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2008年6月29日 (日)

終わりと始まりの交錯

 今日は、一日デスクワークの日・・・のはずだったのですが、昨日受け取った冬期・直前講習の予定うかがいの処理で半日使ってしまいました。

 なにしろ、今年の東京都技術選予選は、準備不足で予選落ちしそうになったので、直前練習の時間を確保しなきゃとアレコレ工夫・・・しようとしたのですが、うーーーむ、どうもスケジュールの調整が上手くいきそうにありません。いろいろ調べて悩みに悩んだ末に、結局、去年とあまり変わらない予定表を出すことになりました。ヤレヤレ。~o~;;;

 来シーズンの予定を考え終えたところで、今シーズンの後始末。シーズン終了後、チューンナップに出していた板をショップに引き取りに行ってきました。板のチューンナップは、車で十分ほどの所にある「MK」というチューンナップショップと年間契約しています。この年間契約システムは、新しい板のエッジ角を調整したり、大会に使う板を管理したりするのに便利です。同じ板を一年のうちに何回チューンナップに出しても構わないという契約だから。

 ただし、だいたいチューンナップ二回分くらいの値段なので、普通のゲレンデユースの板だと、少し損するかもしれません。

 板を四本引き取ってきて、そのうち三本はビンディングを緩め、所定の場所に収納して、今シーズン終了です。しかし、残り一本は、これからがまた始まりです。NZでは、今日も雪が降った模様。いよいよキウイ生活が始まります。ワクワクワクワク。~o~

 でも、その前にデスクワークと最終週の授業終わらせなきゃネ。~o~;;;;;;;;;

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2008年6月28日 (土)

終わる終わる始まる

 いつの間にか、一学期が終わります。今年は、一学期終盤体調が怪しくなったり、新しい教材に苦労したり、Euro08の番狂わせを楽しんだり、某有名講師AのNG集を作ったり、いろいろ無我夢中でやってるうちに、いつの間にか第十週終了。早くも明後日の月曜から最終週です。デスクワークろくに終わってないのに・・・。~o~;;;

 こちらが北半球で、そんなドタバタドタバタな終わりへの日常を繰り広げているうちに、南の島では、少しずつ始まりの準備を進めている模様。現在、Mt.HuttとCoronet Peakは何とかオープン。Remarkablesも明後日からオープンするようです。まだまだ雪不足で、ネットの映像の中のゲレンデは、自分の板で行くのが怖くなるようなコンディションですが、コロピーはスノーマシン増設したという話だし、まー、十日後ですから何とかなるでしょっ。~o~

 NZ$は27日現在で、1$=82.80円。去年に比べればはるかにマシですが、コロピーのカフェはリニューアルされて、値段が少し上がったとか。まだ、オージー景気に引っ張られてるんかいな。きっと、街中の物価も上がってるんでしょうねえ。

 考えてみれば、この時期のQueenstownを訪れるのは初めてです。あちらはこの時期スクールホリディのはずなので、ちょっとゲレンデが混むのかもしれません。でも、今年は日本人少ないんでしょうねえ。さて、どうなることやら。

 てなことを考る前にデスクワーク!傾向と対策本の原稿、模試一本、テキスト一冊、終わらせなきゃつ。~o~;;;;;;;

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2008年6月26日 (木)

誤謬と欺瞞の連鎖~『新修古典文法』京○書房

 一月ほど前に、生徒さんから相談を受けました。高校で某有名講師Aの文法副教材をずっと使っていて、隅から隅まで勉強したのだが、これからどうしたら良いか、って言うんです。うーーーーーーむ、お気の毒だけど、困ったねー。

 

 その子の通っていた高校は、神奈川の県立校でも進学校の一つに数えられるような高校です。そんな所にまで、某有名講師Aの魔の手が及んでいたかとちょっと驚きました。つか、使ってて変だって気づかないか?!某県立高の先生。~o~;;;

 

 仕方ないので、その子の持ってる本を借りて、全部チェックして、このままではマズイ所を教えてあげることになりました。あーあ、またまたしなくても良い余計な仕事を抱えこんじまった・・・。~o~;;;

 

 本を受け取ってみると、確かに、しっかり使い込んでる様子。書き込み、マーカー、付箋が付いて擦り切れてます。こんなに一生懸命勉強した本にケチつけるのは何だか申し訳ないのですが、でも、放置も出来ないしなぁ・・・。

 

 実は、以前、この本を使っている高校の先生に非常に使い難い本だと相談されたことがあったので、覚悟していたのですが、最初の方、案外しっかりしてます。

 

 誰かしっかりした執筆者が参加しているか、あるいは、この本以前に出版していた文法副教材をたたき台にしたのか、その両方なのか判りませんが、しっかりしたことも書いてありますし、生徒さんに判らせるための工夫も見られます。悪く無さそう・・・、と思って油断していると、突然ドドーンと来ます。なんじゃこりゃ?!ってな記述が。

 

 ・「る・らる」の訳し分け

 

 ・「む」と「べし」の意味及び訳し方

 

 ・「記号の接続

 

 ・「紛らわしい語の識別」

 

