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2008年10月21日 (火)

人は金がなくても生きていける

 今日は、午前中横浜、午後市谷、夜吉祥寺のハードな日。にも関わらず、昨夜は慣れない小型モバイルを扱っているうちにうたたねしてしまい、ひどい肩こりで夜中に目を覚ます始末。睡眠不十分のまま午前中の授業を済ませ、午後の二時間目までは何とかしたのですが、二時間目の最後の五分で急に眠気が差し、半分頭が眠った状態でやっとのことで授業を終えました。

 予備校屋をやっていると時々、そういうことがあります。しゃべること自体はある程度パターン化しているので、頭が半分位寝ていても授業は出来るんです。モチロン、あまり好ましいことじゃないけど、忙しすぎて体調が悪い時は図らずもそうなってしまうことがあります。こういう時って実は、生徒も眠いんです。生徒の眠気がこちらに移るのか、こちらの眠気が生徒に移るのかは判りませんが。

 昔、同僚講師から聞いた話。授業中、どうしても眠くて、黒板に向かって板書しながら一瞬意識が飛んでしまった。あわてて後ろを振り向いたら・・・、生徒は全員寝てた!~o~~O~

 と彼は確かに言ってたんですが、本当なのかどうか・・・。~o~;;

 閑話休題。眠気を堪えて授業を済ませ、講師控え室の椅子に座って、数分後、落ちてしまいました。気持ち良ーく、寝ちゃいました。

 さて、その市谷の校舎で見たのですが、アフガンに医療活動で行っている中村哲さんという方が本を書いています。『医者、用水路を拓く』という本なんですが、この中村さんという人、医者でありながら、医療よりもまずアフガンの人々が生きることが大事だと、井戸を掘ったり用水路を作ったりして「命の水」を供給しようとしているらしいんです。すごい人です。頭が下がります。

 んで、この本の帯にタイトルの言葉をみつけました。アフガンの諺なのだそうです。

 「人は金がなくても生きていけるが、雪がなくては生きていけない

 すごい!我々スキーヤーの心意気そのものです。アフガニスタン人って、もしかしてとっても良いヤツ等かも。~o~

 まあ、本来は、ヒンズークシ山脈に雪が降らないと、アフガンは水不足になるという意味のようなんですが・・・。~o~;;;

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