チャンピオン七変化
一昨日、朝までに20cmなどと書いたら、本当に昨日の朝はペンションの辺りで積雪20cmほどでした。たいして降ってくれなかったなあ、とちょっとガッカリしてゲレンデに行ってみると、ゲレンデレベルではそこそこの積雪。チャンピオンコースでは30cmほどの軽い新雪でした。もっとも、ワタシが行った時には踏み荒らされてノートラックは残ってませんでしたが、前日の滑らない雪のコブとはうって変わって、久々のパウダーを堪能しました。
コブ好き女K嬢、悪雪大魔王S氏、ジモティの友人Mさん等とともにロープウェイをグルグル回りました。それにしても、K嬢は新調したブーツがフィットしたのか絶好調。チャレンジコースで二度もワタシをブチ抜いてくれました。
チャレンジコースは短くて斜度がないコースながら、扇形で次第に狭くなる地形、ゲレンデ下部の重い雪、滑り易いスイスイコースの隣で人が入らないことなどから、八海山のコースの中でも新雪が降った後は常連が恐れる難コースの一つです。そこが踏み荒らされてボコボコになってるってのに、最初の落ち込みをジャンプして入った後、ほとんど曲がらないんだから・・・。
多分、この日のチャレンジコースを滑った後、「こんな所で曲がる気になりませんでした」なんて台詞を吐ける女性スキーヤーは、日本中でもこの人だけでしょうねえ。~o~;;;
ヘロヘロになるまで滑って、夕食後は土曜日恒例、常連さんの宴会でした。そんなワケでブログ更新なんて出来る余裕あるわけないっす。~o~;;;;;
日曜の今日は、一転して好天。ゲレンデに出てみると、ナント、チャンピオンコースが踏まれています。チャンピオンコースは、滅多なことではピステンの入らない急斜面。ワタシも、整地されたチャンピオンを滑るのは、20年以上八海山に通って、二度目か、多分、三度目。恐らく、このままでは地割れしそうだったので、新雪が降ったところで一度踏んでおこうという判断だったのでしょう。
何はともあれ、整地されたチャンピオンで練習出来るのは、車山での東京都予選を控えている身としては、最高のラッキーでした。車山ヴィーナスコースの急斜面に負けない急斜面はそうそうありませんから。
ジモティの友人AちゃんやBさんとビデオを撮りあって、最終チェックが出来ました。昨年、一昨年と、車山ヴィーナスコースの大回りで失敗した原因がやっと判った気がしました。斜度に負けて、右ターンの時の左足に荷重しきれていなかったため、右ターンの抜け出しで板が走らず、切り替えで立ち上がっちゃうんです。ナルホド、自分にこんな欠点があったとは。
昼食後、すでに荒れ始めてコブの出来かかったチャンピオンを大回り。けっこうスリリングです。人がいたのでズレを入れて少しスピードをセーブしたのですが、後から来たK嬢は遠慮なくビンビンにカービングしてきます。
この人、昨日今日と一緒に滑っている間に、メチャメチャ進歩してしまいました。ちょっとしたワンポイントアドバイスで目に見えて上手くなってしまいます。帰り際、ちょっと荒れかかった林間コースを大回りして降りたのですが、下で見ていた知らない人がK嬢の滑りを見て、「おっ、うめー!」と声を上げるほど。
ターンからの早い抜け出し、板の走り、しっかりした谷回りと深い内傾角、余裕のある上体の構え、鮮やかに二本残るシュプール、どれを取ってもエキスパートの証明ですからねえ。我が弟子ながらアッパレです。
「アイツ、去年、一級を二度も落ちてるんですよ」と説明したら、「あり得ねー!」と、またまた驚かれてしまいました。滑り降りて来たK嬢に、「女性ですよね」って聞いていたのには、ちょっと失笑してしまいましたが・・・。~o~
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コメント
いつもたのしくよませていただいています。
走らないから 切替でたちあがってしまう
うー なるほど これも 大切なポイントですね。
こんどためしてみよ
投稿: けん | 2009年1月26日 (月) 16時36分
ども、書き込みありがとうございます。
どうも、僕は、急斜面だとこのクセが出やすいようです。今日は、ずっとソレに気を付けて滑っていました。
十分板をたわまして走らせることが出来ると、非常に楽にクロスオーバー出来るんですが、板走らないと切り替えがツラいです。
投稿: Mumyo | 2009年1月27日 (火) 00時12分