などの記述は、このテの本としては、ちょっと困ったレベルだと思います。まぁ、他にも細かい点でアヤシイ記述はあるのですが、生徒さんへの被害ということを考えると、無視出来ます。でも、この4点は、ちょっと困ったレベル。

 

 それと、全編に渡って、気になるのが「暗記しましょう」「暗記しましょう」のオンパレード。こんなに暗記しなきゃなんないのか?!つか、暗記で全て片が付くのか?!暗記の必要を否定するわけじゃないが、ちと暗記万能主義になってないかい。まあ、それがこの某有名講師Aの手法なんだけど。

 

 んがぁ、もっともっともっと困って看過出来ないのが、「敬語」。もともと、某有名講師Aの参考書の敬語の説明はデタラメの我流なのですが、この本では、しっかりした執筆者が参加しているため、却って混乱が見られます。

 

 敬語のページは、まず普通の説明が冒頭に来ます。おっ!マトモじゃん、と思っていると、次のページから展開されるのは、某有名講師の我流の説明。最初のページと矛盾してないかい、コレ?!

 

 結局、某有名講師Aの(多分)初期の誤った認識が早い時期に参考書になってしまったため、この本を書く際、その全面的修正をしてしまうと以前の参考書と完全に矛盾するので修正が利かず、マトモな説明との折り合いをつけなければならなくなって、このようなゴマかしの記述になったんでしょう。

 

 このあたり、小西教授が『古文研究法』の中で示された良心的記述の爽やかさと比較すると・・・、いや、こんなものと比較しては、小西先生に失礼過ぎますね。

 

 閑話休題。ともあれ、この本の欺瞞は結果的に、新たな誤謬を生むことになるでしょう。だって、この矛盾した説明を一生懸命勉強して理解しようとしちゃうマジメな子が全国にたくさんいるんですから。

 

 また、新たな誤謬は、全国の高校の教室で新たな欺瞞を呼ぶことになるでしょう。高校の先生方、この本の記述に従って敬語を説明するんでしょうからねえ。そりゃ何かゴマかしの説明をしなきゃ授業にならなくなるもの。誤謬と欺瞞の限りない連鎖。さてはて、どこまで行くのやら。

 

 某京都書房の皆様、あなた方の会社の売り上げの向上は、日本の国語教育をそういう所へ導いた代償なのです。それに関して・・・、まぁ、ワタシごときが何か言うことでもありません。ボーナスがアップして財布が満たされた代償にあなた方の良心が痛まなきゃ、それで結構なんですが・・・。

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2008年6月24日 (火)

デジャブーとの戦い

 一学期もいよいよあと二週。終わりの準備に入らねばなりません。この時期の予備校屋の天敵は、デジャブー。授業中に突然、「あっ!このクラスにはこの話したことがあるっ」と思ってしまうんです。これ、けっこう良くあります。同じような教材を同じような教室で同じような生徒さんに、毎年何度も教えているために、どうしても起こってしまうんです。

 同じ生徒に二度同じ話というのは、避けねばなりません。そのために、その年、何を話したかはメモってあるし、授業前の予習時にちゃんと確認しています。ところが、今日の某W大志望クラスで、通常授業では話してないと確認したことを説明している時に、突然、「待てよ、特別授業で話してなかったっけ?!」と思いついてしまいました。

 こうなると、もうダメ。生徒の顔を見ても、「一遍聞いたよ、その話っ」と言ってるように見えてしまいます。そうなると、どうしてもキチンとした説明がしづらく、なんだかあわただしく説明して、控え室に帰ってきて確認したら、なーんだ、やっぱり話してないじゃん。

 こんなことやってるようじゃ、カリスマA先生に惨敗しても仕方ないですねえ。~o~;;;;

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2008年6月22日 (日)

白いロシアに風吹けば

 昨夜は、居眠りしつつも見てしまいました、Euro08の準々決勝オランダvsロシア。今大会は、決勝トーナメントに入ってから番狂わせが続いていたので、マサカとは思っていたのですが、とんでもないまさかが起こってしまいました。予選を無敵の強さで勝ち上がったオランダが、まさかロシアに・・・。

 今大会一番の番狂わせではあったのですが、ジャイアントキリングに良くありがちな、守って守ってカウンター一発という勝ち方ではありません。ヒディンクのチームの常とはいえ、ロシアは、運動量がケタ外れで攻撃的。完全にオランダに走り勝ってました。つか、オランダは何だってあんなに動けてなかったんでしょう。暑かったんでしょうかねえ。

 それはそうと、昨夜のTBSの中継で、ロシアのGKアキンフェエフのことを、解説の金田さんが、「モンスターロシモフの再来と言われています」って口を滑らせて、「あっ、『ヤシンの再来』でしたっ」って言い直してましたが、史上最高のGKと言われるレフ=ヤシンの名前より先に、アンドレ・ザ・ジャイアントの旧名を思いついちゃう金田さんって・・・、ある意味スゴイ。~o~;;;

 先ほどまで、夕食を取りながら再放送の録画を見ていました。今日は、差し迫った締め切りも無かったので、ノンビリと。まぁ本当のところ、そんなにノンビリしてると、苦情の出そうなところが二、三箇所ほど・・・。~o~;;;

