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2008年8月30日 (土)

秋風ぞ吹く

 帰国しました。今朝早くオークランドを発ち、十時間のフライトで成田へ。

 帰国便はそこそこ混んでたんですが、今年は修学旅行生と一緒ではなかったので、静かに眠れたし、機内で『インディジョーンズ クリスタルスカル』一本を見て、あとは読書&睡眠。意外に早く日本に到着しました。

 帰ってみると、湿度はあるものの意外に涼しいですね、日本。雨降りってこともあるけど、オークランドから下に着てきた夏物のポロシャツではなんだか寒いような。

 自宅へもどって毎度おなじみの「贅沢セット」でした。天婦羅蕎麦と豆腐と日本酒、風呂。いやー日本は極楽だなー。~o~

 帰国の日のために旅行前から買っておいた山形県秀鳳酒造さんの「秀鳳 特別純米」(「秀鳳」さんは最近のお気に入りです。香りと酸味が良いバランスで、適度な刺激とキレがある銘酒です)を傾けながらブログを書いていると、八王子の夜風はもう秋です。

 そう言えば、NZは季節としては今が初春なんです。「都をば霞とともにたちしかど 秋風ぞ吹く白河の関」とは能因法師の代表歌ですが、まさにこんな感じなんですね。能因は初春から初秋まで六ヶ月かけて都から白河の関の旅をしたと歌っているのですが、現代のスキーヤーは十時間のフライトでそれを実現しちゃてるわけですね。

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2008年8月29日 (金)

久々のオークランド観光

 今朝、クィーンズタウンを発って来ました。オークランドのホテルです。明日の早朝、日本へ向けて飛行機に乗ります。

 オークランドは、毎年立ち寄る中継点なのですが、晩飯食って寝るだけの街で、ワタシはあまり好きではありません。でも、今回は同行者T君の要望でオークランドの街中を少し見て回り、オークランドの象徴、スカイタワーに久々に上って来ました。

 久々に歩き回ったオークランドは、予想以上に多国籍な街になっていました。アジア系の食堂やショップが目に付きます。通行人も、多種多様。ここはどこの国なんだろうって感じです。ここ在住のガイドさんは、「オークランドは移民の街です」と言ってましたが、本当にそれが実感できます。

 昼は、ホテルからかなり離れた所にある「麺達」というラーメン居酒屋に行ってきました。特製醤油ラーメンと焼きギョーザを頼んでみたのですが、特製醤油は、見た目背アブラチャッチャ系でコッテリしてそうなんですが、意外にアッサリ味。麺はかなりコシがあります。つか、ちょっとコシあり過ぎか。同行者T君は、「これパスタだよ」と言ってました。でも、これで10NZ$なら、メンマもたくさん乗ってたし、まあ良いかな。ギョーザは・・・申し訳ないけど焼きそこない。一部黒焦げ。同行者T君のチャーシュー麺はピリ辛味噌味で、やや、うーーーむな味。~o~;;

 食事の後、スカイタワーに本当に久々に上りました。この間上ったのは・・・、もう十年くらい前かな~。当時は確か無かったはずのスカイジャンプというのをやっていました。スカイジャンプってのはつまり、タワーの外のス、スカイをジ、ジアンプするんでふ・・・・。~o~;;;;;;;;

 もちろん、バンジーと同じように綱は付けてますし、ジャンプと言うよりは、綱で宙吊りにされながら落ちていくって感じなんだけど、でも、スカイタワーって、当たり前だけどメチャ高いんですよ。ワタシゃバンジーは何度も飛んでるけど、絶対スカイジャンプの方が怖いと思うなー。下はコンクリートだし・・・。見てるだけで下半身がすくんできます。まったくどうなってるんですかねえ、あの人達の頭の中わっ。~o~

 何はともあれ、明日は日本です。さあ、今年最後のNZの夕飯は何を食べようかしらん。

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2008年8月28日 (木)

今年最後でしかも完全なTC

 この夏の最終滑走日でした。快晴。トレブルコーンに行ってきました。

 トレブルコーンスキー場は、雲一つ無い快晴の上に、多少気温が上がり、雪も緩み勝ちでしたが、まだまだ雪付きはOK。今年最後ということもあって、今まで行ったことないコースにも行ってみました。

 まず、ホームベイスンの山に向かって右サイドのオフピステMatukituki Basin。ここは、雪の少ない年は滑走不能のことが多く、今まで足を踏み入れたことがなかったのですが、今年は大丈夫だろうと行ってみたら、いやー、絶景です。TCの他の場所からは見えないワナカ湖の左サイドの谷が見下ろせます。ここを今まで見たことがなかったとは・・・。

 続いて、昨日Free Ski OpenをやっていたMotatapu Basin。スゴイ!!あまりにスケールの大きなオフピステゾーンなので、かなーり驚きました。広大な斜面、巨大な断崖絶壁、超特大の天然ハーフパイプ、スリリングなシュート、どれをとっても他とは規模が違います。ちょっとスキー観が変わりそうなエリアです。もちろん、ここも雪の少ない年には入れません。そういう意味で今年はラッキー。

 このブログをご覧の方、TCを訪れる機会があったら、是非チャレンジしてみてください。ただし、コースを知っている人に案内してもらわないと、かなーーーーり危険です。一つ間違うと永遠に帰って来れないかも・・・・。~o~;;;

 実は、23日にHollywood Bowlだと思っていた所は、No name というコースであることが判りました。Hollywood Bowlはエリアの一番奥で、かなり広いボウル状のコースでした。ここは、結構良い雪で快適なコースでした。ただ、その快適さに溺れると、かなーりハイクアップしてもどることになりますが・・・。

 その隣にChute 1、Chute2、Chute3とコースが並びます。今日はChute1に行ったのですが、巨大なハーフパイプ状のコースで、両側から岩が迫ってきて、シュート状になっています。昨日の大会のシュプールがあちらこちらに残っています。こんな所で飛んだり跳ねたりしてたんかい。すげーーーーっつ!!

