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2008年11月30日 (日)

十一年目の宿題と映像の残酷さ

 今日の丸沼は、一日中小雪。昨日、まあまあ快適だったので油断していたのですが、今日は、器から水があふれました。リフトが一本動いてないのに、あの人数が集まっちゃうと・・・。~o~;;;

 一昨日、昨日と、ペンションKのみでは伊東秀人デモのキャンプとご一緒させてもらいました。十一年前に参加したNZキャンプ以来、秀人デモには顔を覚えていただいて、いろんな所でお会いするたびに声を掛けていただいてます。秀人さんのレッスンは人気があることもあって、なかなか参加できないのですが・・・。

 十一年前、NZの超ローカルスキー場、Mt.OHAUで初めて秀人デモのレッスンを受けました。当時、ようやくテクニカルプライズを取ったばかりだったのですが、コブの無い所での小回りはどうして良いやら自分でも判らず、頼りないことおびただしかったのですが、秀人さんには、「小回りにもS字ターンの意識を持て」とアドバイスされました。つまり、山回りから次の谷回りへ連続する意識を持てってことですね。

 今、谷回りを長く取る小回りを課題として練習しているのですが、練習する過程で、コレって、十一年前、秀人さんに言われてたことじゃないかと気づきました。谷回りを取るためには、S字ターンの意識が必要です。

 昨夜、秀人さんにそのことを話して、「十一年前にNZで言われたことがようやく判りました」と申し上げたところ、大変喜んでくれました。握手のために差し出された手がアツイです。この人、生粋のスキー教師なんですねえ。

 ワタシも教えることを職業にしているので判りますが、その時限りで人気が出りゃ良いんだという商売人の方と違って、生徒さんのために役に立つことを教えようとしている教師は、こういう時、嬉しいモンなんです。そういう意味で、秀人さんの握手のアツさはこの人が良心的教師であることの証明です。何だかとっても嬉しい気持ちになりました。が、しかし・・・。

 が、しかし・・・、今日一日谷回りを取る小回りの練習をして、午後、たまたま出会った畏友H氏に小回りのビデオを撮ってもらって、愕然。自分のイメージと全く違います。ぜんぜんダメじゃん。

 秀人さん、すんまそん。十一年前の宿題、まだ出来てマセーン。~o~;;;;

 こういう時、映像って残酷ですねへ。~o~;;;;;;

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2008年11月29日 (土)

水は器に合わせて

 今日の丸沼は、晴れ後曇り。この時期は例年、丸沼の一番混む時期。おまけにバイオレットコースの高速リフトが先週末からの故障で営業しなかったので、どうなることかと思いましたが、案外空いていました。みんなリフト故障のことを知っていて他へ流れたのでしょうか。

 リフトの輸送力がないため、ゲレンデはメチャ空いていて逆に快適だったかも。リフトが一本動かない丸沼に、ちょうど適した人の量でした。器に合わせて中身が決まったってところでしょうか。

 夜の間の冷え込みでかなり締まったバーンだったのですが、午後になって気温の上昇とともに雪も緩みました。しかし、滑る人数がそれほど多くなかったせいか、それほどバーンは荒れませんでした。まずまずの一日。

 しかし、今日はこの後,何時ものように酒飲んで寝るってわけに行かないんですよねー。採点があるんでね。こちらの方も器に合わせた量だと良いんだけど・・・。

 まあ、頑張ってみましょう。明日倒れない程度に。~o~;;;

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2008年11月28日 (金)

野戦病院に傘があろうと無かろうと

 最近、ウチの予備校では、病気で倒れる先生が相次いでいます。普段から一杯一杯の仕事を持っているうえに、秋に特別授業が続いたりテキスト作成の仕事が重なったりして、予備校屋はみんなかなりテンパッてる季節です。何か一つあるとバランスが崩れるってことでしょうか。風邪で一週間休講くらいなら良い方で、入院してしまった先生が、ワタシの身の回りだけでお二人ほど。大げさに言うとさながら野戦病院のようです。

 ワタシ自身、昨日今日あたり、ちょっと持病の眩暈っぽい感じで、すこーしバランス悪い気がします。もしかして、天候が安定しない影響もあるのかもしれませんが、疲労はかなり蓄積しています。おまけに自分で作った模試の採点があり、雑用がいろいろありで、ほっておいても目が回りそう。~o~;;;;

 そんなこんなにも関わらず、丸沼は冷えているらしく、コースが広がっています。ライブカメラを見る限りではコース以外も真っ白。そうなりゃ出かけないわけに行きませんよねー。~o~;;

 同僚がいくら倒れようと、自分が眩暈を起こそうと、採点が切羽詰ろうと、お馬鹿首相がいくら失言を繰り返そうと、インドでテロがあろうと、株が乱高下しようと、都会で自殺する若者が増えていようと、井上陽水の傘が無かろうと・・・。雪があるんだから、行かなくちゃっつ。~o~;;

 つわけで、丸沼、行ってきまーす。~o~~O~

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2008年11月26日 (水)