 録画を見ながら、先日房島屋「兎心」とともに購入してきた群馬県町田酒造の「純米吟醸50 町田酒造」をいただきました。んーーーー、こいつぁまた、すごい!華やかで甘い上立香、含むとキレイな酸と甘味が口中に広がっていき、サラリと品良く納まります。その納まり具合引き具合がお見事。貴婦人の身のこなしです。

 女性杜氏さんが細心の注意を払った力作らしいのですが、いかにも女性らしく華のある中にも気配りの行き届いたバランス。またまた日本酒新時代の旗手が現れたって感じです。こんな酒が、四合1500円ほどで買えちゃうんだからねえ。~o~

 貴婦人と言えば、「スイスの貴婦人」、とうとう今日予約注文してしまいました。なんちゃってGSの172cmです。いやー、秋が楽しみです。

 ところで、表題は、ワタシの母校の合唱部に代々伝わる幻のオリジナル曲のタイトルです。かの世界的指揮者O野K士君も若き日に熱唱した名曲。

 ♪白ーい、ローシアーにかぁぜふーけばぁー、

  ナーイチーンゲールがホーホーケキョー。

  コロッケ食べたーい、とーもぐいだー。

  泣ーいてた幽霊、うらーめーしやぁー♪

 ってね。~o~

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2008年6月21日 (土)

爽やかで切ない土曜日

 今日は、横浜で特別授業の日でした。昨夜は休肝日で睡眠を十分にとり、体調万全だったので、授業の方は完璧。心地よい疲労感とともに仕事を終え、自宅に帰ってきました。

 夕食時、一昨日買ってきた岐阜県所酒造さんの「房島屋 純米吟醸生 兎心」を開けて飲んでみました。んんん、んまい!薄濁りで、ちょっと炭酸っぽい刺激があり、生らしい爽やかさな香りと軽やかな甘さ。こりゃ、いくらでも飲めちゃいます。夏にピッタリ。帰りにデパ地下で買ってきた鱧の落としとも、素晴らしいマッチング。

 んで、とっても爽やかな気分だったのですが、食後、予備校から送られてきた今年度前期のアンケート結果を見て、ガッカリ。昨年同様、全体としては悪くないのですが、カリスマA先生、S先生と組んだクラスが・・・、昨年にもましてヒドい。

 悪くない授業をしてるはずなんですがねえ。こういうカリスマの先生って、昨日の話じゃないですが、一種の「神話」を纏っちゃってるので、どうにもなりません。あーあ、切ないなは・・・。~_~;;;;

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2008年6月19日 (木)

神話に彩られたいい加減なるこの世界

 今日は夕方から自由が丘で授業の日。昼間は雑用でした。Euro08の録画を見ながら、掃除機など掛けてしまいました。うわー、健康的っ。~o~

 昼過ぎに買い物に出て、コーヒー豆屋さんに立ち寄り、お話をうかがいました。こちらのお店では豆に農場毎の表示があります。以前は、売られている豆の種類というのもそうとういい加減で、例えば、「キリマンジャロ」と呼ばれる豆は、タンザニアやケニア一帯で取れる豆を総称していたのだとか。輸入されてきた段階で、あの辺のいろんな豆が混ざっていて、古い豆も新しい豆もブレンドされていたとか。農場毎、品種毎に仕入れることが出来るようになったのは、この十年くらいらしいです。

 そんないい加減な物の違いを判ろうとしていたんだから、以前の「コーヒー通」というのも・・・・、何だったんですかねえ。~o~;;

 先日ネットで読んだのですが、「ブルーマウンテン」という豆も、日本で売り出した時に、ジャマイカは英国領だからってんで、いい加減に「英国王室御用達」って宣伝したお陰で、世界最高峰の豆という神話が出来たらしいですね。確かに希少な豆ではあるらしいけど、日本人が有り難がるほど世界的に人気があるわけじゃないらしいです。

 いい加減な神話に彩られていたものがこの十数年で改善されたってことになると、我が日本酒の世界と同じですねえ。「ブルーマウンテン神話」も「辛口神話」も、当分なくなりそうに無いけど・・・。 

 Euro08を見ながら、ちょっと似たようなことを考えました。イタリアはカテナチオの国と言われ、守備の堅さが売り物。また、現実的な勝利至上主義でウノゼロ(1-0)の美学を持つとも言われています。1-0の守って勝つ勝利こそ最高の勝利というわけです。これに対して、オランダなどは、1-0の醜い勝利より4-5の美しい負けを選ぶとも言われています。

 しかし、一昨日のフランス戦では、フランスに退場者が出て一人多くなり、スコア1-0になったところで、イタリア選手達は、守りに入るというよりは守備を怠け始めました。このくらいで勝つだろーと見際目をつけたいい加減さ。攻撃に出て行かずにFWルカ=トニ一人を残して自陣に引きこもるというのは、まあイタリアだから判るんだけど、肝心の守備のマークもルーズで、ただ単に怠けて楽をしているようにしか見えませんでした。

 まあ、ベテランが多いからそうなるのかもしれませんが、アレって勝利至上主義とか美学とかいうちゃんとしたものじゃなく、単にいい加減なんじゃないのかなあ。その方がイタリアの国民性に合ってるもの。もしかして、「イタリア=勝利至上主義」ってのもただの神話なのかしらん・・・。~o~;;

