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2008年10月24日 (金)

求められる色に染まる校風

 二学期も真ん中過ぎ。先週から今週にかけては、二学期の授業アンケートが行われています。昨日、そんなことが講師控え室の話題になりました。他所にかつて勤めていた同僚の話だと、いわゆる大手予備校も、学校によってアンケートの項目が微妙に異なるんだそうです。

 例えば、某私立文系に強いとされているゼミナールの場合、満足度以外に「親しみやすさ」という項目があるんだそうです。また、ウチと並ぶ某大手のアンケートには「熱意を感じるか」という項目があるのだとか。

 こういう項目があると、講師はどうしても多少それを意識することになります。人は求められている色に染まるものです。このあたりが三大予備校の校風というものを作っているような気がします。

 んで、ウチのアンケートは、ほぼ「理解度」と「満足度」だけ。理解させて満足させれば良いわけです。ワタシのような地味な講師には理想的です。つか、本来、予備校の授業ってものはその科目を生徒さんに理解させるってのが主目的であるべきだと思うんですけどねえ。その他の要素を求めるってのがどうもよく判んないんだよなー。

 だいたい「親しみやすさ」だの「熱意」だのを求められても、何をしたら良いっちゅーねん。生徒さんに「親しみ」を感じてもらうために愛想笑い浮かべてギャグかましまくれっちゅーんですか。「熱意」感じてもらうために青筋立てて気合でも入れまくれっつーんですか。やめてくれよー。~o~;;;

 そんなのとうてい対応出来ません。ワタシゃつくづくウチで良かったヨと思う次第。~o~

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