生の香り

 昨日、吉祥寺での仕事の後、先週「米の力」を実感した居酒屋「わらう月」へ。「悦凱陣」特集の続きを堪能してしまいました。

 今日の一杯目は「悦凱陣 純米吟醸 無濾過生 八反錦 ブルー瓶」。含むと軽くて強い酸が舌の上にしたたり、踊ります。うわー、来たなーという感じ。これで酸度1.4という数字はちょっと信じられません。後から米の風味と旨みが沸くのは「凱陣」ならでは。

 二杯目は「悦凱陣 山廃純米 無濾過生 赤磐雄町」。これはまた、意表をつれかます。ちょっと今まで飲んできた「山廃」のイメージではありません。ほのかな甘みがあった後、強いけれどキレイな酸がジンと来て芳醇な米の旨みが沸いてきます。精米歩合68%のためか、やや重い印象もありますが、2.2もある酸度がバランスをとってキレを作っているってことでしょうか。

 これで今日は終わりのはずなのですが、ラインナップを端から飲んでいって跳ばした一本、「悦凱陣 純米 無濾過生 讃州雄町」を一口だけいただきました。他の酒が9号酵母であるのに対して、これは7号酵母。他の酒に強くあった米の風味がいくらか抑えられて、まっすぐに酸と旨みがやってくる感じがします。

 どの酒も、飲んでいる最中は、ああこれが一番美味いと思わせる美味さ。酸と米の旨みを堪能させてくれる凱陣ワールドでした。

 帰途、吉祥寺駅のいつもストリートミュージシャンが演奏する一角で、女性ボーカルとギターの男性のデュオに遭遇。最後の曲のサビの部分から聞いただけなのですが、ほんの一瞬聞いただけで、十分にボーカルの上手さ、楽曲を作るセンス、高い音楽性を感じさせました。Super Naturalというデュオなんだそうです。演奏終了後、ついCDを購入してしまいました。こういうストリートがいるから吉祥寺は恐ろしい。凱陣同様、「生の香り」の濃厚にする街です。

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2008年11月25日 (火)

ああ、オレって無力

 今日は、横浜→市谷→吉祥寺の日。一週のうちに一番疲れる日です。

 たたでさえ疲れるのに、疲れる質問者がいて・・・。この仕事をやっていると、どんなことをやってもこの子にはだけ無力だと思えるような子が質問に来ることがあります。授業で説明したことをもう一回聞きなおして、しかも、恐ろしくトンチンカンな自説を開陳して、いくら説明しても判ってもらえずヌカに釘。わけの判らない質問がエスカレートしていき・・・。

 昔はウチにはこんな子はいなかったんですが、この十年ですかねえ。こんな子が出てきたのは。予備校屋としての無力を痛感させられます。

 何しろ、「かたき人 (=得がたい人)」の意味を聞く問題で、「仇敵である女」という誤答を選んでおいて何故この答えでは違うんですかと言うので、説明し直してやると散々説明を聞いた後、「えっ?! 『かたき』には『敵』って意味があるんですか?!」(だったら、キミは何故、その答えを選んだの?~o~;;;;)「これ、『きゅうてき』って読むんですか?」(・・・・も、もうヤダァ)

 思わず、説明する声が怒気を含んでしまいます。怒りながら、自己嫌悪に陥って・・・疲れまくりました。一日丸沼で小回りを続けるよりも疲れました、体の芯から脳髄から・・・。~o~;;;;;

 

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2008年11月24日 (月)

非国民的休息

 今日は、祭日なのですが、普通に授業がありました。予備校というところは、年間に何日授業をやるという契約のもとに入学してもらうため、カレンダー通りには動きません。各曜日、同じ授業数やらねばならないため、ハッピーマンデーとかって全く無関係なんです。国民の休日は関係ありません。

 「我々は非国民ですからね」などとグチを言いながら仕事しています。通勤の電車が休日ダイヤであるために、少し普段と違うパターンになりますが、仕事の中身は全く一緒。まあ、今日も仕事が休みだったら、身がもたなかったかもね。滑り過ぎて体疲れてましたから。仕事でもして休息を取らなければ・・・。~o~;;;;

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2008年11月23日 (日)

100の肉体、100のターン

 昨日は、丸沼Kのみてらす泊でした。あいかわらず非エンカ系料理です。特に、前菜の、ハーフカットしたタマネギの焼き物は、度肝を抜かれる外見に意外な美味しさ。その他も「お見事!」の連続でした。

 今日の丸沼は曇り時々晴れ時々小雪。昨日と一転してゲキ混みでした。三連休中日のためらしいけど、何もこんなに混まなくてもと・・・。

 それだけの数のスキーヤーが来ているのに、今日のお客さんは上手い人が多いです。まあ、この時期の丸沼の客は、どうしても超マニアが多いですから。でも、それだけ上級者が揃っているにも関わらず、一人一人のターンの仕方、ターンのフォームは千差万別。リフトから見ていると、ホントにみんな個性的。やっぱ、骨格筋肉は一人一人違いますんでねぇ。多分、同じような理想のイメージを追いながら、やってることがこれだけ十人十色、つか百人百色ってことは・・・。