 雪は、かなり締まってガリガリ。足に来ます。おまけに、ストックを折ってしまったT君に付き合ってうっかりノンストックで来てしまったので・・・。ちょっと人生観変わりそうなくらいスリリングでした。あははははは。~o~;;;;;;;

 というわけで、ようやく完全なTCを経験できました。いやはや、今までここを知らずに、「愛しきTC」などと言っていたのが恥ずかしいです。ホントすごい所ですTC。この夏の最後に良い経験が出来ました。今年は、良い夏だったなー。~o~

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2008年8月27日 (水)

世界一のリフト券とNZ一の日本食材

 今日は、快晴。雲一つありませんでした。トレブルコーンに行ってきました。

 朝のうちワナカ湖上には少し雲が掛かっていたのですが、トレブルコーンから見下ろすと、それも一興って感じです。スキー場自体は一日中良い天気でした。

 昨日、リマカで予選をやっていたNZ Free Ski OPですが、今日はTCで決勝をやっていました。Hollywood Bowlを含むMotatapu Basinの岩場で行われたのですが、さすが決勝ともなると、もう度胸とガッツだけの人はいません。みんなテクニックを持ってます。まぁ、もちろん、テクニックだけではどうにもなりませんけど・・・。

 このトレブルコーンスキー場のリフト券が今年から値上がりしたと言う話は以前書きましたが、ガイドのモトさんによると、どうやら一日券としては世界一高い値段なんだそうです。なるほどねー、いろんな世界一があるもんです。

 一日、トレブルコーンで滑りまくりヘロヘロになってクィーンズタウンへ帰ってきて食事へ。夕食後、アジアンマーケットへ寄ってみました。七月に来た時は、ちょっと興味を惹かれる程度だったのですが、今回は驚きました。和食のコーナーに日清のカップ麺「麺の達人」が置いてあります。それだけではなく、「チキンラーメン」も置いてあります。

 こんなに日本の食材が置いてある店は、NZでは見たことがありません。オークランドまで含めても「麺の達人」が、味噌、醤油、豚骨と三種類あるなんて、他には考えられません。カップラーメン以外にもイロイロあったので、これからも利用できると思います。まぁ、利用するとしたら、来年以降でしょうけどね。~o~;;;

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2008年8月26日 (火)

ガッツなビッグマウンテンとチャイモッコスミダ効果

 天気が良くなって「それどころ」ではありませんでした。今日は、リマーカブルズ。

 朝のうちは曇っていたのですが、山に登る頃から雲が切れだし、時々は日差しも出ました。ガスが掛かることもあったけど、雪面が見えていたので上出来な方でしょう。

 リマカでは、昨年もやっていたNZ Free Ski Openが行われていました。昨年は「ローカルのビッグマウンテンライダー」などと書きましたが、単なる「ローカル」じゃないレベルの人もいたようです。素晴らしいテクと大胆なコース取り、ビッグジャンプの連続・・・なんて人もいたんですが・・・。しかし、今日のリマカは予選なので、かなりの人数がテクニックより度胸とガッツで跳んでました。~o~;;;

 雪のある広い斜面でターンしている時は、あんまり上手くないのが遠目からも判るのに、岩場に差し掛かると、途端にガッツが出るらしくトンでもなく大胆になります。しばらく呆れて見物していました。命いらねーのかい?! ~o~

 ビッグマウンテン見物の合間に、そこそこ楽しいオフピステ滑降。心地よい疲労感とともにクィーンズタウンに戻り、今日はコリアンレストランで夕食でした。クィーンズタウンには数軒のコリアンレストランがありますが、その中でもワタシのお気に入りはKim's Korea。

 こちらの店は、個人の定食を置いてくれているので、一人で食事する時は大いに助かります。例えば「プルコギ定食」なら、メインディッシュのプルコギに御飯と味噌汁がつき、韓国風お惣菜が五、六品ついて18NZ$は、クィーンズタウンNo.1のコストパフォーマンス。韓国のお惣菜は野菜物が多くヘルシーで、野菜が不足勝ちのNZ生活にあっては大変助かります。ついでに人参酒なんぞ飲んだ日には、ヘルシーx2。

 オーナーのキムさんとは、毎年の顔なじみなので、お互いカタコトの英語でコミュニケーションを取っています。行くたびに、満面の笑顔で迎えてくれます。実は、とっても良い人らしい。

 今回は帰り際に、お決まりの英語の挨拶とともに、「チャイモッコスミダ」と言ってみました。これは、同行のT君が聞きかじってきた韓国語で「ご馳走様」にあたる言葉らしいです。この時のキムさんの喜んだことったら・・・。いつも笑顔の人なんですが、ホント嬉しそうに笑ってくれました。日本でも外人がカタコトの日本語を話すのって大変喜ばれますよね。所謂「外タレ」ってそれでメシ食ってるようなもんですもんね。

 「チャイモッコ」のせいか、お勘定の小銭分をオマケしてくれました。~o~ ~O~

 多分、日本の寿司屋で外人がカタコトの「ゴチソウサマ」を言うようなものでしょう。思いがけない「チャイモッコスミダ効果」で、シアワセな一日でした。 

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2008年8月25日 (月)

予想外の曇天予定外のトレーニング

 今朝のクィーンズタウンは曇りでした。昨夜聞いた天気予報では、天気はしばらく良いはずだったんですが・・・・。NZの天気予報は、まず日本の2倍は当らないんですよねー。~o~

 今日は、カードローナスキー場に行ったのですが、スキー場途中の九十九折の道を登っているる時から一面に立ちこめるガス!レストハウスに入ると、朝っぱらからみんなコーヒー飲んでまーったりしています。まあ、滑りたくない天気ですからねえ。~o~;;

 気持ちは判るのですが、我々航空運賃を払って来ている人間は、ひたすらコーヒー飲んでるというわけにもいかず、滑りに行きました、ガスの中へ。兎に角、斜面が見えないので、午前中は足裏感覚を頼りにゆーっくりと中ターン。それしか出来ません。カードローナのコースを一通り滑って、早めにキャプテンズのピザ屋に入りました。

 ピザ屋さん空いてました。どうも、このガスの中をキャプテンズまで来る人が少ないらしく。数少ないキャプテンズのお客さん達も、なんだかまーったりしています。お茶飲みながら、トランプしてるグループや小説を読み耽る人なども。しかし、わざわざリフト代払って、キャプテンズまで来てトランプしますかねえ。~o~

 まあ、我々航空運賃払って来ている人間はトランプというわけにもいかず、つか、トランプなんて持ってきてないので、ピザ食べて滑りに行きました、仕方なく。~o~;;;