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2008年6月18日 (水)

逃げられないっ!再び

 今日は、久々に完全に授業の無い日でした。のーんびりした休日・・・と言いたいところですが、東北大の傾向と対策本と夏期講習のテキストがテンパッテて、のんびりどころじゃありません。

 逃げようとする自分をどうにか机に縛り付けてなんとか脱稿。郵送してきたらもう夜中です。ヤレヤレ。

 去年の同じ頃のブログを見ると、全くおんなじようなことをやってます。某大手さんの速報を誤答例にしてストレス解消させてもらったのまで去年と同じ。ワタシも進歩ないけど、某大手さんの速報も進歩ないですねー。~o~

 こんな解答では、全体の内容がつかめてないことになってしまう。部分的な読みと思い込みで解答してしまうのは、受験生に有りがちな誤りである。

 なんちって。~o~;;;

 そりゃそうと、Euro08のフランス、やっぱりエライことになりました。前回W杯準優勝チームがまさかの惨敗で予選C組最下位、しかも三試合でたった一得点。

 でも、まさか、あんな早い時間にリベリーが負傷交代してしまうとは・・・。攻撃の要を失って絶対に失点できないとなると、ディフェンスにもプレッシャーが掛かるので、アビダルのレッドカード退場も、まぁ、仕方ないか・・・・。

 しかし、仕方ないじゃ済まないのが監督のドメネク氏。もともとエキセントリックな人で、敵の多いタイプらしいので、まず逃げられません。解任は間違いなしですね。 

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2008年6月17日 (火)

フローラン=マルーダは予選通過したけど

 いやはや、Euro08佳境に入ってきました。毎日、忙しいってのに、寝てる時間がありません。困るんだけどなぁ。~o~;;;;

 「ルーマニアが台風の目か」などと書いたら、本当になりつつあります。グループCは大変なことになっています。二戦終わって、1位オランダ 勝ち点6 2位ルーマニア 勝ち点2 3位フランス 勝ち点1 同率3位イタリア 勝ち点1。

 第三戦はオランダ-ルーマニア、フランス-イタリアです。フランスが予選通過するためには、二つの関門を通過せねばなりません。

 一つ目は、第三戦の相手イタリア。絶対に勝たねばなりません。引き分けでは、イタリアと勝ち点で並んでしまい、ルーマニアの結果次第とは言え、絶望。イタリアは、カンナバーロのケガもあって売り物の守備がガタガタなのですが、第二戦のルーマニア戦終了間際にGKブッフォンが奇跡的なPKストップを見せたりして上り調子。負けたら終わりのサドンデスは双方同じなのでイタリアも死に物狂いですから、06W杯決勝以上の泥沼の死闘になることでしょう。しかし、06W杯決勝の組み合わせが、こんな崖っぷち対決になろうとは・・・。~o~

 二つ目は、オランダと戦うルーマニア。オランダは予選一位通過を決めた後ですから、レギュラーを休ませセカンドチームで来ます。オランダはセカンドチームでも強いのですが、やはりモチベーションの点で盛り上がるはずがなく、予選通過に燃えるルーマニアを抑えきれるのかどうか。ルーマニアが勝ってしまえば、フランス-イタリアの結果に関わらずルーマニア決勝トーナメント進出、フランス、イタリアのW杯ファイナル組は揃って予選敗退です。

 ルーマニアが引き分けた場合は、フランス-イタリアの勝者が決勝T進出ですが、フランス-イタリアも引き分けた場合、ルーマニア決勝Tです。

 ややこしいのは、ルーマニアが負けて、フランス-イタリアが引き分けた場合。三カ国が勝ち点2で並び、当該国同士の総得点が問題になりますが、ここでフランスは振り落とされます。

 イタリアとルーマニアの勝負になりますが、フランス-イタリアが1-1以上の得点で引き分けたらイタリア決勝T。フランス-イタリアが0-0の引き分けだと、全体の得失点差が問題になるのでルーマニアの負け方次第ということになります。この場合、ルーマニアが二点差以内の負けならルーマニア決勝T。三点差負けだと得失点差は並ぶので、総得点ということになり、1-4以上得点の負けならルーマニア決勝T。

 ところが、ルーマニアが0-3の負けだと全てがイタリアと並ぶことになり、06ワールドカップ予選およびEuro予選における勝ち点係数の勝負、それでも決まらなかったら今大会におけるフェアプレー度になるのですが・・・。こりゃ素人にはワカンナイよー。~o~;;;

 なんにしてもトンデモない対決は、今夜未明です。こりゃ生を見ちゃうなぁ・・・。~o~;;

 ちなみに、表題は、『のだめカンタービレ』第20巻。カントナ国際コンクールバイオリン部門で、予選通過者の中に フローラン=マルーダの名前がさりげなく入っています。もちろん、マルーダは現フランス代表の左サイドMF。リベリーと並んで、フラン攻撃陣の要です。二ノ宮さんってレ・ブルー好きですねえ。~o~

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2008年6月16日 (月)

花火!