 理想のターンを追求するはずの基礎スキーって難しいですよね。よほど本質を見極める目がないと、他人様は指導出来ないなぁと思います。バスルームで髪を切る方法と同じで、100の肉体があれば100の理想的なターンの形があるんじゃないかしらん。

 昔、全日本技術選のジャッジをしていた大平成年元デモにうかがったのですが、ジャッジの時は板の動きしか見ないのだそうです。正しい体の動きをしていれば、それが板の動きに現れるのだとか。まさに本質を見ているわけですね。逆に言うと、体の形に囚われていちゃあイカンということでしょう。まあ、なかなか出来ることじゃないとは思いますが。

 一日滑って、綿のように疲れて帰途につきました。一般の人は明日も祭日なのですが、我々は仕事です。

 ところが、どういうわけか明日休みのはずの人達が今日帰るんですよねえ。高速道路は大渋滞でした。三連休の最終日は自宅で休もうということらしいのですが、みんなが同じように行動したら渋滞するに決まっているのに・・・。

 こういうエンカ系の行動パターンって何とかすれば良いのにねえ。理想のターンと同じで、もっと個性的で良いんじゃないのかなあ。つか、個性的になってくださいヨ。さもないと、必要があって渋滞の時間に帰らざるをえない人間は、ひたすらシンドイわけで・・・。~o~;;;;

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2008年11月22日 (土)

突然、冬の天然色

 昨夜、遅くに丸沼へ。道中はすでに沼田から雪で、鎌田のあたりから路面も真っ白。つか、こんなに積もっていては、ちとヤバいんですけど・・・。何度かハンドル取られて目が覚めました。~o~;;;

 今朝もしばらくは雪でしたが、ゲレンデへ出る頃から晴れ。ゲレンデは真っ白です。もちろん、まだ人工雪を貼り付けた斜面以外は滑れませんが、周りが真っ白ってのは気分盛り上がります。しかも寒い。すっかり真冬の気分です。

 この時期の丸沼にしては混雑もそれほどではなく、ゲレンデコンディションも悪くありません。なんつっても雪が良いです。柔らかい天然が載っているので普段の年よりボコボコになり易いかなぁとは思いますが、それがまた面白い!

 今日はイエロー、バイオレットの2コースでしたが、明日は、もう一つか二つコースが開くものと思われます。

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2008年11月21日 (金)

辛口三態

 昨夜は、いつもの通り、自由が丘「すず家」さんで遅い夕食をとりました。最近、自由が丘は生徒さんがやる気を出していて、かなり遅い時間まで質問が続きます。この日も終わったのは十時近く。マイッタ。~o~;;;

 まず一杯目は秋田県福禄寿酒造さんの「一白水成 純米 亀の尾仕込み」、二杯目は神奈川県川西屋酒造さんの「丹沢山 純米吟醸 ひやおろし」。普通はここで止めるのですが、たまたまお店の新店長が新しいメニューを試食させてくれたこともあり、調子に乗って三杯目山形県米鶴酒造さんの「純米吟醸 うきたむ」を頼んでしまったのですが、この三杯ともにたまたま辛口でした。ワタシは、はっきり言って辛いだけの辛口は嫌いなので、めったに辛口だけということにならないのですが、この日はどういうわけか辛口ばかりでした。でも、この「辛口」が全く違う味わいで・・・。

 「一白水成」は、一口含んで「辛い」と感じる刺激があります。このタイプ正直言ってワタシは苦手なのですが、この酒は、「辛い」の後に瑞々しい含み香と適度な酸とがあり、イケます。日本酒度+3の酸度1.6。数字よりももっと辛口に感じます。

 「丹沢山」は、キレイな酸を感じさせる酒で、食中酒としてかなりイケます。酸度は1.9とかなり高め。足柄若水という変わったお米を使用しているのですが、そのせいか酸の後、味切れが良く、さらりとした飲み口。日本酒度+5なのですが、もっと糖度が低いような気がします。

 「うきたむ」は、サラリと入ってくる所謂端麗辛口タイプ。日本酒度+3、酸度1.3は、いかにも端麗辛口という数字。このタイプも本来ワタシはそれほど好きじゃないのですが、この「うきたむ」はサラリの後、控えめにジワリとした酸があり、食中酒として悪くないと思います。たくさん飲む人も飲み飽きず、少量味わう人も楽しめます。どうも、こういう酒が米鶴さんの思想に合うようです。瓶のラベルに「うまみのある食べ物と合う」という趣旨のことが書いてあります。

 しかし、その例として「おでん・煮魚」は良いのですが、「フライドチキン・麻婆豆腐」はどうですかねえ。マーボーなんかと合わせたら、この酒のかそけき味わいは消し飛んじゃうと思うのだが・・・。~o~;;;

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2008年11月19日 (水)