 それでも、午後はいくらか斜面が見えるようになり、ひたすら小回りを練習しちゃいました。まあ、それしか出来ないので。同行者T君と一緒にフラットターンの練習をしたのですが、フラットターンって難しいですねえ。

 越後中里のスキー仙人、小林平康先生が得意にするところから、コバターンとも呼ばれるこの技術は、ひたすら良いポジションが求められる技術です。前後のポジションが正しく、かつどちらの足のエッジも立たないように左右の真ん中に乗って、左右にヒネリ続けなきゃならないんですが、人間、どうしても左右に偏りが出来ます。どっちかのエッジが立ち易いのですが、どっちかのエッジが立ったが最後、左右にヒネリ続けられなくなりますし、逆エッジを喰らって大転倒もあります。

 つわけで、久しぶりに肩が痛くなるほどの大転倒を連発。その甲斐あって、帰る頃には、少しはマシになったような・・・。どうも、慌ててヒネろうとせず、片方ずつゆっくりのつもりで始めて、徐々に速くするのが良いようです。それと、カカトの辺りを中心として前後を均等に回すこと。

 悪天候転じて予定外の意外なトレーニングとなりました。なんとか、帰国までにもう少しマシなコバターンを覚えたいもんだ、と今は思っているのですが、明日天気が良くなれば、それどころではないんでしょうねへ・・・。~o~;;;; 

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2008年8月24日 (日)

ハイクUP&エレベーターDOWN

 今日もクィーンズタウンは快晴。今日はリマーカブルズスキー場でした。リマークスは当たり外れの激しいスキー場なのですが、今回はまあ当りでしょう。雪は一応付いてたし。

 ただ、降雪が一昨日であったために、新雪は残っていなくて、「天国」ってほどでもありませんでした。おまけに売り物のオフピステ「ホームワード」は午前中シュプールがそのまま凍ってガタガタボコボコ。滑りにくいし、足に来まくりですよ、こりゃ。~o~;;

 でも、ホームワードの端まで行けて、クィーンズタウンは見下ろせたし、まあ、満足しなきゃならないでしょう。午後は雪も緩んで滑りやすくなったしね。

 んでもって、ホームワードで満足してりゃ良かったんですが、同行者T君の「ダイエットになるよ」の甘言に誘われて、ついリマカの代表的オフピステコース「エレベーター」入り口までハイクアップしてしまいました。実はリマカはハイクアップしてオフピステを滑る人の多いゲレンデなんです。

 兎に角、ゲレンデを取り囲むようにそびえている山々の、いたる所にシュプールが付いています。とんでもない断崖絶壁の隙間の雪だまりにも。もちろん、そんな所にリフトは掛かっていません。全部ハイクアップ。

 以前書いたことがあるけど、ワタシはハイクアップが好きではありません。なんだって時間と体力を使って、わざわざスキー担いでゲレンデを登らにゃならんのやら・・・。でも、まあ、今日は天気も良かったし、「ダイエット」も気になるしねえ。つわけで、「エレベーター」に行っちゃおう!~o~;;;

 と登り始めたのですが、十分も登らないうちに死ぬほど後悔しました。リフト付けてくれよー、リマークスぅ~~~~!

 体力の衰えをしみじみと実感した頃に、ようやく「エレベーター」のある尾根に到着しました。「エレベーター」は、尾根の向こう側の超急斜面で、コースの中ほどに岩が張り出して細い廊下状になっている、いわゆる「シュート」です。斜度は、恐らく最大で45゜ほどでしょうか。しかも、その超急斜面の部分がけっこう長く続きます。上から見ると、なかなかスリリングな眺めです。

 通常、これだけ急斜面だと雪が付き難いはずなのですが、岩と岩の間なので吹き溜まるってことでしょうか。かなり深く積もっています。そこを小回りで下りていくのですが、雪が柔らかいので、板さえ回しこんでしまえば意外と楽でした。もうちょっとスピーディに滑っても良かったかなぁー。なーんて、滑った後になると思うんですがねえ。~o~;;;

 とにかく、今日は疲れました。ヘロヘロです。こうしてブログを書いていても、意識が朦朧としてくるくらひ・・・@@~。来年来る前には、トレーニングしておかなきゃつ(と毎年思ってる気がする・・・~o~;;)。 

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2008年8月23日 (土)

ベストオブベストのTC

 今日二日目はトレブルコーンでした。天気は朝から快晴。雲一つありません。当然、トレブルコーンスキー場から見下ろすワナカ湖の眺めは素晴らしかったのですが、今回のTCはそれだけではありませんでした。

 なにしろ、雪が十分にあります。昨日降った雪もTCまで標高が上がってしまうと、それほど重くはありません。雪質、積雪量ともにワタシの今まで経験したTCの中でもベストに近かったんじゃないでしょうか。しかも、リフト券の値上げのせいか、土曜日なのにそれほど混んでないし。ラッキー!~o~

 これだけ条件が良いと色んなことをやってみたくなり、コース外のHollywood Bowlに出てみました。Hollywood Bowlは、TC上部サドルベイスンの一番奥、South Ridgeコースのコントロールフェンスの外側のオフピステで、フェンスにいくつか設けられたゲートから入ります。つか、ゲートからスキー場の外へ出るって感じなんですかね。このやり方は、Mt.Huttのタワーズやサウスフェイスなどとも共通のNZ方式。ゲートには"Expert Only"と記され、外へ出たら完全自己責任の世界。

 実は、TCには何べんも訪れているはずのワタシなのに、このHollywood Bowlには出たことがありませんでした。まあ、雪が少ない年は出られないし、TCは外になんか出なくても十分楽しいから。

 んでも、今日はふとその気になり、出てみたら・・・いやはや、スゴイ!まず広大なオフピステのバーンが広がっています。コースが判らないので、やや慎重にそこを滑っていくと、いきなり、巨岩奇岩そそり立つ断崖。調子に乗ってかっ飛ばして行ったら、あわや、スーパークリフジャーーンプ・・・。~o~;;;;

 断崖を避け、ややフェンス沿いに回りこんで、岩と岩の間の雪ダマリの急斜面を滑り降りることにしました。Mt.Huttのサウスフェイスもスリリングだけど、ここもかなりスリリング。でも、ワタシの通ったコース以外のもっとヤバそうな所にいくらでもシュプールがついているのは、さすがNZだ。~o~

