田舎の人は世界よ平伏せと叫ぶ
昨夜は、最後まで見てしまいました、開会式。いやーーー、長過ぎだよ。~o~;;;
アレって、現地へ見に行った人は大変だったんでしょうねえ。火の粉は降ってくるし、何時間も身動き出来ないし、ペンライト振る事ももしかして強要されてたのかしらん。退場は何時になったのやら。式が終わったのが夜中、VIPの安全な退場が最優先され、続いて選手の退場、一般観衆は最後でしょうから、さて、夜明けまでに帰宅出来たのかしらん。
それにしても、壮大なショーでした。中国四千年の歴史が表現されたパフォーマンスも圧巻だったし、その後の、延々と続く入場行進の長さにも圧倒されました。圧倒され過ぎて、途中で風呂に入ったり、インターネットしたり、でも、まだ終わらない・・・。~o~;;;;;;
ようやく、聖火の点火まで見終わった時はヘトヘトでした。まあ、あの点火はスゴいなぁと思ったけど、でも、聖火点火って回を追うごとに派手になって行くので、これからはどうなるんでしょう。もう、アレ以上のものを一日の式の中に収めるのは不可能なんじゃないかなあ。次回からは、選手が参加する開会式とは別の日に、点火式というショーをやることになるんじゃないかしらん。~o~
それにしても、ちょっと気になったのは、かの国のナショナリズム。中国の歴史を描いたパフォーマンスでは、コレも中国、アレも中国と中国の偉大な発明品を並べ上げ、選手入場は中国人(それも略字を使う人達)以外誰も順番の判らない漢字画数式だし、他の国の入場行進は意味不明の多国籍音楽で、自分の所だけは明らかに特別な民族音楽。偉大な中国とその他大勢って扱いなのかと感じました。
今回の様々な事件の時にも思ったのですが、どうもかの国の人達は、他の国がどう感じているのか全く理解出来ない模様。それで、どんなことが起こっても、「何故我々の大イベントの邪魔をするのか」と不思議がっちゃうんですね。井戸の外の世界が全く見えない田舎の人達。
でも、一部の「荒らし」の人達と政府首脳以外は、単に人の良い田舎の人達らしいので、そこが救いです。ナショナリズムと言っても、田舎の人達のお国自慢の範囲なら微笑ましいものです。
某NHKゲストの某谷村さんが、今回のイベントを機会に中国の人達も、自分たちと違う世界の価値観を認識するようになると良いですね、という趣旨のことをおっしゃってましたが、まさに同感です。
「我々以外の世界よ、我々に平伏せ」と言っていられたのは、古代の皇帝の話。自分たち以外の世界の存在に気づいて、良い意味で社会化されてほしいものです。かの国の人々が裸の王様にならず、世界の声に謙虚に耳を傾けられるようになった時に、初めて彼等は尊敬すべき歴史を持った良き隣人になれると思うのですが、さて、中国を良く知る谷村さんの期待通りになってくれるものかどうか。
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