 ここのところ、毎日多忙の極みです。土日は、いずれも特別授業があって、土曜は池袋、日曜は吉祥寺でした。土日に仕事ってイヤですねえ、人出が多くて。

 土曜は仕事の後、池袋東武デパートの日本酒売り場へ、久々に行ってみました。ちょうど、父の日のための試飲会をやっていて、いろんな酒造の方が来ていました。福島県大和川酒造さんの「あらばしり 弥右衛門」を購入。三日前に絞ったばかりだそうですが、瑞々しく、爽やか。夏向きです。

 今日は、吉祥寺の仕事の後、吉祥寺の居酒屋「蔵」で夕食。広島県金光酒造の「賀茂金秀 純米吟醸雄町」をいただいてきました。イヤハヤ美味い。

 まず、上立香が爽やかです。しばし口に含まず香りを味わってしまいました。口に含むと、炭酸かと思うばかり華やかに口中に酸と含み香が広がります。いきなり口の中で打ち上げ花火が花開いてしまったかのよう。呆然としてしまいます。後味も、ジワリとした酸の旨味があってグット。

 こういう酒を飲んでしまうと、申し訳ないが時代遅れの酒は飲む気がしなくなります。まあ、打ち上げ花火ばかりでは飽きるので、地味な線香花火があっても良いかなぁとは思いますが・・・。

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2008年6月14日 (土)

日本酒ソムリエにはなりたくない

 昨日の朝の仕事に備えて、一昨日は夜の間に池袋に移動、池袋のホテル泊まりでした。池袋へ行く前に、以前からちょっと気になっていた飯田橋の「萬集」という炭火焼の店に寄ってちょっと一杯。

 なかなか良いお酒を置いているようです。一杯目は石川県車多酒造の「五凛 純米大吟醸生」。二杯目は滋賀県畑酒造の「大治郎 純米吟醸 迷酒」でした。どちらもキレイなジワっとした酸と旨味を感じさせるお酒で、美味いです。「五凛」の方は想定内だったのですが、「大治郎」は予想外に美味くて驚きました。

 やや生っぽい風味があって、酸が口中でゆっくりとはじけていきます。酸度1.9なのだそうです。生原酒を瓶火入れしたんだそうですが、生っぽさが適度に抑えられてバランスの取れた良い酒だと思いました。

 んで、「五凛」を飲んだ時のこと。こちらのお店は酒と食べ物の組み合わせに凝るお店で、「五凛」に合わせた白レバーのパテを勧められたのですが、それをセットで注文して、出てきた酒を飲んでみると、室温になっています。以前から、居酒屋さんで時々不満に感じていたのが酒の温度のことでした。冷やし過ぎのことが多いんですよ。良く出来た日本酒は、ある程度、室温になじませた方が美味しいのに。

 なるほど、そういう点でも良く考えているなぁと感心して、お店の人に、「この酒はわざと室温になじませているんですよね」って聞いてみたら、「あれ?! 冷えてませんでしたか?」だって。ナンも考えてなかったんかいー。~o~;;;;;

 日本酒って、温度によって全然香りも味わいも違います。だから、お店の側が、その酒に一番あった温度ってどのくらいなのか、それを計算して客に提供してほしいもんだと思います。食べ物との相性を研究する店はあっても、そういう基本的なところに拘る店って意外と少ないんですよね。ほとんどの店が冷えてれば良いと思ってるらしいんです。

 だいたい酒の名前さえ間違えるお店多いですもんね。以前、「十四代」が売り出し中の頃、「としよ」と読んだお店のことを書いたことがありますが、「萬集」から飯田橋駅まで歩く途中で、「美酒」と看板に謳ったお店の、表に出したメニューに、「天の戸 美穂」って書いてあってブッ飛びました。「うましね」は「美まし稲」なんだけどねへ・・・。「善和鳥」(もちろん正しくは「善知鳥」)、「喜楽町」(「喜楽長」)なんてのも見たことがあります。いやまあ・・・酒なんて美味きゃ良いんですけどネ。~o~;;;;

 それと、日本酒を味わっていて不満に思うのは、批評する言葉の少なさ、基準の不確実さ。ワインなんかだと、批評する言葉が豊富で基準が明確なように思います。やっぱ、批評の歴史があるから。そこいくと日本酒は、雑誌なんか読んでても、ピンと来ないことが多いです。まあ、ワタシが知らないだけかもしれませんが、でも、目に付く範囲でしっかりした批評用語を使っている文章に出会ったことがありません。

 例えば、「百年前」はどこが不味いのか。同じ強い酸があっても「大治郎 迷酒」はどうして美味いのか。酸の質が違うんだと思うけど、明確にする言葉がありません。「大治郎 迷酒」の、酸がはじける過程で感じられる微妙な風味はどう表現したら良いんでしょう。判りません。誰か、しっかりした味覚の人、言葉と基準を作ってほしいもんだと思います。

 ・・・・・・「日本酒ソムリエ」とか「利き酒師」「酒匠」なんて呼ばれる資格があるようですが、上記のようなウルサイことを言う客が出てくるだろうと思うと、そんなものにはなりたくないなぁ。~o~ ~O~

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2008年6月12日 (木)

こんなの初めて・・・かも

 今日は、授業休講の日なので、一日、雑用&デスクワークでした。今まで、暇が無くて溜まっていた手続きいろいろを済ませ、郵便物なども処理。そろそろ夏のNZの予約もしなきゃっ。

