B型のせいかヘソのせいか
今日は、夜町田で仕事の日。仕事終了後、いつものように町田の居酒屋「伊吹」で夕食を取りました。一杯目に山形県K酒造の大吟醸を注文。Kの大吟醸は以前から何度か飲んでいたのですが、爽やかで甘い含み香、サラリと入ってきて口中の奥でジワーッと湧いてくるキレイな酸、酸の後に旨味があって軽やかに消えていく様は、さすがKと思わせるものがありました。美味いです。しかし、何だか上手く言えないモノが残るような・・・。
その時、珍しく伊吹の大将の方から話しかけてきました。「Kはどうですか?」「え?いや、美味いけど」「何だか最近、そんな酒が多くありませんか?」「ああ、そう言えば・・・」
そう、最近、酒を飲んでいて、何だかハッキリ言えない、不満の萌芽のようなモノを感じ始めていたんです。確かにこういう味わいの酒が多いんです。今週だけで、こんな感じの酒、何杯目だろう、ってくらい。そう言えば、ウチの冷蔵庫にも入っていたような・・・。
いや、決して不味いわけではなく、むしろ非常に美味いし、自分では、こういう酒が好みとさえ言えるんです。でも、こういう酒ばかり飲まされていると区別が付かなくなってきて、少しストレスを感じ始めていたかもしれません。
伊吹の大将は、「こういうのが最近の流行なんですよ」と不満そうに言ってましたが、確かに流行なんでしょうね。また、日本の酒造は技術力があるから、こういうのが流行となると、本当に正確に同じようなものを作れるんですよね。
同じ物を作れるということ自体はたいしたことだと思うのですが、でも、同じような物没個性的な美味い酒ばかり飲まされていると、だんだん不満を感じ始める人間もいるわけです。もしかして伊吹の大将もワタシもB型だからでしょうか、それともお互い大人に成りきれないヘソ曲がりのせいでしょうか。うーーむ。~o~
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