 Hollywood Bowl制覇だけでも、けっこう満足度は高かったのですが、今日のTCは兎に角何処へ行っても楽しく、ヘロヘロになるまでオフピステ天国してしまいました。笑いが止まりません。あははははは、って足も笑ってたりして。~o~;;; 

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2008年8月22日 (金)

コロピー複雑怪奇

 今日はNZ初日。朝、張り切って起きて、さあ、今日からスキーだぁー!ってカーテンを開けたらドシャ降りの雨。うははははぁ~、とやる気がスポイルされました。ところが、スキー場に行ってみると雪。そーこなくちゃ・・・。

 と思ったのですが、この雪が重い重い。一緒に来ている八海山友達のT君は、「これじゃ八海山第一リフトの雪だよ」とガッカリしています。まぁ、確かに・・・。~o~;;;

 しかも、視界が悪く、雪面が見えません。今年は雪が多いので、コロネットヒークはオフピステも滑り放題のはずなのですが、とうていオフピステへ行く気にはなれず、午前中はT君にコース一通りを案内してオシマイ。

 ところが、昼食休憩中にNZ友達のHさんに会った頃から天候が回復し始め、T君、Hさんと三人で滑り始めたら、たちまち空が晴れてきて・・・、おおお青空!Hさん、晴れ男です。さすが、NZに毎年六週間いる男。ワタシなどよりもはるかにNZの神様に愛されている・・・。

 と思っていたら、再び、ガス、さらに青空、またガス・・・・。結局、最後は晴れました。残り時間は、オフピステ滑り放題。T君は水を得た魚のごとく滑りまくります。

 ところが、ワタシの方は・・・、なんだか体が重いんですけど。まーだダイエットが足りないかい!うーーーむ。

 というわけで、今日の晩飯はビール抜き!まだしばらくはダイエットな日々が続くのでした。~o~;;;;

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2008年8月21日 (木)

かんふーぱんだの情けない夜

 またまたやって来ました、NZ、クィーンズタウン。八月に降った雪で山々が白く輝いてます。今回は、良いスキーツアーになりそうです。

 昨夜は、NZ便がそれほど混んでいなかったので、横になってゆったりと眠れるはずだったのですが・・・、夕食時に映画、『カンフーパンダ』を見ながら食べているうちに空いていた後ろの方の座席を取られてしまい、横になって寝ることが出来ませんでした。おまけに、『パンダ』は、面白いんだか面白くないんだか・・・。まあ、幼稚な出来でした。~o~;;;;

 おかげで、自分の座席で眠ることになったのですが、寝覚、寝覚で、断続的に寝たような寝ないような・・・、しているうちにNZに着いてました。まあ、良いや、何はともあれ、無事に着きました。雪は多いようなので、明日から楽しみです。んでは。

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2008年8月20日 (水)

あいも変わらぬ病気的出発

 いよいよ今日は出発の日です。NZは八月に入ってかなり雪が降っており、絶好のコンディション。仕事は全て済んでるし、余裕余裕の出発のはずだったんですが・・・・、そうならないのがワタシの持ち味。~o~

 出発の荷物をまとめている段階でビデオカメラが壊れていることが発覚。修理には出してみたものの、間に合うわけもなく、まぁ、ちょうどハイビジョンカメラが欲しかったこともあって、今朝になってヨドバシカメラに自転車を走らせ、買って来ました。

 それでも、出発時間にはちょっと余裕があったはずだったんですが・・・・、荷物を全部まとめてもまだ時間に余裕があるので、自宅の電気関係や戸締りなどを全部チェックして、それでも時間に余裕がある・・・アレ?! この時計、秒針動いてないんだけど・・・。

 何としたことか、腕時計の竜頭を引っ張ってしまっていたらしく、止まってました!ぐわー、全然余裕無いじゃん!!!

 そんなとんでもないトラブルがあっても、オンタイムで間に合っちゃうのは、さすがです。つか、びょーきですね。あははははは。~o~ ~O~

 つわけで、いつもの通りのドタバタでしたが、何はともあれ、搭乗口まで無事着きました。明日からNZデス。それでは、行ってきまーーす。 

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2008年8月19日 (火)

ぼよよ~んずの逆襲

 昨日も今日も北京を見ながら、なんとなーく過ごしてしまいました。でも、TV見ながらちょっとした運動をしているので、なんだかちょっとダイエット。食事も制限しているので、ここ一日二日で目標体重に近づいてきました。しっかし、ダイエット中ってのは、どーも気力が湧かないなは・・・。~o~;;

 そんな中、我が(~o~;;)「天才卓球少年団ぼよよ~んず」は敗戦の痛手から立ち直り、順調に個人戦を闘っているようです。

http://sankei.jp.msn.com/beijing2008/news/080819/gal0808192253002-n1.htm

 頑張れ~~!ぼよよ~ん一号、岸川聖也っ!

 しかし、相方はどうしたんだー。もしかして個人戦出てないのかしらん。水谷準は個人戦向きなんだけどなぁ。

 ちなみに、この二人のがメダルを取った時に希望する報酬は、水谷準→大学の単位、岸川聖也→一生分のカツラなんだそうです。なんだかやっぱり、ぼよよ~んず。~o~

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2008年8月17日 (日)

行け!!天才卓球少年団ぼよよ~んず!