米の力、

 昨日は吉祥寺で仕事の後、吉祥寺の居酒屋「わらう月」へ行きました。今月の「わらう月」は、香川県丸尾本店さんの「悦凱陣」特集。「悦凱陣」ばかり八種類ほど並んでいます。

 目移りがする中で、まず一杯目は「悦凱陣 KU16 純米無濾過 生 さぬきよいまい」を選びました。含むとキレイな強い酸が来て、その後に米の甘みと旨味がジワリと沸いてきます。生酒にしては重みがあります。雑味とは呼びたくないけど、複雑な重い旨味が出るのは、精米70%の強みなのでしょうか。重さに対して強い酸でバランスを取っている印象。「さぬきよいまい」は香川大学で開発した米だそうで、Kagawa Universityを略してKU16なのだとか。

 二杯目は、「悦凱陣 手作り純米 無濾過 生 オオセト」。含んでみて、「KU16」とのあまりの違いに驚きます。こちらは全てが柔らかくすべらか。確かに酸は感じるし、米の甘みも旨みもあるのですが、「KU16」よりはるかに穏やか。精米55%のせいもあるのでしょうが、多分それだけではないのでしょう。ちなみに、酵母は同じ、九号酵母です。

 同じ蔵、同じ酵母なのに、米の違いであんな大きな味の違いが出ちゃうとはオドロキでした。改めて米の力を感ずることが出来た日でした。.

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2008年11月18日 (火)

疲労困憊、酉の市、困惑、そして大困惑

 昨日は、日曜の疲れで一日中、ぼげーっとしていました。ちょっと調子に乗って滑り過ぎでした。もちろん、仕事はしていたのですが、全身疲労困憊。心地よいダルさで吉原の土手を歩いている仲の町帰りの客のような・・・状態で仕事してました。あはははは。~o~

 昼間、横浜での仕事を終えて、八王子へ帰ると酉の市。17日は二の酉でした。例によって街道裏を通って大鳥神社へ。八王子裏街道は、いつもより自転車の通行が多いのですが、表通りに縁日の屋台が立ち並んでいるからでしょうか。御鳥様は、まだ夕方早い時刻だったので空いていました。今年は三の酉まである年なので、それもあって空いているのかと思います。無事、熊手を代えてきました。

 今日は、横浜→市谷→吉祥寺の日。朝、横浜線に駆け込んでみると、シルバーシートが一つ空いていてそこに座ったのですが、間もなく、腰のやや曲がった七十前後の男性が乗り込んできて、そちらの方に席を譲りました。立って二駅も過ぎないうちに、その隣が空き再び着席。ところが、ホッとしたのもつかの間、六十才台くらいの女性が乗り込んできて前に立ちました。こりゃ微妙だなと思ったのですが、シルバーシートの前に立っているのですから、譲らざるをえません。

 声をお掛けすると、にこやかに「いえ、いいんですよ」と辞退された後、「私ね、心臓にペースメーカー入れてるんで、携帯電話が気になってここに立ってるんです」ははあ、やはりそういう人もいるんですねえ、とちょっと驚きました。

 しかし、この人に目の前に立たれているワタシの立場は結構微妙です。次の駅でもうお一人、この人と同年輩の女性が乗り込んできたのですが、この人に声をお掛けしても、当然のように辞退されてしまいました。まあ、座りにくいですよねえ。席の目の前に同年輩の人が立ってるんですから。結局、微妙な年齢の女性を目の前に二人立たせたまま座り続けました。うーん、何とも、尻の落ち着かないこと。~o~;;;;

 ワタシも落ち着かないけど、ワタシの隣の、最初に席を譲られた男性も落ち着かない様子でした。何となくみんなで居心地の悪い時間を過ごしてしまいました。こういうの、何とかなりませんかねえ。~o~;;;

 夜の吉祥寺の仕事を終えて帰宅してみると、恒例行事のアンケートが郵送されてきていました。ワタシ自身の数字は、前期より少し向上したものの期待ほどではなく、半分安心、半分ガッカリと言ったところだったのですが、驚いたのは科目平均の数字。「大変満足」がとうとう50%を超えてしまいました。昨年までてさえ驚異的な数字だったのですが、今年のはもう呆れるしかありません。

 これは、カリスマの先生が大人数のクラスをたくさん持っているために起こる現象・・・と判ってはいるのですが、「平均」という名前でここまで極端な数字を出されてしまうと・・・落ち着きませんねへ・・・。~o~;;;;

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2008年11月16日 (日)

Perfect Rainbowの彼方へ

 昨日「助かるかも」と書いた通り、今日の丸沼は朝から雨。小止みになる時もあったのですが、おおむね一日降り続きました。おかげさまで比較的空いていました。ラッキー。~o~

 昨日と変わらずキャンプ合宿の嵐でしたが、やっぱ、その他のお客さんが減ったんでしょうか。昨日ほどの混雑はありませんでした。雨の方は、こちらのやる気をスポイルするほどヒドくはなく、理想的。

 ゲレンデは、気温と雨の影響で、最初ザクザクと柔らかく、足元が逃げてしまうため板がしなってくれず、ちょっと苦労しましたが、昼過ぎから雨に洗われて硬いバーンが出てきて良いコンディションとなりました。

