は前途多難です。しかし、これから問題に自力で立ち向かっていく端緒くらいは付けて上げられたかなと思います。
「君達は、この授業に出たからと言って、古文が出来るようになったわけではありません。でも、通常授業の予習復習をこなすことは出来るようになったはず。後は、通常授業についていくことで力を付けてください」と言い渡しておきました。
多分、彼等自身が一番そのことを判っているのでしょう。授業後のアンケートは、ほぼ全員が「満足」にマークしてくれましたし、何人かはその旨のコメントを書いてくれました。
今まで十年以上、出来ない子のための特別授業をやってきて、今年が一番、納得出来る授業でした。やっぱ、校舎の事務方と喧嘩までして自分のやり方を押し通して良かった。一種、爽やかな充実感があります。
しかし・・・、これがかぐら最終日でなければ、もっと良かったのにねへ・・・。~o~;;;;
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