 今日は朝から一日デスクワークでした。出来ない子のための特別授業後期のテキストと模試の仕事。かなーり濃密に仕事しちゃいました。やっぱ涼しいとデスクワークはかどるってことかも。夏の間にやらねばならない仕事全部完了しました。

 あんまり仕事をし過ぎで男女卓球団体の応援がイマイチ出来ませんでした。関係者の方、スミマセン。男女とも銅メダル取りそこなったのは、ワタシのせいです。~o~;;;

 しかし、卓球ってなかなか面白いです。まあ、団体戦をずーっと見てると、試合が長すぎてちと疲れるけど。でも、日本チームは、男女とも選手が若く、しかも才能を感じさせる子ばかりなので、応援しがいがあります。

 女子は、愛ちゃんも良いけど、面白いのは平野さん。非常に厳しい負けん気むき出しの表情で試合をするんだけど、時々パートナーと話す時の表情の豊かさは楽しいし、キュート。相手の態度によって何かブツブツ言ったりするのも面白いですね。顔で楽しませてくれます。いや、もちろん、卓球も上手いんですよ、日本のエースだし。~o~

 男子はなんと言っても、水谷準と岸川聖也の二人の天才卓球少年。この二人、素人のワタシが見ても天才だと判ります。とにかく技術が多彩で緩急を使った駆け引きが上手いので見ていて飽きません。水谷君は、「卓球界のファンタジスタ」という異名があるそうですが、ナルホドと思わせられます。

 昨日のドイツとの準決勝もすごかったけど、その前の香港戦のダブルスが圧巻。なにしろ相手に先制されてもマッチポイントを握られても全然慌てずひょうひょうと駆け引きが出来るんだもの。5-10でマッチポイントを握られてからの逆転はシビれました。コイツら本当に二十歳かそこらなのだろうか。相手のベテラン選手がはるか子供に見えます。

 技術も素晴らしいけど、二人とも素晴らしいのが顔。なんだかつかみ所のないぼよよ~んとした顔なんですよね。「卓球界のファンタジスタ」ってもしかして、桜庭和志に似てるからなのか?~o~

 このぼよよ~んペアの個人戦が今からとても楽しみです。絶対、この二人は行っちゃいマスヨっ!行け行け、天才卓球少年団!

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2008年8月16日 (土)

夏の終わった日

 昨日、今年の夏期講習が全て終わりました。とりあえず、ホッ。~o~

 最後のタームは、吉祥寺だったのですが、高二のマジメな子達の授業は、なんとかそれなりにまとまり、授業アンケートも高い評価でした。なかなか面白く出来ない教材だったのですが、最終日は意地でも面白くしました。

 午後の高三卒の講座は、某カリスマA先生のテキスト。毎年やってるテキストで、いろいろ欠点もあるテキストだけど、面白く授業出来ることにかけてはウチのテキストの中でもNo1。テキスト全体が上手く組み立てられている感じで、夢の話をしたところで夢占いの話をしておくと、後で物忌みが出てきたり、出家の話をしておくと、薫の君の話がしやすかったり、古典常識までも意図がつながっています。さすがカリスマA師。

 コレでもう少し謙虚に間違いを改めてくれたら、最高なんですけどねえ。~o~;;;

 授業アンケートも八割以上「大変満足」と「満足」でした。まぁ、ホームグラウンドの吉祥寺だったってこともあって。なにしろ、「授業時間を延長しても構わないので、あわてないでください」なんて書いてくる子がいるのは、ココだけですから。他の校舎では十分も延長すると、必ず、「延長は不快」なんて書かれるご時世なので。~o~;;;

 何はともあれ、今年も夏期講習終了。例年だと、今日からNZなのですが、今年はもう少し日本にいなければなりません。なので、今日は一日デスクワーク・・・、のはずなのですが、やっぱ見ちゃいますねえ、北京。~o~;;

 今日は男女の卓球団体を立て続けに見ながら、ちと腹筋を・・・。腹筋はいくらか鍛えられたと思うんですが、体重はイマイチ減りません。なんでだー。~o~;;;;;

 体重計は変わりなくても、季節は変わっていくようで、今夜は大分涼しい風が吹いています。夏はホントに終わってくれたんでしょうか。

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2008年8月14日 (木)

メダルのいろいろ

 今日は吉祥寺の講習三日目。午前中高二、午後高三卒の講座がありました。

 午前の高二の授業は、高二の講座の中では高いレベル設定の講座だけあって、生徒さんみんなマジメ。生徒さんの授業態度は素晴らしいのですが、肝心の授業の方が・・・、んんんーー、もう一つ面白く出来ません。

 どうも、面白くならない文章ばっかり並べられて苦戦しています。こういうことは時々起こるのですが、テキスト作成者と趣味が合わないということでしょうか。多分、テキスト作成者は、自分が面白いと思う文章を精一杯並べたんだと思うんだけど、コレがちっとも面白くないんだよなー。でも、マジメにちゃんと出来たテキストなので、文章が面白くありません、という苦情を言うわけにもねぇ・・・。~o~;;;;

 そんな授業をしながらも北島の200m決勝は気になっていたのですが、二種目二連覇なんだそうで、たいしたものです。今回の日本選手の金メダルは、今のところ全員連覇の選手なのですが、全員、前回アテネで金メダルを取った後、一回調子を落とし辛酸を嘗めて復活してきたチャンピオン達。そういう意味でもたいしたものです。

 過去のオリンピックのことを考えてもそうなのですが、メダリストりなるような人達は、不思議にオリンピックにタイミングが合います。実力もあるんだけど、タイミングが合ってるんですよね。例えば、冬のオリンピックの里谷多英ちゃんとか女子マラソンの有森さんとかが典型。間の三年間はたいした活躍してなくても、オリンピックにきっちりタイミングを合わせてくる。

 そうかと思うと、ブッ千切りの実力があってもオリンピックにだけはタイミングの合わない選手もいます。スキー複合の荻原健二選手なんて、Wカップでは勝ちまくって無敵の強さだったのに、オリンピックでは団体のメダルだけで個人では金メダル取れてませんものねえ。

 そういうことを考えると、今回の金メダリスト達の連覇は、本当にスゴイ。実力もスゴイけど、タイミングの良さは、オリンピアの女神に愛されてるとしか言いようがないです。

 でも、考えてみれば、そんな北島選手の決勝の日、しかも世間はお盆だの高校野球だのと言っている夏休みのど真ん中に、ワタシのツマラナイ授業を受けに予備校に来てくれている高二クラスのあの子達はスゴイ!何しろ、今日も全員出席ですもん。~o~

 「君達はワタシの金メダルだー!」と叫んで一人一人抱きしめてやりたいけど、女の子が多いので、残念ながらホントにそれをやったら、ヤッパまずいよね・・・。~o~;;;;;;

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2008年8月13日 (水)