 そんな中、ひたすら小回りの練習でした。先週、五藤キャンプで与えられた課題である谷回りを意識した小回り。谷回りを長く取って丸い弧を描きたいのですが、なかなか難しいです。

 谷回りを長く取って、丸い弧を描くためには、早い段階でターンインサイドに体を落としこまねばならないはずなのですが、小回りでそれを実現するのは、ほとんど絵に描いた餅。なんとなく理想に近いイメージは持てたのですが、まだまだ実現出来ません。もう少し練習が必要だなぁ、という所で時間となりました。

 夕方、キャンプ合宿の類が全て終わり、お客さんの減ったゲレンデの空に虹が架かりました。いつの間にか雨が上がったのです。それはまるで、あるはずのないパーフェクトレインボウ。完璧な半円の絵に描いたような虹でした。あーあ、あんな完璧な弧を描く小回りが出来たらねへ・・・。~o~;;;;

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2008年11月15日 (土)

非タダモノ達の雑踏

 丸沼の第二週目に来ています。先週よりも混んでます。何しろ、キャンプ合宿の類が多すぎます。デモ元デモのキャンプだけで、徳竹剛デモ、佐藤秀明デモ、伊東秀朗デモ、中田良子デモ、五藤伯文元デモ、渡部三郎元デモ、沢田敦元デモ、えーと、あとまだ誰かいたっけ。~o~;;

 これにオガサカチームの合宿で猪又一之元デモが来ていますし、神奈川県デモチームの合宿もあったようです。

 そんなわけで、ゲレンデ中、タダモノではない人達でごった返しています。技術選の印を押してある板の多いこと。リフト待ちしてると必ず何本か見ます。十年くらい前までの夏のニュージーランドほどのデモ密度、非タダモノ密度です。まあ、目の保養にはなりますけどねえ。~o~

 コースは先週に比べてホンの少し広がりましたが、これだけ人が滑ってると、かなり狭く感じます。リフト待ちは、最大で二十分くらいあったかもしれません。やや広がったコースの端まで列の最後尾がいってましたから。

 気温がそれほど下がらなかった割には、雪は悪くありませんでした。ボコボコにはなったけど、けっこう最後までフラットな部分が残っていたので、それなりにかっ飛ばして楽しめたかな。

 夕方から、少しポツポツと降り出しました。気温が下がり切らないようなので明日が心配です。もっとも、少し降ってくれた方がゲレンデが空いて助かるかもしれませんが・・・。~o~;;;;

  

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2008年11月13日 (木)

混乱と全ての復活

 やっとノートPCが帰ってきました。つか、月曜日には受け取っていたのですが、梱包を解く時間もなかったので。今日、やっと梱包を解き、セッティングしました。いやー、大変でした。~o~;;

 とにかく、工場出荷時にされちゃったので全てやり直し。カスタマーズサービスに相談しまくって、どうにか設定出来ました。それにしても、なんだって、PCってヤツはこうややこしいのでしょう。

 そもそも、修理が終わって元の通りに使えないなんてオカシイです。カスタマーズサービスだって、ソレはウチじゃないだのアッチへ聞いてくれだのって。コレが電化製品や車だったら、絶対問題になってますよ。新車買った後、使い方をメーカーに問い合わせ時に、「オーディオはウチじゃないんですよー」なんて答えられたら、ユーザーみんなぶちキレますよ。

 まあ、そんな難題をようやくクリア。終わってみると、案外楽だったなんて、のど元過ぎて熱さを忘れちゃったりして。データーをまだ戻しきってないので、今までの通りとはいきませんが、とりあえず、ブログ更新はノートでやってます。いやー快適!~o~

 ついさっき、車のタイヤもスタットレスに代えてきたし、「全て復活」って気分です。これで冬将軍もドンと来いです。~o~

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2008年11月12日 (水)

携帯をせんとや生まれけん

 先日、丸沼で、自動車関係の会社に勤めるスキー友達と会ったのですが、彼は、最近、仕事が少ないのだそうで、ウチの業界はもうダメだと嘆いていました。彼が言うには、「若いヤツらが車に興味を持ってくれない」のだそうです。

 我々が若い時は、若いヤツが車に興味を持つのは一種の通過儀礼のようなもので、ワタシでさえ、若い時は、ハチロクのレビンに乗っていたことがあります。後になってみれば、ハチロクがあんな「名車」になるとは思ってもみなかったんですが・・・。~o~;;

 車に限らず、「今時の若い人は○○に興味がない」という話をよく耳にします。「若い人はスキーに興味がない」「野球に興味がない」「サッカーに興味がない」「漫画に興味がない」「酒に興味がない」etc.etc.

