神の御心のままに
昨夜というか今日の未明、サッカーWカップ最終予選、vsバーレーンのアウェイ戦がありました。うちにいるついでに生を見てしまったのですが、微妙な結果ですねえ。
85分までは満点に近い出来でした。積極的に前からプレスする時間と引いてブロックを作って守る時間を巧妙に使い分け、ベストタイミングで得点を重ね、相手にはほぼ何もさせずにゲームオーバー・・・・のはずだったんですが、あの残りの五分は余計でしたねー。~o~
でも、まあ、3-0で終わるより良かったかも。日本の選手達は気持ちが引き締まっただろうし、バーレーンを完璧に叩きのめさなかったことで、バーレーンもまだ希望を持って予選を戦うでしょうから。やっぱ、次のカタール戦、十一月のオーストラリア戦まではバーレーンに生きていてもらわないと、カタール、オーストラリアに楽をさせることはありませんからね。特に、オーストラリア戦はホームなんだし、死力を尽くしてもらわないとね、日本としては。~o~
ところで、今回の戦いなのですが、マスコミ等であまり取り上げないけど、どうやらバーレーンはラマダン中だった模様。ラマダンとはイスラムの祝祭月で、この一月、ムスリムは朝の日の出から夕方日没までの間、飲食を絶つのです。断食月と訳すこともあるようだけど、日没後は飲食出来るので断食ではありません。それどころか、昼間飲食出来なかった反動で、夜食をたくさん取るため、他の月よりも食料の売り上げは伸びるらしいです。
そんな宗教行事の最中に大事なWカップ最終予選を迎えてしまったバーレーンチームは災難でした。つか、日本はラッキーだったってことでしょう。だって、vsバーレーンは恐らく日本にとって一番大事なアウェイ戦ですから。
でも、某Wikipediaによると、ラマダンの食事制限は、旅行者、重労働者、妊婦などの合理的理由を有するものについて免除されるというので、サッカーチームもあるいは免除なのかもしれません。でも、熱心なムスリムなら実行してしまうだろうから、チームの何人かは、免除と言われてもやってたんじゃないでしょうか。
もし、実行していたとすれば、日の出から日没まで水一滴たりとも口にしないはずだから、この炎暑の季節にアスリートの体調はメチャメチャでしょう。そう言えば、バーレーンチーム、ホームのくせに元気なかったような・・・。
その体調面で問題のあったバーレーン相手に、85分まで完璧な戦いをしながら、残り五分で自らコケまくり、相手を生き返らせてしまうとは・・・、もしかして、これがアラーの神の思し召しってヤツなのかもしれません。~o~
| 固定リンク
コメント