異郷の剣士達

 ついさっきまで、夕食を取りながら、オリンピックのフェンシングフルーレ決勝を見てしまいました。

 フェンシングという競技に関しては全く何も知識がなく、日本選手がたまたま決勝に残ったために観戦するはめになったのですが、うーーーむ、かなりシュールな競技です。

 まーっ暗な中で、白く照らされた細長い廊下状の試合場の上を、白いウェアにライトのついたヘルメットという異様な姿の二人の選手が、剣を手にほぼ同じ間合いをキープしながら社交ダンスを踊るように動きます。ジャッジも観客も全て闇の中、二人は時折激しい動きを交えながら、踊り続けます。

 その異様さに惹かれてしばらく見続けてしまいましたが、いくら見ていても得点の決まり方が判りません。ある意味スゴイ。たいていのスポーツはしばらく見ていればおおよそのルールくらい判るのですが・・・・。まさに異郷のスポーツ。~o~;;

 オリンピックって、これがあるから好きです。こんな理解出来ないマイナースポーツに血道を上げて、世界一を競うところまで行く人達がいると知っただけで、なんだかホッとします。

 こういう異郷を感じさせるスポーツで、かつて面白いと思ったのは馬術大賞典。こいつはルールはしばらく見るうちに判ったのですが、あまりに我々と異なる世界に惹かれました。馬の障害物競争なんだけど、なんとなく品が良くてユーモラスで好きです。このオリンピックでもやるんですよねえ、きっと。また見てみたいなぁ。~o~

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2008年8月11日 (月)

第六回無名講師日記アクセスランキング

 今日は、北島が金メダル取るし、締め切りのデスクワークが二つあってせっつかれてるし、超忙しいはずなのですが、どーも忙しい日に限って気づいてしまうアクセスランキング。~o~;;;;

 08' 4/1~7/31の四ヶ月間のアクセスランキングです。

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7.ニュージーランド                          151

8.日本酒                                142

9.古典文学                             138

10.プロフィールページ                  128

 このクソ暑いのに、「スキー」「スキー板試乗」が二位三位というのが、なんともワタシらしい結果です。4位「古文の参考書」が「予備校」より上位に来ているのが今回の特徴でしょうか。参考書系では、11位に、「『良心』の死~『古文研究法』小西甚一著」が110アクセスで入っているのが目を引きます。もしかすると、『古文研究法』の検索から来た人が多かったのかも。

 個別の記事では、6位「時差時間差ボケ」ってちょっと意外ですが、多分、「全日本スキー技術選手権」を検索して来た人がたくさんいたのでしょう。13位「ジャコウネズミ氏の論理と牽強~『偽善エコロジー』」は、7/6の記事なのに、7/31時点で72アクセス13位ってのもちょっとすごいかも。やっぱ話題の人だったんですね。

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2008年8月 9日 (土)

世界を覆う雲

 今日は、御茶ノ水で午後と夜、高一と高二の東大志望者の講座でした。この高一高二講座では必ず、一時間目に学習法の話をして、その中で「買ってはいけない」の話をします。今年は、単に「買ってはいけない」だけではなく、京○書房の文法副教材についての注意も付け加えて、学校で使わされている人にはNGのプリントを取りに来るように言っています。

 この講座を取る子達は、当然、一流の進学校に在籍しているはずなのですが、どういうわけだか来るは来るは・・・。東京で私立御三家と言われた某A布高校までこんな本を使っているんだそうで、これにはさすがに呆れました。

 某A布高校の教師の方、中身を見ずに採用したんですか?あんまり無責任なことをやらないでくれませんかねえ。尻拭いをさせられる我々は大変なんで・・・。~_~;;;

 東京の私立の伝統校某S高校では、ベテランの古文教師がこの本の悪口を言いまくり、学校上層部と喧嘩してやめてしまって、その後ずっとこの本を使っているとか。何なんでしょう。もうどうなっているのか良く判りません。ただ、日本の古典教育の未来には暗雲が垂れ込めているとしか言いようがありません。

 憂鬱な気分のまま帰宅、TVで北京五輪の結果を見て、余計に暗くなってしまいました。なでしこは惜敗、谷は不可思議な判定負け、最後に生で見たバレーボールも・・・・。

 しかし、バレーボールってフラストレーションが溜まる競技ですねえ。日本女子チームがあれだけ奇跡的なレシーブを重ねて、全員の気持ちを一つにしてつないでつないで託したボールを、エース栗原が芸術的に決めた美しい得点も、何の芸もなく上げたトスを身長2mのモンスターが力任せに打ち込んだ得点も、同じ一点になっちゃうのって不公平じゃないですか?~o~;;;;;

 絶対、バレーにも芸術点が必要だと思います。美しくない得点なんてノーカウントにすれば良いのに!

 何はともあれ、北京は憂鬱です。田舎ナショナリズムが暴走したのか、殺傷事件まで起こっているようですし、あああ、ヤダなぁ。自分たちが虚勢を張るためにスポーツを利用するのって、ヤメましょうよ。ねえ、某都知事の方。~_~;;;;

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田舎の人は世界よ平伏せと叫ぶ

 昨夜は、最後まで見てしまいました、開会式。いやーーー、長過ぎだよ。~o~;;;

 アレって、現地へ見に行った人は大変だったんでしょうねえ。火の粉は降ってくるし、何時間も身動き出来ないし、ペンライト振る事ももしかして強要されてたのかしらん。退場は何時になったのやら。式が終わったのが夜中、VIPの安全な退場が最優先され、続いて選手の退場、一般観衆は最後でしょうから、さて、夜明けまでに帰宅出来たのかしらん。

 それにしても、壮大なショーでした。中国四千年の歴史が表現されたパフォーマンスも圧巻だったし、その後の、延々と続く入場行進の長さにも圧倒されました。圧倒され過ぎて、途中で風呂に入ったり、インターネットしたり、でも、まだ終わらない・・・。~o~;;;;;;

 ようやく、聖火の点火まで見終わった時はヘトヘトでした。まあ、あの点火はスゴいなぁと思ったけど、でも、聖火点火って回を追うごとに派手になって行くので、これからはどうなるんでしょう。もう、アレ以上のものを一日の式の中に収めるのは不可能なんじゃないかなあ。次回からは、選手が参加する開会式とは別の日に、点火式というショーをやることになるんじゃないかしらん。~o~