 では何に興味があるのかというと、その時は「携帯でゲームでもやってるんじゃないの」という話になりました(決してワタシが誘導したのではありません ~o~)。

 しっかし、携帯でゲームすることにしか興味がないなんて・・・、そんなことあるんでしょうか。我々の世代には理解できないことが進行しているのかもしれません。このまま行くと、日本人の価値観は、とんでもない所へ行き着くような気がします。確かに、TVで流れるCMは、携帯とゲームとパチンコがほとんどのような気も・・・。

 まあ、今さら、携帯を止めろと言っても止める人なんていないんでしょうからねえ・・・。でもぉ・・・。~o~;;;;

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2008年11月11日 (火)

今年のヒット商品

 「今年の流行~」「今年のヒット~」という話題がチラホラ出る季節となりました。そこで、個人的に今年のヒット商品の話題です。

 先日、軽井沢に出かけた時の帰り道に、サークルKというコンビ二で見かけたのですが、「チビ太のおでん」。コレ、今年、一番購買意欲をそそられた商品です。

 名前を聞いただけで想像のつく方いらっしゃると思います。串に具が三つさしてあり、トップが三角になっているアレです。感動してしまいました。だって、幼い頃、「オデン」と言えばこの形だったので。

 実際に母の料理でオデンを食べる前に、赤塚漫画で初めてこの「オデン」を見ていました。オデンとはこういう形のものだと思い込んでました。そのため、母がオデンを作ってくれた時に、「こんなのオデンじゃない!」と本気で思いました。

 その後、オデンとは「あの形」ではないものと思い込まされてました。すっかりあきらめていたんです。それだけに、数十年ぶりに「あの形」の実物を見た時の感動は、筆舌に尽くしがたいものでした。「これこそ、数十年探し続けた本物の『オデン』だぁー!!」

 味の方もそこそこ美味いです。ある年齢層の人は絶対食べてみたくなると思います。オススメです。~o~

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2008年11月 9日 (日)

楽しいボコボコ

 今日の丸沼は一日曇り。昨晩は冷えたのですが、朝方がそれほどでもなかったらしく、ゲレンデの降雪機は少し働いてくれたようではありますが、それほどコース幅は広がりませんでした。コース上やコース脇に薄っすら乗っているだけ。

 その薄っすら乗った柔らかい雪のせいで、コースがボコボコに荒れるの早かったです。もう午前中にはボコボコしてました。まあ、それもまた楽しなんですが。

 一応、コブラインも出来たし、不規則なボコボコを大回りするのもそれなりに楽しいもんです。五藤デモのレッスンもボコボコを使って正しいポジションを覚えさせようとする意図が感じられました。

 もっとも、あのボコボコの中、あんなに混んでいては、ちょと危険もあったかもしれません。にも関わらず、衝突事故が起きなかったのは、多分、この季節に来ている人はみんな上手いからでしょう。~o~

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2008年11月 8日 (土)

35年目のお正月

 今日は丸沼の初日でした。朝、常連さん達と出会うごとに、「今年もよろしく」と挨拶します。ここは、今日がお正月なんです。

 以前、ザウスがあった時もこんなだったなー。五月、かぐらが終わってザウスに行くと、やっぱり、みんな「今年もよろしく」でした。やっぱ、年中行事って感じなんですかね。

 丸沼は今年35周年だそうで、盛大なイベントがあり、餅つきなどもあって、ますますお正月気分です。でも、本当のこと言うと、こんなイベント全部やめても良いから、その分の経費でコース幅を1mほど広げてくれたら、その方が我々にはありがたかったんですけどネ、丸沼高原さん。~o~;;

 コース幅は昨年にもまして狭かったのですが、天候には恵まれました。一日中曇り空で、気温が上がらず、薄いミドラーでは少し寒いほどでした。そのため、午前中は、この時期にしては珍しいくらい締まった良いバーンでした。さすがに午後はボコボコになりましたが、まあ、初日なんだからこんなモンでしょう。

 昨年のオープン日よりは、お客さん多かったけど、それでも十分我慢できる範囲。リフト待ちは最大でも10分ほどだっんじゃないでしょうか。ただ、コース幅狭かったので、この人数でもちと怖かったかも。今夜、冷えそうなので降雪機に期待です。

 そんな中、今年も五藤デモのレッスンに入ってしまいました。コレも年中行事化してます。今年は、ちょっとマジメに基礎スキーヤーしちゃおうかな、などとレッスン受けた時は思うんですけどねえ・・・。~o~;;;;

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2008年11月 7日 (金)

駆けめぐるシーズンの始まり

 一昨日は、ブログ更新した後、家を出発。実は、仕事が休みの日だったので、軽井沢に行ってきました。もちろん、高原の秋の情趣を感じるため・・・なんかであるはずがなく、軽井沢プリンススキー場で初滑りするためです。軽井沢の紅葉は見ごろを迎え、大変鮮やかなのですが、そんなことはお構いなしに、カキ氷の廊下の上を滑ってきました。

 一昨日の軽井沢、混んでました。信じられないくらい人がいました。いろいろ聞いてみたのですが、原因不明。日曜より混んでたなんて話も。当然リフト待ちありで、コースもワタシの着いた午後の時間は、ボコボコ。ちょっと初滑りとしては、イマイチかなぁ。