 と思って、ツアー会社に電話したところ、なんと、今年は、七月中旬のMt.Huttに申し込んでいるお客さんが一人もいないため、七月中旬はクィーンズタウンしか行けないとの返事。うーーーむ。NZに通って十一年、初めての事態です。

 ここ数年、確かに夏のスキー客が減ってきてはいたんたけどねー。去年のNZ$高がいけなかったんでしょうか。今年は、一応、少し下げて1NZ$=83円くらいになってるんだけどなぁ。原油高に伴う航空運賃の割り増しも痛いよなぁ。でも、一番痛いのは、スキー人気の低落かも・・・。

 今年Mt.Huttに行けないとなると、何年ぶりだろう。03年から続けて行ってたから五年ぶりってことになりますか。なんか、寂しひ・・・。

 と思いつつも、デスクワークです。東北大の傾向と対策本を書かなければっ、と思いワープロに向かったのですか、今年の東北大の問題は、問の一から変な問題で・・・。

 東北大の傾向と対策本を書いて十二年目になりますが、初めて「悪問」という言葉を使わせてもらいました。でも、これは、ホント悪問だと思うので、苦言を呈さないわけにはいきません。かなり、苦言しまくっちゃいました。「姑息で卑怯未練なやり方だ」「思い付きを問うだけのクイズだ」なんてね。東北大さんに、ここまで書くのは初めてです。

もっとも、某早稲田政経の対策本では、しょっちゅうやってることなんですが・・・。~o~;;;;;;

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2008年6月10日 (火)

新しい酒と古い皮袋

 今、ウチの冷蔵庫には、最新の酒と最古の酒が同居しています。昨夜は、それを交互に飲んでみました。

 「最新」は、先日横浜で買ってきた花酵母の酒「天のしずく」。東京農大醸造科の最新の研究成果です。一方「最古」の方は、先週吉祥寺で購入した「百年前」という酒。これ秋田県日の丸醸造さん、『まんさくの花』の蔵元さんの酒です。なんでも、もう滅びかけていた酒造好適米「日の丸」を復活させたついでに、麹も酵母も仕込みも全て昔ながらに戻して仕込んでみたとか。つまり、百年前そのままの酒というわけです。

 んで、肝心の味なのですが・・・。うーーむ、コリャ勝負にならない。圧倒的に「天のしずく」でしょう。つか、全く別の飲み物みたいです。「百年前」は、生もと造りらしく酸味が強いのですが、ここまで酸が強いと、飲んだ瞬間、「え゛っ!?」って感じです。

 ただし、つまみを食べながら飲むとそれなりに美味さは感じられますから、食中酒としては悪くないかなぁ。一杯飲み終わって、もう一杯飲もうかナァと思えるのだから、それなりに魅力はあるんだけど、美味いかと聞かれりゃ、「うーーーむ」。~o~;;

 今の美味い酒の要素を少しずつ持っている感じはするんですよ。爽やかな香りはあるし、キレは良いし。でも、酸がアンバランスに強くて、乳酸飲料を飲んでいるようです。

 こういう酒を、「これが酒本来の昔ながらの美味さだっ!」って持ち上げちゃう人もいるんでしょうねえ。でも、日本酒が美味くなりだしたのは、つい最近ですからねえ。昔の方が美味いという和食一般のセオリーは当てはまらないと思うんです。日本酒だけは、最新の技術が最古に優ります。

 ところが、サッカーの世界だと、最新の理論で作られたチームは、しばしば古い発想のチームに苦戦します。例えば、先日のオマーンでのアウェイ戦で、岡田ジャパンは全員引いてカウンターの古典的中東サッカーに苦戦してますし、昨夜行われていたEuro08でも、フランスは、ゴール前に引きこもりムトゥを走らせるカウンターのルーマニアと引き分けました。

 さらに言えば、前回のEuro04優勝は、古典的マンマーク守備のギリシャでした。ドイツの古狸オットーレーハーゲルに率いられた守備的チームが、最新の理論で作られたはずの欧州強豪国を撃破し続け、とうとう優勝してしまったのは、未だ記憶に新しいところです。

 昨夜の結果だけ見ると、Euro08死のグループであるグループCの中で、開き直ってカウンターサッカーを展開するルーマニアはかなり台風の目になりそうです。まさか、今回も優勝させたりはしないと思いますが、もしかして、グループリーグを抜けるのはフランスではなく「古い皮袋」のルーマニアかも。

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2008年6月 8日 (日)

ミミズと遊ぶ日

 今日は、昨年に続いて、八海山ペンションYで「アスパラ祭」でした。天気も良く、農作業日和。まだ、沢に残雪がわずかに残る八海山の麓、夏の風に吹かれながら雑草取りをしてきました。

 アスパラ畑は、昨年同様、なんだか雑然としていています。午前中は、初夏の日差しの中、ひたすら雑草むしり。牛糞の堆肥を入れた肥沃な畑には、雑草が繁茂し、その雑草をむしって土を起こすと、良く肥えたミミズ君達がたくさん現れます。なんだか平和ですねえ~、ミミズと戯れるって。~o~