 それにしても、ちょっと気になったのは、かの国のナショナリズム。中国の歴史を描いたパフォーマンスでは、コレも中国、アレも中国と中国の偉大な発明品を並べ上げ、選手入場は中国人(それも略字を使う人達)以外誰も順番の判らない漢字画数式だし、他の国の入場行進は意味不明の多国籍音楽で、自分の所だけは明らかに特別な民族音楽。偉大な中国とその他大勢って扱いなのかと感じました。

 今回の様々な事件の時にも思ったのですが、どうもかの国の人達は、他の国がどう感じているのか全く理解出来ない模様。それで、どんなことが起こっても、「何故我々の大イベントの邪魔をするのか」と不思議がっちゃうんですね。井戸の外の世界が全く見えない田舎の人達。

 でも、一部の「荒らし」の人達と政府首脳以外は、単に人の良い田舎の人達らしいので、そこが救いです。ナショナリズムと言っても、田舎の人達のお国自慢の範囲なら微笑ましいものです。

 某NHKゲストの某谷村さんが、今回のイベントを機会に中国の人達も、自分たちと違う世界の価値観を認識するようになると良いですね、という趣旨のことをおっしゃってましたが、まさに同感です。

 「我々以外の世界よ、我々に平伏せ」と言っていられたのは、古代の皇帝の話。自分たち以外の世界の存在に気づいて、良い意味で社会化されてほしいものです。かの国の人々が裸の王様にならず、世界の声に謙虚に耳を傾けられるようになった時に、初めて彼等は尊敬すべき歴史を持った良き隣人になれると思うのですが、さて、中国を良く知る谷村さんの期待通りになってくれるものかどうか。

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2008年8月 7日 (木)

九十九の言い訳と一つの敗因

 今日は、八王子で夜の授業でした。センター対策の講座です。今度はしっかりやらないとね。~o~;;

 夜の仕事であったために、北京五輪男子サッカー予選リーグのアメリカ戦をリアルタイムで見られませんでした。先ほど録画してあったものを見終わりました。うーーーむ。

 反町ジャパン、不運な点が随分ありました。試合時間はアメリカTV局の都合なのか、まだ暑気の残る時間帯でキックオフ時に35゜。前半はほとんど温度が下がらず、サッカーをやる気温じゃありませんでした。加えて、天津のピッチは、TV画面からもハッキリ判るほどのボコボコ。反町ジャパンの標榜する人とボールの動くサッカーをやる環境とはほど遠い環境です。あれじゃパスサッカーは出来ないよね。

 加えて、あの主審。オリンピックでは、国際的に一流の審判に吹いてもらえないのは仕方ないことなんだろうけど、それにしても、あの後半終了間際の豊田に対するアメリカDFのプレイは、いくらなんでもPKでしょう。あのレベルの審判は、自分で試合を決めたがるか、さもなければ、極力自分が試合を決めないようにするか、どちらかになってしまうと思うのですが、今回は後者だったってことですね。

 さらに言えば、オーバーエイジ枠の問題やら何やら、多分、言い訳をあと九十くらいは並べられるかもしれません。でも、敗因は一つだけ。力不足。

 勝つチームであれば、あれだけあった決定機のどれかを決めているはず(谷口ぃ~~、決めろよー)。また、後半の得点の瞬間に、ルーズボールを競う選手がいたはず。何故、あの決定的瞬間に、あの選手に付いている人間がいないのか。

 前半の後半から、やや運動量が落ちていました。前半の前半に頑張りすぎたということなのか。それなら、何故、後半開始時から選手を入れ替えて運動量を戻さなかったのか。また、ハーフタイムを挟んで、アメリカはリフレッシュしていたのに、何故日本チームはリフレッシュ出来ていなかったのか。

 そもそも、最初に挙げた「不運」のほとんどは事前に判っていたこと。それに対応出来ないのは、監督も含めて力不足です。

 今回のU-23にはちょっと期待していただけに残念です。オリンピックのメダルって大変です。いやー、カマモトさんって、偉大だったんですねへ。~o~;;;;;

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2008年8月 6日 (水)

フットボールと腹筋の休日

 今日は、夏期講習の合間のオフの日。本当は書かなければならない原稿が二つほどあって、デスクワークに精を出さなければならないのですが、出来ない子のための特別授業のテキスト、どーも、考えがまとまらないんですよねえ。

 なんとなく集中出来ないままに、まだ見ていなかったEuro08のDVDを見ながら、気になっていた腹筋を、まあ、ちょっとだけ・・・。~o~;;

 昨日は、まともに続かなかった腹筋ですが、さすがに今日は三十回を越えられるところまで復活しました。まあ、とりあえずホッとしました。やっぱお腹の脂肪が邪魔になって腹筋も出来ないスキーヤーって、ちよっとシャレになりません。

 DVDを見ながら、普通の腹筋運動とともに、ちょっと変わった腹筋もやっています。仰向けになって頭の所で腕を組み、腹筋をするような姿勢で首を持ち上げ、そのままキープしてTVを見続けるのです。首だけだと楽なのですが、床から肩甲骨を持ち上げるくらいまで上げてキープしていると、ミゾオチの辺りの筋肉がかなりプルプル来ます。

 スキーの時に使う腹筋って、多分、この筋肉じゃないかと思うんですよね。滑っている時、腹筋は体を大きく起こすような動きはしていないはずで、主に姿勢をキープする働きをしているはずです。この運動だと、所謂体幹部を鍛えることになって、ターン中の姿勢が安定するんじゃなかろうか・・・。

 てなことを考えながら、Euro08の予選リーグを二試合、夕方から、北京のなでしこジャパンvs NZを見てしまいました。腹筋のためにはなったと思うけど、原稿が・・・・。ヤバいっす。~o~;;;;

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2008年8月 5日 (火)

ゆったりスケジュールゆったり腹回り

 ブログ更新をだいぶサボってしまいました。その間、余裕がなかったわけではなく、むしろスケジュールはゆったり。なにしろ、このタームは午後吉祥寺で三時間だけの授業なので。夏期講習中で、一番、ゆったりとした四日間でした。ゆったりだったんだけど、なんとなく・・・。まあ、のんびりしてました。~o~

 ワタシがのんびりしている間、世間はかなりニギヤカでした。なにしろ、日曜まで八王子祭で、マンションの表通りはかなーりドガチャカやってたし、昨日今日は関東地方は夕方雷雨で、八王子もゴロゴロカリカリザーザー。~o~