 と思ったのですが、一転、昨日はそこそこ空いてて、快感度もそこそこ高かったです。気温がそれほど下がらなかった割には、雪も荒れず、朝の九時から午後一時までノンストップで滑りまくり。ちと疲れました。久々の心地よい疲労感です。

 向こうを一時半頃出発。途中昼食を取っても四時半過ぎには帰宅できました。意外に軽井沢近いです。普通なら二時間半もあれば行けちゃいます。使えるなぁ、あそこ。リフト代も昨シーズンのどこかのスキー場のリフト券を持っていくと、平日は一日1500円になるサービスをやっててお得だし。

 帰ってきて、夜は自由が丘で仕事でした。時間的に余裕を持って帰ってきたので、悠々と仕事に向かう・・・はずだったのですが、八王子駅に着いてみると、中央線がストップしています。ほんのちょっと前に、高円寺で人身事故が起こったとか・・・。ぐえー、どーずん゛だよ゛ー。

 仕方なく、遠回りして横浜線を使って仕事に向かいました。全く、なかなか余裕を持たせてくれませんねえ・・・。~o~;;;;

 今日は、池袋→町田→八王子と移動して仕事の日。これから、八王子の校舎で夜のお仕事です。初滑りの余韻がまだ残っていて、なんとなく背筋が疲れているのですが、のんびりしていられません。八王子の授業が終わったら、今夜のうちに丸沼へ移動。今週末は、いよいよ丸沼のスキー場開きです。

 いよいよ「超」のつく忙しいシーズンの始まりです。これからの一月は大変ですぞい。~o~

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2008年11月 5日 (水)

色をも香をもⅡ

 昨日は忙しく駆け回る日だったのですが、全く先週と同じパターンをとってしまいました。「麺や庄の」で昼食。夜は「わらう月」。

 「麺や庄の」の「海と山の旬の和え麺」をまた食べちゃいました。このスープ、秋刀魚の燻製で取ってるんだそうです。秋刀魚の燻製ってのも初めて聞いたんですが、それでラーメンのスープを取っちゃうってのがスゴイ。ホントに良い香りです。タマリマセン。~o~

 夜の「わらう月」は、一杯目徳島県那賀酒造さんの「旭若松 雄町 無濾過純米生原酒」。いかにも生です。メニューに「フルボディ」とありましたが、まさにそんな感じ。キレイで強い酸があって、米米しい甘み旨みが沸いてきます。「生」が嫌いな人は飲まない方が良い酒です。協会10号という珍しい酵母で仕込んだ酒です(多分)。上原さんの本によると、仕込みの難しい酵母なのだそうです。

 二杯目は、愛知県長珍酒造の「長珍 純米吟醸 釜湯瓶火入れ」というレアな酒をいただきました。どこがレアかというと、「釜湯瓶火入れ」なんて他ではやらないから。店の人に聞いてもそれがどういう効果をもたらしているのかは判らないそうです。~o~;;;

 ただ、どんな方法であれ、確実に言えるのは、美味いっ!!美味いから全て許しちゃう!キレイな酸が感じられる良いバランスのお酒です。まさにベストバランス。現在自宅の冷蔵庫に入っている三重県木屋正酒造の「而今 純米吟醸 山田錦 火入れ」を思い出しました。ちょっと似た酒質だと思います。もっとも、この頃は酔ってたので、ちょっと細かいところ不確かなんですが・・・。

 なにしろ、「わらう月」の店長さんが大変な酒マニアで、日本酒談義で盛り上がった末に、いろんなレア物を飲ませてもらっちゃったりして・・・。

 というわけで、昨夜は、先週に引き続き、帰宅してシャワー浴びた後、小型モバイルの前で落ちちゃいました。~o~;;;;;;;

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2008年11月 3日 (月)

あきれ返った休日

 一昨日から今日にかけては、久々に何もない三連休です。ここんとこ続いていた週末の特別授業が終わり、丸沼はまだオープンしていないし、こんなに長いこと何もすることがないというのは・・・、何年ぶりかってくらい。

 一昨日から昨日にかけては、小型モバイルで見難いネットを見て、サッカーを三試合ほどTV観戦、その合間に某R命館大の赤本チェックをしました。某R命館は、関西の名門なのですが、今まで志望者が少なかったのでチェックしてなかったんです。ところが最近、関西の大学を受ける受験生も増えてきて、昨年も某D社大をチェックしたりしたのですが、今年は、某R命館にもリクエストが入り、用意を進めていました。

 このように新たな大学をチェックするのは、実は本当に大変なことです。昨年までチェックしていた大学は、一年分のチェックで済むけど、今年新たに始めるとなると、三、四年分チェックせねばなりません。今回の某R命館の場合、四年分×三問で12問。いくらプロとは言え、受験問題12問のチェックはシンドイです。

 んで、シンドイ思いをしてやってみて、呆れ返りました。何ですか、こりゃ!? 