 八海山常連の皆さんと一日、のーんびりしてきました。お土産は、畑で採ったばかりのアスパラ。早速、夕食にいただきました。心なしか、スーパーで買うのよりは美味い気がします。

 帰宅して、昨夜のサッカー日本代表vsオマーン代表の試合の録画を見ました。まー、結果については、引き分けなら良しです。

 ただし、一つだけ気になること。某TBSアナは、「史上最も過酷なアウェイ戦」と、何度も煽り立ててましたが、「最も過酷」になったのは誰のせいなんでしょう。現地5:15試合開始は、オマーン選手でさえ、「やったことがない」という過酷な環境。どうやら、日本のTV放送時間の関係で、この時間に設定されたらしいんですよね。

 日本のマスメディアって、何故こうなんでしょうねえ。自分で、設定しておいて、タイヘンだタイヘンだって煽り立てるんだから・・・。

 あきらかに日本のスタイルに不向きな環境で試合させられた選手達は災難です。おまけに、オマーンは監督交代して、典型的中東スタイルの堅守&カウンターサッカーにもどってるし。これでもし、日本負けてたら、某TBSには、サッカーファンから抗議殺到だったでしょうねえ。

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2008年6月 6日 (金)

45分50秒の夢

 Wカップ三次予選とEuro08に備えてDVDのHDDを整理しているのですが、今日は、06Wカップブラジル戦をDVD-ROMに移しました。ブラジル戦は、リアルタイムで一回見たきりで、全く見直す気になれなかったのですが、恐る恐る見てみました。

 なるほどねー、あの時は、さほどに思わなかったんだけど、ロナウドもそれなりに働いてますねえ。ブラジルに前半終了間際まで得点を許さなかったのは、川口君が神がかってたせいですね。ホントにスゴいです。ロナウドのペナルティエリア内でのトウキックのシュートを防げるキーパーなんて、世界中でもあの時の川口君くらいじゃなかろーか。

 神様川口様と体を張った中澤君のディフェンスと、なんと言ってもピッチの全てに顔を出すヒデの獅子奮迅の活躍が前半のほとんどを無失点に抑えた原因でした。

 それに加えて、FW陣が頑張ってます。巻君はオフサイド多かったけど、闘ってる「顔」と積極的に飛び出す姿勢を見せ続けましたし、何と言っても玉田様がキレまくってました。

 最初は、母国のスーパースター達に囲まれてビビっていたアレックス=サンちゃんも次第に大胆になり、あの34分の得点シーンでは見事な左アウトサイドのアシスト。それをキレまくり玉田が豪快に蹴りこんだ時には、結果は判ってるのにちょっと鳥肌モノでした~。

 得点の後は日本ペース。ロスタイム一分だってのにロスタイムに入ってもブラジルに得点の香りがしません。アレ、どうしたんだろ。もしかして・・・今回は、勝つんじゃなかろーかと。~o~;;

 45分50秒までの夢でしたねえ。中澤君、あの瞬間だけロナウドを離しちゃってます。そっから先は・・・。二年前見た時と同じでした。まあ、当たり前か。~o~;;;;;;

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2008年6月 5日 (木)

パズルは解けたか

 月曜日にサッカー日本代表のWカップ三次予選が行われました。リアルタイムは仕事中だったので、DVDに撮って何度か見直したのですが、うーむ、快勝。垂れ込めていた暗雲をスカッと払ってくれた感じです。

 今まで、岡田さんの日本代表は、選手の組み合わせで試行錯誤し続けていて、特に中盤の選手のベストの組み合わせがハッキリしなかったのですが、今回、答えの一つがようやく見つかったようです。

 それにしても、遠藤をボランチ起用して長谷部と組み合わせるとは。答えを出されてみると、いかにもありそうなセットだけど、思いつかなかったなぁ。

 俊輔との相性から言って、遠藤は起用したい選手だったのですが、俊輔、遠藤を両方起用すると、松井の居場所がなくなり、松井のFW起用ということになってしまうんですが、それでは、俊輔や遠藤のパスに飛び出していくFWがいなくなるという問題点があり、FWの人選も絡んで「パズル」がこんがらがってたんです。

 それが、遠藤を中盤の底に起用することで解決してしまいました。もともと遠藤は中盤の底でパスを配るレジスタタイプの選手だったものを、オシムが攻撃的MFに据えていたというだけのこと。レジスタにもどしてやった方が輝くのは当然でした。

 これでチームの芯が出来ました。あとは、遠藤と組み合わせるボランチの人選やFWの組み合わせで、いろんなバリエーションがつけられます。守備的に行くなら遠藤-鈴木啓太の組み合わせもありだし、遠藤-稲本もありです。逃げ込むシステムとして遠藤-啓太-中村憲剛のトレスボランチなんてのもありかも。

 FWは巻-大久保にしても良いし、巻-山瀬でも良い。ベストは高原が復調したら、高原-大久保かなぁ。

 日本代表のパズルが解決したところで、仕事の方のパズルもどうやら解決しました。実は、今週頭痛のタネが二つあって、一つは某W大志望者の特別授業で時間が余ること、もう一つは、W大志望者のクラスの通常授業で時間が足りなくなりそうなこと。ついさっき、解決策を思いつきました。頭痛のタネ同士をぶつけちゃえっ!特別授業の余った時間で、通常授業の補講をやっちゃえば良いんだ!なーんだ、かんたーん。~o~

