先が見えないっつ!
今日から、車山で東京都スキー技術選手権が始まりました。初日の今日は朝から雪。それも重そうな湿雪です。
我々の班は、遅いスタートだったので、ゆっくり準備をして足慣らし後、大回りの行われているヴィーナスコースのゴール地点で他の班の滑りを見たのですが、なんだか視界がイマイチ。スタート地点はガスの向こうで霞んでいます。ゴール地点を例年よりも上げて、距離を短くしているらしいのですが、それでこんなに見えないとは。ヤバいなぁ。ゴールした知り合いの選手に聞いても、「雪面が全く見えない」という話。
我々の出番が近づき、スタート地点に上がってみると、ぐげっ!! ガスの向こうのゴール地点が時々見えなくなるんですけど。しかも、ワタシの出番が近づくに従って見えなくなっていくー・・・。
結局、ゴールの見えないガスの中へ向かってスタートする破目になりました。まー、なんとかなるだろーと覚悟を決め、例年のようにデコの上から漕いでスタート。しかし、この時、ワタシゃウッカリしてました。今年は視界不良のため距離を短くしてたんです・・・。気づいたら、何もしてないうちにゴールゾーンが迫ってました。三ターン出来たかな・・・。~o~;;;;
あまりに早く終わってしまい、呆然として得点板を見るのが間に合わず、自分の得点が判りませんでした。なんだか、一種目めから先の見えない戦いってことになりそうです。まー、どーせロクな点はついてないでしょうけどね。
少々ガッカリな結果でしたが、他の人を見てもそれほど得点が伸びている訳ではなさそうなので、気を取り直して小回りバーンへ向かいます。小回りの行われているスポーツマンコースはやはり視界不良ながら、全く見えないということはありません。むしろ、ここの問題点は雪面の荒れ具合。
例年、車山の小回りバーンは、本番になるとキレイに整備してくれるため、さほどヒドイ状態にならないのですが、今年は、朝降った柔らかい雪を選手達が踏み荒らしたため、我々の班の頃には、すっかりデコデコ。所々かなり荒れています。例年よりもスタート地点を下げて急斜面の下からスタートだったので、暴走の心配はありませんが、運悪くデコデコにつかまると、吹っ飛ばされます。
右サイドの比較的荒れていないコースを選んでスタート。上部は少し細かいターンでスピードをコントロール。中盤、今年から取り組んでいる谷回りを見せる小回りで板を走らせ、ヨシッこりゃイケる、と思ったところで雪面の荒れにつかまり・・・。~o~;;;
まあ、でもなんとかゴール。ワタシの見間違いでなければ、得点もそれほど悪くありませんでした。これなら、満足せにゃいかんでしょう。
ただ、今年の技術選の戦い難い点は、何点取ったら良いのかという基準が判らないこと。なにしろ、例年は、畏友H氏という基準があったので、H氏に勝った負けたで自分の出来を評価出来たんです。今年は、自分の位置が見えず、なんだか頼りないなは・・・。~o~;;
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