 某R命館は、どうやら『源氏物語』がお好きなようで、この四年間に二回出題しているのですが、どちらもリード文で状況の説明を全くしてくれていません。通常、『源氏』のように長い複雑な筋立ての作品を出題する場合、リード文に状況説明を入れるものなのです。問題文に引用された短い文章だけでは、内容を理解することは、どんなに力のある学生でもおよそ不可能なことだからです。

 ところが、某R命館の問題には二問とも全く状況説明がありません。それでいて、出題された箇所は、かなり複雑な人間関係を含みこんだ文章。それでは内容についての設問がないのかと言えば、ちゃんと出てます。しかも、かなり微妙な選択肢問題。コレ、いったい受験生はどうやって解いたんでしょう。謎・なぞ・ナゾ・・・。~o~;;;;;;;;

 こんなワガママ一杯なもん出しちゃって、よく苦情が出ませんねえ、某R命館さん。あの傍若無人を極めた某W大だって、最近、少しは受験生に気を使ってますゼ。

 某R命館の無茶な問題に呆れながらも、昨夜で赤本のチェックを終わらせ、今朝TVを見てたら、麻生首相の経済対策の話をしてました。麻生さん、高速道路料金を値下げして、休日はどこまで乗っても1000円以下って案を出したんだけど、この案を実施すると、もともとETC割引で1000円以内で行ける近場の観光地が干上がっちゃうっていうんです。ナルホド。

 その話のついでに考えてみて、ちょっと呆れたのですが、この案の通りに実施すると、とんでもないことになりませんかねえ。例えば、流通はどうなるんでしょう。長距離輸送の場合、高速道路料金はコストに響きますから、鮮度に問題がない商品は休日に輸送が集中することになります。もちろん、観光レジャー客は今まで以上に休日に集中します。そうすると、休日の高速は地獄の渋滞になりそう・・・。まあ、スキー場を始めとする観光地側は、この案を大歓迎するでしょうけどね。でも、大渋滞となると、燃料効率が悪くなるから、当然、環境にも悪いしねえ。

 ワタシは、もともとハイシーズン中の休日移動が少ないので、あまり影響ないのですが、休日の道路が今まで以上に大渋滞するとなると、ちょっと痛し痒しですねえ。

 果たして、そんなことまで考えての経済対策なんでしょうか。考えてないですよね。高速道路料金に目をつけたのは、大いに結構なんですが、流通のことまで考えて、料金設定を考え直してもらえると良いんですけどね。例えば、休日だけでなく、平日の夜中も1000円以下にするとかね。これが出来れば、地方の産業活性化につながって、大変けっこうなことだし、だいいち平日移動の多いワタシも恩恵に与れると。~o~

 そんなことを考えながら、ネットをチェックしてみて三つ目の呆れ返り。NZドルのレートが一ドル五十円台ですとぉーーーーーー!? この夏のアレはなんだったの・・・・。~o~;;;;;;;

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2008年11月 1日 (土)

値段の不思議

 最近、株式市場や為替の値段がよくニュースになりますが、アレは本当に不思議なものです。最安値などと言ってますが、数字を聞いただけでは全くピンと来ません。全く相対的なもの。素人にはわけが判らないです。

 日本酒の値段は別な意味でわけが判らないです。一昨日、自由が丘の居酒屋「すず屋」さんで、長野県岡谷市豊島屋さんの「豊香 純米原酒 生一本」をいただいたのですが、コレが美味い!ヨネシロという珍しい米で仕込んだものなのですが、みずみずしい香りと甘みは「十四代 本丸」ソックリ。

 でも、「豊香」は定価で一升2100円。居酒屋でも一合六百円ほどです。ところが、コレが「十四代 本丸」だったら、居酒屋値段で一合千円前後のはずです。

 正直言って、「豊香 純米原酒 生一本」は「本丸」より少し美味いと思います。でも、「豊香」って全く名前が売れてませんからねえ。ワタシも初めて聞いくらい。なんでも、豊島屋さんは今まで「神渡」というブランドだけを作ってたんだけど、数年前に「豊香」という新ブランドを立ち上げたらしいんです。だから全く知名度がありません。んで、こんなに安いんですね。

 考えてみると、「十四代」だって、かつては価格の破壊者だったんです。先行メーカーが10000円前後の値段をつけていたYK35に、5000円ほどの値段をつけて売り出したんですから。

 その「十四代」が価格破壊される側に回っています。「豊香」もそうだけど、広島の「本州一」なんかも、「本丸」の品質を、居酒屋では本丸の2/3ほどの値段で提供しています。こういうのと見ちゃうと、日本酒の値段って何なんだろうと思います。

 もちろん、コレはブローカーという「ダニ」のせいなのでしょうが、それにしても極端です。多分、今、日本酒の世界は動きが激しいから、値段の感覚が落ち着いていないということもあるんでしょう。美味しさと値段が、全く釣り合ってないこと、よくありますもんねえ。

 逆に言うと、日本酒は今、とても面白い時期にあるということなんだと思います。「豊香」みたいな思わぬ掘り出し物が、その辺にゴロゴロ転がってるんですから。

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