 個人的な生活の面でも、整理する糸口のようなものがみつかりました。ブログを無理に書こうとして、生活が不規則になるのが悩みのタネだったのですが、これも解決は簡単。書けない時は、無理してブログ更新しなきゃ良いんだー。~o~;;;

 どうも、訪問者やアクセス数がこの一年ほどでかなり増加しているのですが(現在一日平均訪問者5~60、アクセス120~130、「おかげさまで」ってことですか?~o~)、その数字が増えるにつれて期待に応えなきゃって無理してたかもしれません。「たむらぱん」も、

 ♪誰かの期待に応えるためだけにやるなんてことやめて

  肝心なことは「自分のため」って感じてみたら

  こんな晴れ渡るから♪  (『責めないデイ』)

って歌ってますからねっ。~o~

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2008年6月 2日 (月)

HDDの整理と整理されない生活

 昨日は、久々にスキーも授業もない日曜。バリバリデスクワーク・・・のはずだったのですが、なんとなく雑用とネットをブラブラすることで潰してしまいました。まあ、それなりにノンビリは出来たんだけど。

 今日から、Wカップ三次予選が再開されるので、DVDのHDDを整理しました。まず、大物の06Wカップ。まだ、日本戦を整理出来てなかったんです。つか、もう一度見直す気になれなくて・・・。

 見直してみたのですが、うーーーーーむ、オーストラリアってけっこう強かったんですねえ。これじゃ負けても仕方ないかなぁ。ただ、前半の俊輔の幸運な一点以降は、勝っても不思議じゃなかったです。つか勝ててましたねえ。なんだって、ジーコはヒディンクの選手交代に合わせて手を打たなかったんだろー。俊輔を早めに交代させて稲本か中タコでも入れていれば・・・。俊輔、コンディション悪そうですもん。それに比べて、ヒデの獅子奮迅ぶりはスサマジイです。一人別格。まるで、先日のパラグアイ戦での俊輔みたい。

 整理が終わって、夕食後、ちょっとだけ原稿書き、それからネットぶらぶらしているうちに夜は更けていつしかうつらうつらと・・・。居眠りから起きた時には、夜中過ぎでした。それから風呂に入って眠ろうとしたのですが、今度は眠れない・・・。やばいなぁー。

 最近、こういうパターンが多いです。どうも、PCが、というか、このブログがいけないんじゃないかと思います。ブログを無理に書こうとする結果、生活が不規則になって整理がつきません。ブログ依存症かも・・・。~o~;;;;;;;

 何にしても睡眠障害っぽくなってるのは、ヤバいです。なんとかしなければ・・・。

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2008年6月 1日 (日)

のぞみ高き子らとなでしこの露

 昨日は、横浜で某W大志望クラスのための特別授業でした。この授業、昨年もあったのですが、今年は受講人数も担当時間数も増えて、タイヘンです。

 近年、受験生の減少に伴って、中堅私立は非常に入り易くなっているのですが、それが知れ渡った結果、中堅私立に魅力を感じる子が少なくなり、一部の難関校に受験生が殺到する事態になっているようです。まあ、つまり、佐渡へ佐渡へじゃありませんが、WへKへと草木も靡いてるってわけです。

 んで、その結果どうなるかというと、ウチの予備校でもその子達に対応する特別授業をたくさん組むことになり、最終的にどうなるかってえと、ワタシのような無名講師も、折角、スキーシーズンが終わってノンビリできる週末だってのに、休日の特別授業に駆り出されるというワケ。~o~;;;;

 そもそも受講生が多くなるということは、受講生のレベルの格差が広がるということで、昨年までと違ってかなり幅広い層を想定しなければならず、それを考えただけで相当憂鬱な授業なんです。教材作成者も受講生のレベルを掴みかねているのか、こちらが不安になるくらい教材の量が少ないんですが・・・。~_~;;

 んで、予想通り、あまり気持ち良く授業出来ず、鬱々たる気分のまま、帰宅の途についたのですが、ちょっと思いついて横浜そごう食品売り場に行ってみたら、やっぱりやってました、試飲会。岐阜県下呂の天領酒造さんと高知県の亀泉酒造さんでした。

 亀泉さんは、昔から近所の酒屋で購入して飲んでいたのですが、今回は新しく高知県で開発した「風鳴子」という酒造好適米を使った純米吟醸に感銘を受けました。なんとも濃厚な酢酸イソアミル香、いわゆるバナナ香。いやー、イソアミっちゃってる酒ってけっこうたくさんあるけど、コレは傑出しちゃってますねえ。高知県新開発のAA-14という酵母のせいらしいです。

 天領さんからは、東京農大中田教授開発のナデシコの花酵母を使った大吟醸「天のしずく」が好印象でした。軽く爽やかな上立香、含むと甘い香りが口中に広がり、酸度1.3~1.4というデータ以上に酸味を感じます。しかし、花酵母らしく軽やかでふんわりとした口当たりで後口も爽やか。良く出来たデザートワインのような酒です。こいつぁ美味い。

 のぞみ高き子供達を相手にしたストレスを、ナデシコの露で払ったという一日でした。~o~

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