 そんな中、四日間、ゆったり授業してゆったり眠らせてもらいました。授業の方は、基本文法の講座だったのですが、基礎講座にも関わらず、生徒さんはみんなマジメ。生徒さんが集中してくれていると、こっちも気持ち良くしゃべれて、楽しい授業が出来ました。授業アンケートもほとんどの子が「大変満足」と「満足」。「みんなそれほど笑ってなかったけど、めちゃ面白かった」「文法嫌いじゃなくなった」などという記述が出てきたところを見ると、生徒さんも楽しんでくれたようです。良かった。~o~

 仕事の方は、ゆったり出来て良かったのですが、昨日今日と、もう一つの「ゆったり」が気になり始めました。どうも腹回りが・・・。五月の終わりには、Zermattダイエット以来のベスト体重をキープしていたはずなのですが、どうも七月に入ってからですかねえ・・・。~o~;;;

 NZから帰ってきて夏期講習初日には、薄々異変に気づいていました。六月の終わりに作った夏用のコットンパンツのウェストが妙にキツかったので。でも、NZで、そんなに食べ過ぎたワケじゃなし、気のせいだろうと思ってました~。すぐに元にもどるさ、って。~o~;;;;;;

 ところが、昨日、ちょいと試しに腹筋をやってみて愕然。こりゃシャレになりません。脂肪が邪魔で腹筋が続かないんですけど・・・。恐る恐る乗った体重計は、明らかにZermatt以前の数値。ベストを2~3kgオーバーしています。やべー、夏期講習が終わるまでに何とかしなければ・・・。

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2008年8月 2日 (土)

百年に一年足らぬつくも酒

 昨日は、講習はオフ。一日中、デスクワークでした。暑くてウンザリですが、仕方ありません。

 先日、涼風を感じさせた徳島県三芳菊酒造さんの「三芳菊」ですが、あの時にも気になっていた「三芳菊 雄町60 特別純米」というのを、「房島屋6号酵母」と一緒に購入してあったので、夕食時に飲んでみました。うーーむ。これはまた個性的。「すっぱ甘いですよ」と酒屋さんで言われていたのですが、ナルホド、その通り。これだけ酸を感じるのは、あの日の丸酒造の「百年前」くらいです。

 そこで両者を飲み比べてみたのですが、確かによく似ています。しかし、「百年前」は乳酸の酸っぱさが舌に残り、しかも最後にアミノ酸の雑味が出てくるのに対し、「三芳菊」の方は甘味で酸の強さを丸め込んで、味が切れてくれます。だから、ギリギリで「三芳菊」はバランスを保っていて、美味いと感じられるんだけど、「百年前」は美味くないんですね。ほんのわずか、百分の一くらいの差なんですけどね。~o~

 こうして似た物同士を比べると、「百年前」に足りない物が何なのかハッキリします。やっぱり、日本酒は古い皮袋じゃダメってことですね。

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2008年8月 1日 (金)

猿と文楽の間で

  昨日は午前御茶ノ水の高二、夜吉祥寺のセンター対策講座の最終日でした。御茶ノ水の高二は、やや雰囲気が重く、どうなることかと思ったのですが、意外に好評でした。九州四国や福島あたりからも受講生が来ていて、地方から来ているマジメな子達が高い評価をしてくれたようです。逆に言うと、東京の半端にお出来になるお子さん達は、受講態度もイマイチだったのかも。

 昨日の朝刊に「少子化で私大の47%は定員割れ」と出ていましたが、こうなると子供達はより一層上位校を志望することになり、我々の仕事も上位校にターゲットを絞った講座が多くなります。今年、某W大系の仕事が増えているのもそのためなのですが、高二の東大志望講座も昨年より一つ増えています。

 ところが、講座が増えたからと言って、優秀な生徒さんの数が増えるわけではなく、本来はそんな講座を取るはずのないレベルの生徒さんが増えるだけだったりするんですね。まぁ、高望みしているだけという・・・。~o~;;;

 この講座もそういう子が一番後ろの席で居眠りこいたりして教室の雰囲気を重くしていたようだったので、ちょっと心配していたのですが、授業アンケートを見る限りは、数字もそれほど悪くないし、大半の子にとっては有意義な授業になったようで安心しました。

 夜は、移動して吉祥寺でセンター対策の授業。初日の一昨日は、思いのほかスムーズに授業が進んだので・・・油断があったのかなぁ。

 何年か前にやった問題の再利用だったので、大丈夫だろうと高をくくって授業に臨んだら・・・。まあ、間違えたワケでもないし、完全に絶句しちゃったりしたわけでもないけど・・・、説明が一瞬、しどろもどろになり、かなり冷や汗をかきました。久々に、生徒さんに殴られても仕方ないと思うような授業でした。その割りに授業アンケートは悪くなくて逆に驚いちゃったんだけど・・・。~o~;;;

 まずいなぁ、と反省はしているのですが、反省だけなら猿でも出来るって言いますからねえ。まあ、だからって、文楽師匠のように、「勉強し直して参ります」って引退しちゃうってのも、出来ない話だけど。

 八代目桂文楽は、その端正で緻密な芸から昭和の名人と呼ばれた人ですが、晩年、大ネタ『大仏餅』を掛けた高座の途中で絶句。「申し訳ありません。もう一度、勉強し直して参ります」と客に頭を下げて高座を下り、そのまま二度と高座に上らなかったと言います。さすがに予備校屋風情が、間違えるたびにソレをやってたら仕事にならないし、第一、教わってる生徒さんにも迷惑な話でしょうから・・・。~o~;;;;;;

 まあ、猿よりマシな所を見せるために、次回センター対策講座をやる時には、十分に準備して教壇に上がることにしなくちゃね。~o~

 ところで、今回、この記事を書くのに、落語家さんを何人か、某Wikipediaで引いてみましたが、面白いですねー。もともと、落語家さんというのは、個性的でぞろっぺいな人が揃っているので、その伝記は面白くなるのですが、某Wikiには、絶対、業界内部の人間しか知らないだろうというような内輪ネタが散りばめられていて、思わず読み耽ってしまいました。

 予備校屋さんも有名講師になると、某Wikiに載ったりするのですが、生徒サイドからの記述ばかりで全く面白くありません。アレも内部の人間が書き出したら、面白いのにねえ・・・。~o~

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